烏ケ山(岡山遠征)
コースタイム
- 山行
- 20:10
- 休憩
- 10:20
- 合計
- 30:30
これが当たりで、一日快晴だった初日にいろいろ眺めのよいところをドライブできて大満足。この日は有名な湯原温泉に宿をとり、名物の砂湯露天風呂にも入れました。いいお湯で申し分なしの露天風呂ですよ。
二日目の朝にプチハイクのお許しをもらって、日の出ハイクで烏ケ山へ。
娘(二女)も結果的には同行してくれて、すばらしい日の出とモルゲンを堪能!この絶景には娘もテンション上がりまくりで、短い時間ながら充実した山を楽しめました。お宿の朝食時間8:30には10分遅刻でなんとか到着!
二日目は家族で鳥取砂丘へ!初めて散策しましたが、雄大な眺めと微粒子のような細かい砂の感触は独特で、楽しい。ただ超観光地化しているので、人の多さは如何ともしがたいですね。この日は三朝温泉に宿をとりました。ラジウムを含むというここの温泉は源泉が体にいいらしいです。源泉で炊いたおかゆも絶品でした。
最終日はあいにくの大雨!そこで鍾乳洞をめぐって、娘のアパートを視察し、帰りの飛行機へのるというプランに!鍾乳洞は満奇洞をチョイス。これが大当たりで、非常に美しい鍾乳石に感動しました。ネットで割引クーポンあり。これを使えば入場料は1000円からの100円引きです。空港で悪天のため出発が1時間遅れとなったが、無事戻ってこれたので、良しとしましょう。なにより90歳の母が喜んでくれたのと、仕事で疲れきって心配していた娘(二女)に会えて、元気を取り戻した姿をみれたのがこの旅行の目的でもあったので、良かったし、またほっと一安心しました。
天候 | 晴れ後高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹の被った箇所があり、降雨後や、早朝朝露がついた道では、雨具必須。倒木が1箇所道を塞いでいるが、迂回路ができている。峠より、1230mピークまでは道は明瞭なので、残雪期で無ければ、迷うところはなし。稜線に出てからは新小屋峠分かれまでは特に危険箇所はないが、急坂で一気に高度を上げる。別れから烏ケ山南峰頂上までは、一部崩壊箇所あるが、ここも迂回の踏み跡が明瞭で、迷う感じではない。 一旦下って烏ケ山北峰頂上までは岩場もある急坂で、高度感あるが、注意して3点支持で登れば特に危険は感じなかった。北峰頂上には大岩があり、ボルダリングでてっぺんまでいけますが、自信ない方は控えたほうがよいかも。フリクションは十分だが、ホールドが微妙で、バランス必要。慣れた人なら問題なし。この岩のてっぺんは半端無い開放感、高度感、360度大展望で感動します。 |
その他周辺情報 | 鍵掛け峠と鬼面台は大山展望のオススメスポットです。時間あれば是非立ち寄ってみてください。歩かずして展望楽しめます。 |
写真
感想
<烏ケ山登山について>
奥大山烏ケ山は宇多田ヒカルさんのCMで一躍有名になりましたね。それもあっていったいどんな山なんだろう?といろいろ調べていくと、意外に身近に見えてきた山でした。一時期登山禁止になっていたようで、おととしから解禁になったようです。
レコを検索からピックアップしていくと、まずアプローチが短い。標高差が450mと小さい。距離も片道2Kmと短い。東側の視界も地形図からすると見晴らしが期待できる。こんな点が日の出ハイクにピッタリとフィット!新小屋峠側からのほうが安全そうなので、暗闇を登ることを考え、峠からのピストンとした。レコで駐車スペースも3台分ぐらいあるとの事なので、時間の早い計画なら停められると判断。
稜線に出ればどこかでは日の出が見れる場所があるはずと読んで、出発を日の出時刻の1時間前と決め、4時スタートを目標とした。そのため湯原温泉を3時20分ぐらいに出発、途中コンビニで忘れた水を購入するロスがあって、峠到着が丁度4時過ぎとなってしまった。いろいろな準備で結局出発は4時15分と予定の15分遅れ。これが吉と出るか凶とでるか?
かなり早足で進み1230mピークに着いたのが35分後の4:50であった。日の出まであと15分。ここから稜線歩きになるが、ぶなの樹林帯で、眺望は望めない。ただ前方が少し開け、烏ケ山とそれに連なる尾根筋が眺められ、一旦下ったその先の小ピークが見えて、そのあたりから潅木帯になっているのが見て取れた。
あのピークまでいければ、日の出をおがめるかも!そこで娘にもう一段ねじ巻きして、あのピークまでがんばろうとハッパをかけた。約10分必死に急登を登り切って、小ピークに立つと、そこには絶景が待ってました!
ピークに着くと日の出の絶頂、ちょうど雲がいい具合に広がって、茜雲と変わっていくところであった。日の出の美しさもさることながら、少し進んだ地点からは、烏ケ山とその右に大山の稜線が見えるではないか?目の前の絶景にテンションmax!数分後太陽が完全に昇ると、思いがけずも、大山と烏ケ山を染めるモルゲンロートが待っていました。こちらは筆舌しがたいすばらしい色合い!二人してはしゃぎまくり、写真撮りまくり!これを見られただけでも、早起きして来た甲斐があったというもの。良かった!良かった!そのモルゲンも5分と立たないうちに太陽が雲の中へ隠れて、終焉幕となる。その後は高曇りのお天気で眺望はしっとりと落ち着いたトーンになった。
小ピークから分岐までは急登の連続。ただタムシバやヤマザクラ、タイセンミツバツツジなどが咲き新緑の真っ盛りで美しい。イワナシ、サンカヨウ、エンレイソウ、ショウジョウバカマなどの花々も咲き誇り、楽しいのぼりだ。やがて新小屋分かれに到着。ここまでくるともう頂上は指呼の先だ。ここでストックをたたんでしまい、両手を空けた状態で最後の急登にかかる。木々も背丈が低くなって眺望はすこぶる良くなる。南峰まで1箇所登山道が崩れた箇所あり、迂回路の踏み跡を辿る。南峰からは北峰と大山が並んで見える、定番アングル。新緑が美しい場所。一旦下って、最後北峰の登りは傾斜がさらに増して、両手、両足でよじ登る。木々の中なので高度感は余り感じないが、1箇所開けた場所あって、しっかりホールド確認しながら登っていくと頂上に導かれる。烏ケ山の標識あり。もちろん山頂独り占め、いや二人占めデス!
この頂上にもうひとつ大きな岩が鎮座しており、どうしてもてっぺんまで行きたくなりますね!基本ボルダリングでのぼれますが、ホールドが細かく、がっしりつかめる場所がすくないので、バランスで登る間隔です。娘はボルダリングやってるので、楽勝でてっペんまで登ってしまったが、私はびびりながら、なんとか娘の助言を借りて、てっペんまで行けました。岩の上はまさに超絶の絶景です。もちろん360度の大展望で、特に大山南壁がびっくりするくらい近くて大迫力です。
下りは往路を引き返し、ピストンとしました。新小屋分かれのどこかの岩が宇多田ヒカル岩なんだけど、どうしても同定できなかった。その付近で娘にポーズとらせてパチリ!雰囲気でました。帰り道1230mピーク付近でやっと本日はじめてのパーティーとすれ違い。その後数組とすれ違ったので、けっこう人気の山なんですね。
短い時間でしたが良い山を満喫できて大満足の日の出プチハイクとなりました。
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