青笹山俳句ing

2018年06月03日(日) [日帰り]

• GPS: 04:14
• 距離: 10.1km
• 登り: 828m
• 下り: 816m

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:206
• 休憩: 0:47
• 合計: 0:00

6:37 葵高原
7:08 7:17 新道分岐
7:31 7:40 風穴
8:41 8:45 稜線出合い
9:00 9:02 うつろぎ山
9:08 9:23 青笹山
9:27 9:28 うつろぎ山
9:44 9:44 稜線出合い
10:07 10:14 風穴
10:24 10:24 新道分岐
10:50 10:50 葵高原

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【道順・駐車場】
新東名新静岡ICの料金所を出て直ぐ、左手側道の「県道27号　井川 静岡市街」方面へ。
道なりに左方向に進んだら、左手に「ローソン 新静岡インター店」を見て信号「新東名入口」を左折、後は道なりに梅ヶ島方面へ。
渡(Do)の集落を越え暫くすると、右手から流れ込む沢を渡る短い橋「白澤橋」が出て来る。
橋を渡って直ぐ、右斜め前方に上がって行くアスファルトの上り坂に入る。
(「真富士の里」から約7km。手前に「有東木(うとぎ)」、「うつろぎ」等の看板有。)
ひたすら道なりに上って行くと、「うつろぎ」や有東木の集落を越え、狭い林道に入って行くが、ここもひたすら道なりに。
ラインが引かれ、看板もある駐車場らしい駐車場（山奥にしてはw）が出て来たら、そこが「葵高原」(約9台駐車可。おおよそ一般の人がイメージする所謂「高原」とはかけ離れているw ラインは薄くなっているかもしれないので注意。)

「葵高原」が満車の場合、そのまま走って行けば、突き当たり(正木峠方面への林道有東木線始点を左手に見る)に駐車スペース有。
（「葵高原」迄は歩いて5分程度。）

写真付の道順(白澤橋-葵高原間)はコチラw↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-461659.html

※.2018/06/03現在、見月茶屋前及び大河内橋架替え工事による片側一車線規制箇所有。

【別件】
・県道27号（井川湖御幸線）から口坂本温泉は、
　昨年は井川側からしかアクセス出来ませんでしたが、
今は反対に、そちら側がNGとなってしまっているようです。
http://www.okushizuoka.jp/info/article/post_8.html

【CVS/GS】
新静岡IC出てすぐなら「ローソン 新静岡インター店」、
その先の「ファミリーマート 静岡牛妻店」は言わずと知れた”最後のコンビニ”
なので、ネタ的にはこちらがオススメw
早朝、夜間に営業しているGSは無し。

【公衆トイレ】
平野手前で左に出て来る「真富士の里」は温水洗浄便座完備で激奨！

コース状況／危険箇所等

そろそろ里山はこんな季節です。

・ガレ場（枯れ沢）周辺に山蛭が出始めました。ガレ場に入ったら、風穴分岐手前の植林迄立ち止まらずに歩いた方が良いでしょう。

・稜線上で重爆撃機のようなスズメバチ一匹に警戒されました。

その他周辺情報

【下山後「食べるべき」もの】

・「うつろぎ」の「”冷たい”天そば」（普通盛：700円　大盛：800円）。
　そばも、わさびの葉の天ぷらも、椎茸の天ぷらも美味い！
　ここ最近2連チャンで私の注文を見て「そっちの方が良かった！」
　というお姉さま方にお会いしているので、敢えて一言。
　「冷たいそばが食べたかったから！」と天ざるを注文されてますが、
　よりインスタ映えするのは「天そば」の「冷たいの」ですからねッ！ｗ

[月〜金] 10:00〜15:00
[土・日・祝] 9:00〜16:00
第３火曜日定休の他、茶期や運動会時の休業をチェックの事。
http://utougi.hiho.jp/


・「見月茶屋」の「野生猪串焼」、「山女魚刺身」。
　少々お高いし、仕舞い時間も早目だけれど、一杯呑って帰るんならここだなッ☆
https://tabelog.com/shizuoka/A2201/A220101/22019401/


・「真富士の里」の「きんつば」。
　よもぎの香りの焼きたてきんつば♪
　パックを触ってみて、温かかったら買い！
　売り切れてても「きんつば焼いてない？」と聞いてみて下さい。
　焼きたてが手に入る可能性大♪
　ここも茶期には要注意！
http://www.okushizuoka.jp/100sen/spot/000141.html

写真

6/3 6:39

山あいの
小さな原に
人集い
これを称して
高原と言う

6/3 6:44

往時一帯
山葵の原で
あったなら
成る程これぞ
葵高原

6/3 6:49

代を積み
石を積み在り
山葵棚

6/3 6:59

噴流の
岩に絡みて
夏を引く

6/3 7:18

風雪の
痕を苔抱く
岩の園

6/3 7:20

ガラガラ ザクザクッ ガラガラ ザクザクッ
石も存外凝りが取れて喜んでいるらしい

6/3 7:42

陥ちて尚
砦守備する
鬼ぜんまい

6/3 7:47

数奇なる
生い立ちに掛け
耳澄ます

6/3 7:50

「特に無し」
それがヤマレコの
やり方か w

6/3 7:57

越え来たる
涼風に会う
支陵の肩

6/3 8:02

緑色
地球が選んだ
オート クチュール

6/3 8:14

Gaudiの
産まれる前から
あるカンバス

6/3 8:20

常しえに
ひしめく岩の
待ち行列
海へは随分待つのかい

6/3 8:24

山肌を
飄々流れる
草飛沫

6/3 8:26

ギュッとしててね
ギュッとしてるよ

6/3 8:29

水底の
文明示すか
海図石

6/3 8:34

幽霊の
正体見たりと
喧伝す
鳥の姿は
見えず終い

6/3 8:38

ゆっくりと
刻む命の
冷たさと
生き急ぐ手の
熱交換

6/3 8:42

水を分け
風を分け
人分け続ける
稜線出会い　（ピンボケorz）

6/3 8:46

羽虫の子
斜光に照り舞う
笹の園

6/3 9:01

対岸の
火事も見ていた
うつろぎ山

6/3 9:04

気層液層
混濁混じる
箱メガネ

6/3 9:04

青笹や
嗚呼青笹や
青笹や w

6/3 9:06

笹編みの
ケープを纏う
青笹山

6/3 9:09

ソラの碧
対流圏に
滲み渡る

6/3 9:10

高ドッキョウ
ホーホケキョウ w

6/3 9:10

天近し
蝿の門番
警戒中

6/3 9:11

私の身体の2%は相模川、
15%は霞ヶ浦、
83%は安倍川の伏流水で出来ている

6/3 9:31

プレートの
押して地殻の
波高し

6/3 9:41

「こんにちは」
無い稜線に
独り言つ

6/3 10:14

幼な子の
恐れもて下る
石の道　（ヒル怖いw）

6/3 10:31

山紫陽花
媚売る濃香
資生堂　（失礼orz）

6/3 10:35

陽光を
求めてかざす
葵傘

6/3 11:09

自然と共に営々とあれば
老いとは只刻に洗われる事

撮影機器：

GR II リコー

装備

備考

山蛭の季節に山蛭の居るポイントで、句を考え、スマホに入力する為に立ち止まり続けた結果、吸血されてるていたらくorz

山蛭のエキス、少量なら波紋で体外に排出可。

感想

holomania

山を歩けば歩くほど、頭空っぽ、何も考えなくなり、世間苦から逃れられます。
そうして経路は伸びて行き、遂にはウィークデーに支障を来し始めますw

風呂に浸かって考えました。「逆に浮き世離れした事あれこれ考えながら、ゆっくり登るってのはどうだろう？」「何を考える？俳句をつくりながら登るってのは！？」「句の心得が無い？良いんだよ！俳句だろうがキャッチだろうが、何か文字に捻くり出せば！」「心身鍛えつつ創作なんて、なんて高尚！正に暇を持て余した神々の遊び！インスタント松尾芭蕉ごっこ！」で、そのアイデアから逃れられずに青笹山に向かいました。

・歩きが全く捗りません！シロヤシオの比では無いです。水の消費量も1/3以下！
　（ものの上手はどうであれ、採卵場の雌鶏位ポコポコ産むのは得意なようですw）
・頭脳が凄く疲れます。何も考えずに長い距離を歩く方が全然良い！
・特にこれからの季節に不適な遊びである事この上ありません。
　そう！アイツの季節です！ヤラれちゃいました！

「句を詠めば
　苦も無く取り付く
　蛭下がり」

お粗末orz