↑谷沢川 ↓毒水沢 『 幻の小右衛門ノ滝 』

2018年06月08日(金) [日帰り]

• GPS: 07:07
• 距離: 12.9km
• 登り: 1,109m
• 下り: 1,075m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:13
• 休憩: 0:48
• 合計: 7:01

7:19 遊歩道入り口
8:03 8:05 大周り道標
8:10 8:10 入渓地点
8:17 8:30 入道沢分岐
9:58 10:05 小右衛門ノ滝 基部
10:40 10:40 毒水沢 合流地点
11:36 11:50 毒水沢 引き返し地点
12:44 12:50 毒水沢 大滝
13:30 13:36 毒水沢・遊歩道合流点
14:20 ゴール地点

軌跡地図上、スタート地点はログが飛んでいるようで ゴール地点と同じ場所からからスタートしています。

ログ取りは、山と高原地図アプリ版を使用のため
距離は通常より長く表示されています。(3キロ増し程度)

天候

晴れ→曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

関越道渋川ICから国道145号ロマンチック街道〜国道292号で草津温泉を通過後にある天狗山スキー場（無料）と隣接して手前にトイレのある大きな無料駐車場が利用可。そのすぐ先 橋を渡った後、「白根・芳ヶ平方面遊歩道入口」の看板のある遊歩道入り口前に駐車スペース1台あり。今回はここを使用。

コース状況／危険箇所等

＊白根山、湯釜は今も火山警戒地域があり
　志賀草津道路も通行止め区域あり　　　事前確認必要

＜登山口〜入渓地点＞
登山道は明瞭。大周りの道標地点より左手の細く分かりずらい作業道に入る。
数分歩くと懸垂することなく左下の沢に降りられる。
＜入渓地点〜小右衛門ノ滝＞
ぬめりなし快適な遡行が続く。途中ブヨがたくさんいた。
＜小右衛門ノ滝〜毒水沢へ＞
北側に流れる毒水沢へ向かって藪漕ぎ。等高線を確認しコース取りをする。
＜毒水沢＞
大きな滝には巻き道あり。
温泉辺りは酸性がとても強い。下山後は装備の水洗いを万全に。

写真

6/8 7:02

登山口手前の橋の上から眼下に見える谷沢川。先輩より解説あり。この先に沼があるらしい。

6/8 7:20

遊歩道入口にある案内板で今日のコースの説明を受ける。先輩は山岳部のベテラン。きっちりとしている。（先輩もこのコースは今日が初めて）

6/8 7:20

遊歩道入口スペースに2台縦列に駐車。通常なら1台のみ駐車可能。

6/8 7:21

すぐに案内板

6/8 7:40

キンギョクソウが群生

6/8 7:42

蟻の戸渡は左右に囲いがあり危険なし

6/8 7:45

常布ノ滝が見えた。

6/8 7:49

芳ヶ原方面へ

6/8 7:55

帰りに展望台に寄ってみよう。

6/8 7:56

分岐を芳ヶ原方面へ曲がると案内板。

6/8 7:58

ここも鉱山だったらしい。

6/8 8:01

常布ノ滝遊歩道分岐。崩壊しているらしく通行止め

6/8 8:03

「大周り」の案内板。ベンチあり。北東に折れる遊歩道へは進まず南西方向の細くわかりにくい作業道に入り入渓地点に進む。

6/8 8:05

6/8 8:08

少し進むと懸垂せずに沢へ降りられる。

6/8 8:09

沢への距離は短い。

6/8 8:11

入渓。

6/8 8:12

あまり綺麗ではない。水は冷たくなくヌメリ無し。

6/8 8:15

すぐに水量が増し沢らしくなる。

6/8 8:16

チャツボミゴケ

6/8 8:17

6/8 8:17

鉄分か赤い沢となる。

6/8 8:17

綺麗なので小休憩。

6/8 8:18

水も綺麗。この辺りからブヨがたくさん出現。Dの虫よけスプレーが威力を発揮。

6/8 8:19

6/8 8:19

西へ伸びる入道沢との2俣。左岸（右手）へ

6/8 8:30

6/8 8:31

ヌメリ無くかえって滑りにくい。

6/8 8:32

6/8 8:34

水量減

6/8 8:37

先輩「ウドがたくさ〜ん。でも天野君はいない」
すぐにはわからず。

6/8 8:44

6/8 8:45

6/8 8:46

6/8 8:48

赤ちゃん蛇2匹発見。

6/8 8:55

気持ちがいいので のんびりと遡行する。

6/8 8:56

苔むしった岩。

6/8 8:56

一部滑りやすい部分もあるが難しい滝はない。

6/8 8:57

6/8 8:59

6/8 8:59

6/8 9:07

6/8 9:07

6/8 9:08

6/8 9:11

この苔は全部チャツボミゴケ？？

6/8 9:11

ナメもあり

6/8 9:12

すごい岩壁が現れる。

6/8 9:14

今にも崩れ落ちそうな緑っぽい岩壁

6/8 9:25

今までに見たことの無い感じの沢。

6/8 9:25

6/8 9:25

おっと！！　前方に巨大な岩壁が姿を現す。

6/8 9:33

6/8 9:35

ベテランは服を選ばず。そういえば・・・白毛門〜巻機でお会いしたベテランの方もジャージだった。

6/8 9:34

テカテカ。

6/8 9:36

苔むしりはピークに

6/8 9:40

岩壁がそびえ立っている。

6/8 9:41

う〜ん！！　凄い

6/8 9:44

近くに見に行っていいと指示をいただき

6/8 9:48

後方には草津の街並み

6/8 9:52

6/8 9:57

6/8 9:58

6/8 10:00

先輩「地図によるとここらに「小右衛門ノ滝」があるはずなのにな。この地図間違ってるのかな。今までも間違って記載されてるのがいくつかあったからな・・・」

6/8 9:58

実はこの時　ここが「小右衛門ノ滝」だとは思わなかった。

6/8 10:04

巨大岩壁の基部を北側に藪漕ぎし毒水沢を目指す。

6/8 10:05

背の高い笹とシャクナゲの薮。

6/8 10:07

トラバースと下りはいいけど、枝が下向きに倒れている登りの藪漕ぎは苦労する

6/8 10:09

尾根に上がる。

6/8 10:17

さっきの岩壁を左に。

6/8 10:17

結果論：この尾根をそのままもう少し登っていればここからの藪漕ぎが少なく毒水沢に下りられた。

6/8 10:18

北に流れている毒水沢に向かい北東気味に藪漕ぎで下降していく。

6/8 10:19

笹よりシャクナゲや枝木の比率が多くなり足を捉えられる。顏にも枝がビシバシ当たる。

6/8 10:28

北側に毒水沢が見えた。下降するにはまだ距離がある。

6/8 10:30

6/8 10:33

どんどん近くなってきた。

6/8 10:33

かき分け進む。

6/8 10:38

先輩「ここから下りるよ〜。ここなら落ちても怪我しないから」

6/8 10:39

6/8 10:40

6/8 10:40

毒水沢に到達。上方

6/8 10:40

下方。ここで休憩。

6/8 10:44

流れる水はぬるく所々から温泉が湧いている。硫黄臭はそれほど感じない？？？

6/8 10:45

暑くて足を浸せられない。

6/8 10:45

湧き出す温泉は高温。

6/8 10:49

6/8 10:49

6/8 10:50

6/8 10:51

6/8 10:51

6/8 10:54

赤で4と書いてある湧き出し口。

6/8 10:55

あちぃ！！

6/8 10:57

6/8 11:10

6/8 11:16

左岸を巻く。

6/8 11:16

下降は懸垂かな

6/8 11:17

落ち口から

6/8 11:18

赤い岩が出てきた。

6/8 11:20

6/8 11:26

6/8 11:26

6/8 11:35

6/8 11:40

色々あって、今回にはここまで。休憩

6/8 11:51

下降開始。

6/8 12:11

さっき左岸を巻いた滝は懸垂下降。

6/8 12:12

6/8 12:13

水はぬるく、目に水が入りしみて痛い。

6/8 12:13

シュリングとカラビナ2つで先輩に作っていただいたハーネスにDamのルベルソを装着し20mシングルロープで下降。

6/8 12:22

2番手のDはカラビナとプルージックで歩きながらの下降。カメラを強酸性の水に濡らしたくないためDのリュックに入れてしい画像は無し。

6/8 12:23

先輩は自前の簡易ハーネスにロープ回収のため20mダブルで降りる。

6/8 12:33

シュリングを持ってないと歩きずらい

6/8 12:40

6/8 12:40

6/8 12:41

谷沢川から合流してきた地点を通過し・・・

6/8 12:42

下降を続ける。

6/8 12:43

大滝の落ち口

6/8 12:45

ここには左岸にロープ付きの巻き道があった。

6/8 12:47

アカモノ。カメラを変えたので写りがいい。

6/8 12:47

大滝と先輩

6/8 12:48

pi-ti

6/8 12:48

Dam

6/8 12:50

ここからは優しい沢が続く

6/8 12:52

6/8 12:55

7の珈琲をかけて強制勝負。
3番手のDが落ち様にpi-tiのリュックを引張り巻き添え落下。Dが先輩に珈琲をご馳走決定！！

6/8 12:56

穏やかで綺麗

6/8 12:56

6/8 12:59

石をはめ込み作ったかのような素敵な沢床。

6/8 12:59

振り返ると大滝が見える。

6/8 13:00

ここで大きな岩が崩れドボン。まだ酸性が強い。おNEWのカメラ大丈夫かな・・・　D:戻ったらよく水洗いすれば大丈夫だよ。

6/8 13:21

6/8 13:22

着物の帯のような縞模様の岩

6/8 13:24

水量は減り

6/8 13:28

あっという間に遊歩道からの入渓地点に到着

6/8 13:31

やっちゃったっと思ったら　鍵ちゃんとあった。よかった〜！！

6/8 13:33

遊歩道を下って下山します。

6/8 13:35

道祖神。初めて見た。

6/8 13:42

6/8 13:56

常布ノ滝展望台から見た滝

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough オリンパス

OLYMPUS Tough TG-5 オリンパス

装備

共同装備

20mロープ2本・7ｍ補助ロープ

感想

pi-ti

＜小右衛門の滝＞
・群馬県草津町中央部を流れる谷沢川に懸かる落差70mの段瀑である。
（滝ペディアより）
・水量豊富な時期にだけ姿を現す本当の意味での「幻の滝」
　　http://blog.livedoor.jp/urayamaex/archives/2990240.html
　　　　　より抜粋。


今回は2年ぶりに先輩と3名での沢登り。
安全面など基本に忠実な沢登りを通して色々なことを学びました。
長年の経験から編み出した技術はすぐに真似できるものでもないけれど少しでも習得し取り入れていければと思います。またメンタル面を警告‣注意されたので、慎重さを根本から考え直さなければならないと反省しました。これからの沢・山に生かして行きたいです。

2つの異なる沢を巡り変化のある景観をゆっくりと楽しみました。
毒水沢は初心者でも楽しめる沢だと思われます。

いつか、あの巨大岩壁から 水しぶきをあげ ゴーゴーと落ちてくる水の流れを
この目で見てみたい。