十国峠(日金山)・岩戸山
- GPS
- 03:59
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 812m
- 下り
- 876m
コースタイム
日金山登山口 09:35
東光寺 10:30
十国峠 10:45-10:50
東光寺 11:00
岩戸山 11:20-11:35
岩戸観音 11:40
七尾峠 12:10-12:15
湯河原駅 13:10
天候 | 曇りのち時々晴れ。気温は高めで風は弱く、この時期としては過ごしやすい1日でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2007年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
湯河原駅 09:00-(箱根登山バス)-09:09 落合橋バス停 (帰り) JR東海道本線 湯河原駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
下記の区間はいずれも一般登山道で、特に注意を要する箇所はありません ・落合橋バス停 〜 日金山登山口 〜 東光寺 〜 十国峠 ・十国峠 〜 東光寺 〜 岩戸山 〜 七尾峠 ただし、岩戸山頂上の北側にある岩戸観音に寄り道する場合には、急坂や不安定なトラバース道を通ることになるので、足元注意でした。 最後になって、七尾峠から湯河原駅へ向かう道の入口が分からず、登山地図の赤線ルートとは異なる、少し怪しげな道に入ってしまいました。 すぐに赤線ルートと思われる道に合流できたのですが、そちらの道は至って明瞭でしたので、逆方向に歩く分には問題ないのだと思われます。 ※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。 ※GPS導入前なので、ルートは推測です。 |
感想
湯河原駅から乗ったバスを落合橋で降りて、橋を渡ってしばらくは車道を歩きます。
すぐに道端に丁目石を見掛けるようになって、これが1丁(約100m)または半丁ごとに現れて道案内をしてくれました。最後が四十二丁目になるようです。
車道歩きは十九丁目の先までで、そこにある登山口の標識に従って右手の山道に入ります。
傾斜は概ね緩やかで、木段の箇所が多いのがやや煩わしく感じられる程度。いくつかの沢を絡めて進む道中では、小さな滝が見られる所もありました。夏でも涼しさが感じられるルートなのかもしれません。
二十八丁目で林道を横切ると、以降はやや勾配が増していき、四十丁目の先で岩戸山からの道を合わせて尾根に乗れば、東光寺はすぐそこでした。
東光寺の先は再び車道となって、少しだけ急な坂を登ります。
姫の沢公園や日金山霊園のある高台に出て、行く手にケーブルカーの十国峠山頂駅が見えてくると、あとは草原の中のほぼ平坦な道を進むだけとなりました。
十国峠は十国と五島が見渡せる展望の場所らしいのですが、薄曇りのこの日は遠くの景色は霞んでいて、近くの山々が眺められるにとどまっています。
平日で時間もまだ早いためか、周囲に人の姿はほとんどないこともあって、少々さびしい景色でした。
十国峠から東光寺まで、来た道を戻ってから、今度は岩戸山を目指して、ほとんどアップダウンのない道を進みます。
頂上直前で「頂上への近道」の標識に従って左へ入った先が、唯一の登りらしい登りでしたが、それも長くは続かず、割とあっけない感じで頂上に到達しました。
人が多ければすぐに混み合いそうな狭い頂上ですが、平日だけに2組のご夫婦が先着していただけで、まだ空きのあったベンチに腰かけて休んでいきます。
相変わらずの曇り空のため、こちらでも景色のほうは今ひとつでした。
岩戸山を後にして、岩戸観音に立ち寄ってから下山することにします。
山頂から下り始めると、すぐに手作りの分岐標識があって、岩戸観音への分岐道が始まりました。
道はかなりの急降下で、延々とロープが張られているほどですが、足掛かりが豊富にあるため、路面のコンディションが悪くなければロープを使わずに下れる程度でした。
岩戸観音は、岩をくり抜いた中に祀られている、ささやかな観音様でした。
そのまま道なりに進んで元の道との合流点を目指しますが、その先は急斜面をトラバースする道が一部滑りやすくて注意を要するため、最初の急降下よりも遥かに危なっかしく感じました。
元の道に戻れば、広くて勾配の緩やかな坂が、山道の終わりまでずっと続いていました。これならば、こちら側から登るのは楽ちんでしょうね。
七尾原で舗装道路に下りると、やがて道の両脇に企業の保養施設が並ぶエリアに入ります。
すでに路線バスの経路上にあって、もしも疲れていれば、あとはバスに乗って熱海駅へ向かうことも可能です。そこそこ本数もある路線で、ちょうど歩いている最中にもバスとすれ違いました。
T字路となっている七尾峠まで来たところで、少々迷ってしまいました。その付近に湯河原方面へ下る山道の案内がなかったのです。
T字路の左手側には目立たない小さな案内板があって、右に約100mの所に門川へのハイキングコースがあると書かれていました。
持ち歩いていた地形図には門川という地名が見当たらず、それが湯河原方面に当たるのか分からないものの、「山と高原地図」でも登山ルートの赤線はT字路の右手側に書かれているので、まずはその道を探してみます。
T字路から斜めに右前方へ向かっている砂利道が気になったのですが、その道を示す道標がない上に、なんか行き止まりっぽく見えて、そこは見送ってしまったのですが、後から思えばその道が正解である可能性が高そうでした。
T字路の右側には、ほかにはそれらしい道がなかったのですが、地形図ではT字路の左側にも山道が描かれていて、その道は容易に見つかりました。
少々荒れていて歩きにくい道ですが、草が刈られるなど一応の手入れはされている様子なので、構わずに進んでいくと、やがて右から来た別の道と合流します。
その右からの別の道のほうがしっかりしていたので、そちらが「山と高原地図」の赤線ルートに違いありません。やはりT字路の右側をしっかり見極めたほうが良かったようです。
その後、道はみかん畑の中に入っていき、左手にNTTの反射板のある所で山道が終わると、以降は舗装道路になります。
最後は、時々海を見ながら急坂をぐんぐん下るようになり、国道に出てしまえば、あとは市街地の中を駅へ向かうだけでした。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2007_01_03/mt2007_01_03.html#20070207
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