記録ID: 150270
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ハイキング
阿蘇・九重
阿蘇山〜九重山
2011年11月17日(木) [日帰り]
- GPS
- 11:30
- 距離
- 47.8km
- 登り
- 1,567m
- 下り
- 1,379m
コースタイム
阿蘇ロープウェー下駅730〜上駅900〜中岳1100〜高岳1130〜下山〜駅1330〜車移動〜九重牧ノ戸峠1500〜久住山1700〜下山〜牧ノ戸1900
天候 | 晴れ〜高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ロープウェーは休業。わずかな道路が有料で830から営業。その前に地形図に従って左側の登山道を登ったが、途中で廃道に。登山禁止エリア(噴煙のため)に入り込んで上で怒られた(何のこっちゃ)。上からは登山道に従って、砂千里から稜線、中岳、高岳往復。 中岳の方まで登ってくるのは、半数が外人さんだったのに驚いた。欧米系白人で、たまたま一緒に歩いたのは年配スウェーデン夫婦。2週間の日本旅行で、東京〜京都〜広島〜熊本と新幹線で、どうもバスで阿蘇まで来て、トレックスニーカーみたいので登っていた。元気だなあ。「スウェーデンにはこんな険しい火山はない」そうだよなあ。隣のノルウェーンはあるけど。 そういえば、阿蘇駅にも白人パッカーがうろうろしていたし。観光産業日本も人気あるし、老いぼれた日本人観光客よりも外人の方が元気がある。それに平日観光地は修学旅行ばかりだというのも、なんか問題。 明日は雨らしいということで、あわただしく九重に移動して、牧ノ戸峠から夕刻に久住山へ。日没前にどうにか頂上へ。由布の双耳峰が見えて、後ろに傾山も。阿蘇も近い。九州の山も面白い。 |
写真
撮影機器:
感想
小学校の教科書に阿蘇が載っていて、草千里の放牧がどうしたと、世界一の自然遺産がそこにあると、大いに存在を自慢していたものだが。最近はどうやら知床かどこかにとって代わられているが、阿蘇のあの美形のカルデラの中に、阿蘇市はじめ都市が存在していることが、世界に誇る遺産だと今でも思う。例えるなら、雪庇の下に都会が形成された人間たちの不思議を感じる。それは文化遺産であり、考古学上の遺産である。正面に外輪山を見るなら、背後に中央火口丘がある。周囲を山に囲まれた火口の中に、何で都市が存在しえたのか。深田久弥さんもそんな阿蘇に驚いていたが、阿蘇が世界一の理由はまさにそれである。
そういう自然遺産は、昭和の初めから地元の観光業者にも宣伝遺産であって、どこにもありがちな安っぽい観光施設は大いに興ざめたことは、仕方のないことであるが。わずかな晴天利用で二か所に登ったが、阿蘇の観光は二度目であったことも理由で、九重の方に、新鮮な感動があったのだが。
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