記録ID: 1507044
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ハイキング
中国山地東部
岡山県津山市 天狗岩&三十人ヶ仙 急登報われる展望&動植物
2018年06月24日(日) [日帰り]
Machapuchare
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 04:07
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 716m
- 下り
- 707m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 4:05
9:03
24分
倉見演習林入口
9:27
9:27
55分
天狗岩&三十人ヶ仙登山道分岐
10:22
10:25
41分
天狗岩登山口
11:06
11:06
2分
天狗岩登山道&稜線合流点
11:08
11:22
30分
天狗岩頂上
11:52
11:52
10分
三十人ヶ仙登山道&稜線合流点
12:02
12:09
9分
三十人ヶ仙頂上
12:18
12:18
14分
三十人ヶ仙登山道&稜線合流点(2回目)
12:32
12:32
24分
三十人ヶ仙登山口
12:56
12:56
12分
天狗岩&三十人ヶ仙登山道分岐(2回目)
13:08
倉見演習林入口
天狗岩からのパノラマ展望や、旬の動植物観察を楽しむコース
歩行距離9.5km、歩行時間3時間40分、歩行数17,900歩、消費カロリー1,780Kcal
歩行距離9.5km、歩行時間3時間40分、歩行数17,900歩、消費カロリー1,780Kcal
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天狗岩登山口<写真16>から天狗岩頂上<写真18〜26>、三十人ヶ仙頂上<写真28〜30>を経て三十人ヶ仙登山口までは、両サイドに木と根曲がり竹(チシマザサ)が生えた展望のほとんど効かない日陰道です。天狗岩登山道のほうは標高1030m辺りから急で滑りやすいので、雨後などは上りのほうが安全です。ちなみに、今回スルーしたチャレンジコースのほうは、濡れていると崩れてきて絶対に登れないと言われています。 登山道以外は砂利の林道で沢沿いが多く、やはり大半が日陰です。 天狗岩登山道は、標高1030m辺りから急で滑りやすい黒土道になります。ステップは切ってありますが、濡れていると歩き難く、シカが派手に滑った跡も見られました。 標高1100m辺りにチャレンジコースとの分岐があったようですが、気づかずスルーしてしまいました。ほぼ4年前は、小雨の翌日にここを下山中のチャレンジャーが降ってきたことがあります。幸い、お怪我はなく、ご挨拶して先に下りていただきました。ただし、かなり崩れてきてしまったので、最後に通った連れは、根曲がり竹を掴んで腕力に頼ってなんとか登れた状態でした。チャレンジコースは、濡れているときは上り下りともに苦難のコースとなるようです。 天狗岩正面登山道をそのまま進むと、標高1160m辺りから左(南側)に大岩が現れ、さらに急になりました。ステップはあるものの滑りやすい黒土道に切った根曲がり竹が散乱し、足の踏み場に困るほどでした。とりあえず足を置きたい所だけ端にどかして歩きました。ほんの数分間の辛抱でしたが、標高1185m辺りで歩きやすくなったときにはほっとしました。 その他、コース状況の詳細は、周辺情報下欄の添付ファイルで確認できます。 |
その他周辺情報 | 黒木キャンプ場が近くにあります。流し台&ガス台、トイレ&バス付きの10人用バンガローが1泊10,250円で利用できるなど、大自然の中で1日ゆっくりと過ごすには、お薦めの場所です。今回、帰りに前を通ったら観光バスがありました。 |
ファイル |
(更新時刻:2018/06/25 16:11)
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下(厚手)
軍手
雨具
スパッツ
日よけ帽子とフード
雨用帽子
登山靴(防水加工)
靴ひも予備
アタックザック
ザックカバー
地形図
コンパス
マップケース
筆記用具
携帯
時計(防水)
タオル
カメラ
飲料水(スポドリ&茶)
水筒(保温)
非常食(栄養補助食品)
スマホ(山使用可能)
eTrex30(GPSナビゲーター)
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---|
感想
アプローチが不便な山のせいなのか、登山者が少ない山域ですが、中国地方の山百選(中国新聞社発行)の中で、岡山県で二十座選ばれたうちの一つです。 また、新ルート岡山の山百選に選定されています。
最初に訪れた天狗岩は天狗大岩とも呼ばれ、山上にある大岩に天狗が棲んでいたという伝説に因んで名が付いたようです。最後の高度差200mぐらいは修行としか思えない急坂でしたが、この天狗岩の上に立ち、天狗目線で景観を楽しんだときは、それまでの苦行が報われ、気分爽快でした。
続いて天狗岩から稜線を北上し、三十人ヶ仙(さんじゅうにんがせん)を訪問。珍しいこの山名は、昔この山で砂鉄を掘っていたところ、山が崩れて30人の鉱夫が生き埋めになったことに因んで付けられたようです。11〜16世紀に全国随一の鉄(たたら)生産地になった地域ならではの伝説です。 現在はウグイスやエゾハルゼミの鳴き声がよく聞こえるくらいで、とてものどかです。
写真以外にも動植物を観察できました。 特に鹿が多い山域です。不用意に登山道に出てきた鹿が我々に遭遇し、驚いて根曲がり竹(チシマザサ)のヤブの中に飛び込んでいきました。その馬力(鹿力)と轟音たるや、想像を絶するほど強烈でした。慌ててヤブをのぞきに行ったら、少し隙間があり、鹿の姿はどこにもありませんでした。おそらく、我々が同じヤブに入っていったら、30分で100m程しか進めなかったでしょう。 滑りやすい急斜面では派手に滑っていることもありますが、やはり山歩きでは我々はとてもかないません。山の先輩たちに感心しながら無事に楽しい山行を終えました。
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