尾瀬笠ヶ岳 花の散歩

2018年07月01日(日) [日帰り]

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

尾瀬戸倉駐車場（1000円）からシャトルバス（980円）で鳩待峠へ

コース状況／危険箇所等

　山開きで至仏山登山解禁日。笠ヶ岳方面にはいく人も少なく、登山道は明瞭ですがカモシカの蹄痕がたくさんありました。
　笠ヶ岳直下の岩場はざれており、唯一注意が必要。

写真

登山届を出して出発。多くの人は原に向かいますが、我々は至仏山方面を。今日から解禁です。

すぐにマイズルソウやゴゼンタチバナのお出迎え

大きなダケカンバ。ガスが晴れてきそうです。

原見岩から燧ケ岳と雲海の下には尾瀬ヶ原遠方。夏山の始まりです。

オヤマ沢田代から至仏山方面。コバイケイソウが咲き始めました。

至仏山には向かわず笠ヶ岳方面へ。

悪沢岳通過、特にピークはなかった。ぬかるみに気を付けしばらく森林帯を行きます。カモシカの蹄痕がたくさんあり。

小笠直下のトラバース道、ここからフラワーロードです。

チングルマやツマトリソウ、ハクサンイチゲなど、笠をめざして快適な道です。

チングルマ

笠ヶ岳南東面、見上げると斜面一面がお花畑

コイワカガミ

ヨツバシオガマとホソバヒナウスユキソウ

湯の小屋方面分岐。笠ヶ岳山頂を目指します。

ミヤマムラサキ

タカネバラ

山頂から奥利根、越後の山

小笠方面

片藤沼

邪紋岩帯にしか咲かないと言われるホソバヒナウスユキソウ。あちこちに咲いていて踏まないように注意。

片藤沼から燧ケ岳遠望

タテヤマリンドウ

ダイモンジソウ

ジョウシュウアズマギク

コバイケイソウも咲き始めは可憐

ウラジロヨウラク

イワイチョウ

ハクサンイチゲと燧ケ岳

ゴゼンタチバナ

ミツバオウレン

ベニサラサドウダン

オヤマ沢田代　ワタスゲ

オヤマ沢田代から日光白根方面

コイワカガミ

雲海の晴れた尾瀬ヶ原、燧ケ岳、奥に会津駒か

笠ヶ岳を振り返って。静かな山旅でした。

鳩待峠に戻りました。定番の花豆ソフトをいただき、帰りには花咲温泉で汗を流し帰路へ。お疲れ様でした。

感想

swanneck

　尾瀬鳩待峠から笠ヶ岳をめざしました。解禁日に朝いちばんに出発したため、悪沢岳分岐以降は足跡がなく、カモシカの蹄痕だけでした。森林帯にもたくさんの花が迎えてくれましたが、尾根筋に出てからはまさにフラワーロードです。花に癒されながら、夏山を満喫しました。
　笠ヶ岳直下の岩場にはウスユキソウが群生しており、足の踏み場に困るほどで、谷川岳周辺より多くみられるようです。この自然をいつまでも残したいものです。