前黒法師岳(寸又三山)

2010年05月03日(月) [日帰り]

• GPS: 06:47
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,506m
• 下り: 1,503m

コースタイム

7:43寸又峡温泉駐車場-8:16飛龍橋-8:30前黒法師岳登山口-9:55栗ノ木段-11:04白ガレの頭-11:57前黒法師岳山頂12:30-13:07白ガレの頭-13:50栗ノ木段-14:40前黒法師岳登山口-15:30駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

寸又峡温泉駐車場(静清バイパス大代ICより国道473号線を川根方面へ。県道77号線を寸又峡温泉方面に)

コース状況／危険箇所等

登山ポストは飛龍橋先の分岐に。

写真

5/3 7:43

7:43駐車場発。

5/3 7:50

寸又峡プロムナードコース入口。温泉宿泊客がちらほら散歩している。

5/3 8:15

大井川水系独特のエメラルドグリーンの水面。

5/3 8:11

アーチ型の鉄橋は飛龍橋で高さ70m。原型は昭和8年竣工。かつて森林軌道のトロッコが走っていたが、今は営林署専用の林道で一般車は通行不可とのこと。

5/3 8:16

飛龍橋。ここからの景観は足がすくむ。ここをトロッコで走るとは・・・橋を造るのも通るのも命懸けだったことがよく分かる。

5/3 8:18

橋の先でプロムナードコースと別れ登山口へ。

5/3 8:30

登山口は崩壊気味だった。

5/3 8:48

急坂をしばらく登った所に湯山集落跡がある。6軒の集落で、わさび栽培や林業を生業にしていたらしい。奥には温泉(湯山温泉)と旅館もあったとか。

5/3 9:15

所々に石垣があり、割れた茶碗など、生活の痕跡が確認できる。

5/3 8:55

こんなものをどうやってここまで持ってきたのか不思議でならなかったが、木型をここで造ってセメントを流した、というのが道中考えた結論。

5/3 9:31

湯山林道出会。

5/3 9:55

栗ノ木段。寸又峡はツガ・ モミ・ヒノキ・スギなどの原生林に覆われているが、源流部は、日本全国に5ヶ所しかない原生林自然環境保全地域に指定されているとのこと。知りませんでした。

5/3 10:49

イワカガミ群生地。見頃は5月頃だとか。

5/3 11:04

白ガレの頭。

5/3 11:28

光岳だろうか、数少ない展望。

5/3 11:57

前黒法師岳山頂。木々が刈り払われて明るいが、たいした展望はない。カメラのメモリ不足で記録は終了となる。

追記。靴を180°に脱いでテントの上で背中も隠さず寝袋に包まっている。どうしたらこうなるのか。昨夜会長がテントに入っていくのを確かに確認したがその後何が?

撮影機器：

EX-Z90 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

skspy780

GW中盤、仲間内でBBQをしてテン泊、その足で南アルプス深南部、前黒法師岳へ。寸又三山で最も標高があり、アプローチも長い。周辺はツガ・ モミ・ヒノキ・スギなどの原生林が多いとのことだが、鬱蒼とした森で展望もさしてないコースという印象だった。しかし大井川源流部は日本に5つ、本州唯一の原生自然環境保全地域でツガを主とする温帯針葉樹林、亜寒帯針葉樹林が特徴という。登る前に知っていればと後悔した。
今回は春山登山の感覚からペットボトル1本で入山したが、思いのほかの陽気と前日の深酒でたちまち渇水状態に。行程が長く、水場もないコースのため水は多めに携帯する必要がある。帰りの飛龍橋からは一般の観光客が非常に多く、ちょっと場違いな格好の私は、肩身の狭い思いで下山した。