当尾石仏の里巡り〜浄瑠璃寺〜岩船寺

2011年11月27日(日) [日帰り]

• GPS: 07:01
• 距離: 8.1km
• 登り: 343m
• 下り: 342m

コースタイム

9:16　JR奈良駅前
　　　　浄瑠璃寺行きバス
9:45　浄瑠璃寺前
　　　　浄瑠璃寺拝観
10:45　浄瑠璃寺前のあ志びの店にてぜんざいをいただく
11:15　当尾の石仏巡りへ
　　　　　長尾の阿弥陀仏
　　　　　たかの地蔵　
　　　　　大門の仏谷阿弥陀摩崖仏
　　　　　首切れ地蔵
　　　　　籔の中三尊仏
　　　　　あたご灯籠
　　　　　カラスの壺二尊
　　　　　唐臼の壺
　　　　　眠り仏
　　　　　わらい仏
　　　　　八帖岩
　　　　　不動明王立像
12:45　岩船寺
13:15　貝吹き岩
　　　　石仏巡り　　　　　　　
　　　　　三体地蔵
　　　　　弥勒摩崖仏
　　　　　水呑み地蔵坐像
14:46　バス停浄瑠璃寺前JR奈良駅前に乗車　
15:15　近鉄奈良駅バス停で下車
　　　　奈良公園〜東大寺二月堂〜興福寺五重塔〜JR奈良駅前散策　　　
　　　　　

天候

曇り時々晴れ
気温15℃前後

アクセス

利用交通機関：

バス

JR奈良駅前
浄瑠璃寺行き急行(奈良交通バス)￥570
　終点:浄瑠璃寺前

コース状況／危険箇所等

特に危ない個所はなくハイキングコースとしてよく整備されています。
トイレは、浄瑠璃寺前駐車場、浄瑠璃寺、岩船寺にあります。
駐車場は浄瑠璃寺前、岩船寺前にあります。
石仏巡りはルートが紹介されていて、チラシは自由に見られます。
浄瑠璃寺、岩船寺ともに周辺に飲食店あります。
また無人スタンドも多数、旬の野菜や佃煮、漬物、柿やミカンなど販売しています。

浄瑠璃寺拝観料\300
岩船寺拝観料\300
　両寺とも国宝、重要文化財級の仏像、三重塔など訪れる価値あります。
　極楽浄土信仰などによって整えられた境内、配置、花の寺としても有名です。

両寺ともバスの便が少なく事前に調べておく方が良い。
だいたい1時間に一本の割合。
JR奈良駅、近鉄奈良駅経由バスは奈良交通バス
JR加茂駅からコミュニティバスが廻っています。

鄙びた山里を歩いて石仏を探しながら歩く…この地での信仰心を覗えると共に
古刹の素晴らしい仏像を拝観できるのはなかなか楽しいものです。

写真

11/27 19:03

浄瑠璃寺参道

11/27 19:47

浄瑠璃寺山門

11/27 19:06

本堂と紅葉

11/27 19:51

三重塔に紅葉

11/27 19:10

この堂の中には薬師如来がおわします。

11/27 19:10

池越しに本堂。

11/27 19:55

紅葉と水面に映る色。

11/27 19:12

ススキと池の向こうに三重塔

11/27 19:13

お寺の猫は自由気まま

11/27 19:15

この時期に蝉の抜け殻!?

11/27 19:13

本堂に9体の阿弥陀仏がお座りになっています。

11/27 19:15

池の左側が此岸
右側が彼岸だそうです。

11/27 20:01

あ志びの店
とろろ定食とかおいしそうです。が
甘味を求めてぜんざい食べたい!

11/27 19:16

ぜんざい￥600
冷えきったからだに優しいお味。

11/27 19:17

石仏巡り
道路脇に長尾の阿弥陀仏

11/27 20:13

たかの坊地蔵
無縁仏がたくさん。
(写すのもどうかと…(~_~;)

11/27 19:19

柿の実がたわわに。

11/27 19:20

よく見れば二つずつ並んで成っているよう。

11/27 19:20

竹林を抜けて峠に出れば
鮮やかな色。

11/27 20:15

大門の仏谷阿弥陀摩崖仏

11/27 20:15

巨大な花崗岩に2.5mの阿弥陀如来が彫られている。

11/27 20:17

これは野イチゴの一種?

11/27 20:18

小屋の板壁に芸術的な蔦の彩り。

11/27 19:22

首切り地蔵の説明文

11/27 20:19

首が細いかな?
ここに刑場があったらしい?

11/27 19:23

やぶの中三尊の説明

11/27 19:23

りっぱな仏様たちです。

11/27 19:23

あたご灯籠
面白い形。

11/27 19:24

竹林とたわわな柿の木の里道。

11/27 19:25

からすの壺二尊説明文

11/27 19:25

からすの壺二尊の阿弥陀如来。

11/27 19:25

左側に隠れるように地蔵菩薩様がいらっしゃいます。

11/27 19:25

唐臼の壺

11/27 19:26

水がたまっているけど
何のための穴?

11/27 19:27

当尾の鄙びた風景

11/27 19:27

紫式部もあります。

11/27 19:28

みんなでお弁当広げて楽しそうな
熟年グループ。

11/27 20:33

八帖岩

11/27 19:28

何だか転がり落ちそう。

11/27 19:29

こんなに大きい!

11/27 20:34

ここの登りは結構きつい。
岩船寺へ行く登り道。

11/27 19:29

眠り仏の説明

11/27 19:30

頭の部分だけ出ています。

11/27 19:30

わらい仏の説明

11/27 19:30

確かに微笑んでいたので
微笑み返ししました。

11/27 20:36

一願不動明王像
「みんな幸せでありますように!」

11/27 19:29

岩船寺の参道に石風呂?
僧侶が身を清めたらしいです。

11/27 19:30

岩船寺山門。

11/27 20:37

十三重塔の石塔
綺麗に重なっています。

11/27 20:37

岩船寺三重塔
浄瑠璃寺の三重塔と共に美しき佇まい。

11/27 19:32

三重塔の四隅の垂木を支える隅鬼

11/27 19:33

魔除けだそうです。
どことなくユーモラスですね。

11/27 19:34

岩船寺三重塔の裏山を登って
貝吹き岩と言われる展望台へ。

11/27 19:34

貝吹き岩は大きな花崗岩が横たわっていました。
人が座っていたので写真撮れず…・

11/27 19:35

貝吹き岩からの眺め。
向こうの山は生駒山かな?

11/27 19:37

再び石仏巡り
三体地蔵。

11/27 19:37

石仏は元々そこにある花崗岩に彫られたようです。

11/27 19:37

弥勒摩崖仏の説明

11/27 20:49

線刻が薄くなってきています。

11/27 20:50

コスモス健在。
東北と違って暖かいんですね。

11/27 19:38

浄瑠璃寺から細い暗い道を登って下って
水呑み地蔵へ

11/27 19:38

水呑み地蔵の由来
今も地下水がこんこんと湧き出ています。

11/27 19:38

お地蔵さまが座っていますね。

11/27 19:38

奈良に戻ってきて
東大寺周辺を歩きました。

11/27 19:40

二月堂からの夕暮色

11/27 20:54

釣り灯籠が夕日に映える。

11/27 20:55

二月堂。
ここでお水取りの行事が行われます。

11/27 19:42

紅葉と土塀

11/27 19:42

イチョウの絨毯と鹿と夕日

11/27 19:43

池に映る紅葉とサギ

11/27 20:58

最後に五重塔を見て今日はおしまい。

感想

meiken

浄瑠璃寺の阿弥陀仏が大好きだ。
九体の阿弥陀様の前に座ってじっと見つめるだけでいい。
住職の説明を聞きながら
この阿弥陀仏を作った時代と製作者の思いとその時代の民衆の心のよりどころを偲ぶ。
九体の阿弥陀仏は表情が微妙に違っている。
自分好みの仏様の前で佇んでいると
荘厳な雰囲気の中で気持ちが癒され浄化していくようだ。

昔
私がまだ学生だった頃
友達と一緒にこの地を訪れ、浄瑠璃寺、石仏巡り、岩船寺と歩いた。
その時は今のように観光客もさほど多くなく
鄙びた田園風景と山の中に石仏を探して歩くのが楽しかった。
その友達とは今は音信不通。
年月の移り変わりの中で彼女は今どうしているのだろう?

里山の長閑なハイキング
休日だったのでハイカーたちがたくさんいたが、
京都の喧騒に比べれば静かでのんびりと歩けるコースである。
石仏は各所に点在しているのでゆっくりと一日かけて廻るのもいいかもしれない。

コメント

Spring

いいですね！
寺社巡り、心が落ち着きそうです。
でも私、きっとこのコースを１日で回りきれないかも
中尊寺の経蔵前に２時間居座ったぐらいですから…
奈良は、東大寺しか行ったことがありません。
いつか浄瑠璃寺にも行ってみたいです。

meiken

いいですよ！
おはようございますSpringさん。
大丈夫、一日ゆっくり時間かけて廻れます。
奈良は東大寺以外、いっぱい名所があります。
今回は
“歩く”にこだわったコースなのですが
たくさんのハイキングの方々がどこにでもいました。
山とは違って里なので一人でも安心して歩けます。
浄瑠璃寺、きっとSpringさんなら何時間も佇むのでは？
写真撮影禁止なので
しっかりと目に焼き付けるまでご覧になってください。