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Yamareco

記録ID: 1530643
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

普通の登山者の五竜岳(遠見尾根から)

2018年07月18日(水) 〜 2018年07月19日(木)
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コースタイム

1日目
山行
5:15
休憩
1:28
合計
6:43
7:50
16
アルペン平
8:06
0:00
36
地蔵の頭
8:42
8:49
20
<休憩>
9:09
9:14
49
小遠見山
10:03
10:20
2
<休憩>
10:22
0:00
56
大遠見
11:18
11:30
38
<休憩>
12:08
12:40
55
五竜山荘
13:35
13:50
43
五竜岳
14:33
五竜山荘
2日目
山行
3:00
休憩
0:30
合計
3:30
6:18
81
五竜山荘
7:39
7:49
46
大遠見
8:35
8:55
53
小遠見山
9:48
アルペン平
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
前日にエスカルプラザ近くのホテルに宿泊。2日間でのんびりと登ってきました。このところ、ものすごく足の速い人たちの記録が多いように感じますが、この記録はごく普通の登山者が登った記録です。
コース状況/
危険箇所等
道は大変良く整備されています。岩場もたくさんありますが、いずれも傾斜はさほどなく、高度感もあまりありません。一番怖いのはザレ場でスリップすることでしょうか。でも慎重にゆっくり行けば普通の登山者であれば問題ありません。それよりも、ここ数日は猛烈な暑さで熱中症に要注意です。実際、私が登った時も熱中症らしきものでフラフラになって小屋にたどり着いた女性がいました。
その他周辺情報 エスカルプラザには日帰り温泉あり。¥650(タオルは別売)。私が行ったときは平日で時間が早かったせいもあって、誰も入ってませんでした。
テレキャビンの終点、アルプス平の展望。白馬3山から唐松岳、五竜岳がパノラマ写真のように見えました。
2018年07月18日 07:39撮影 by  SH-M04, SHARP
3
7/18 7:39
テレキャビンの終点、アルプス平の展望。白馬3山から唐松岳、五竜岳がパノラマ写真のように見えました。
最初は高山植物園の中を登っていきます。展望リフトを使えば地蔵の頭の直下までいけますが、所要時間はあまりかわらにと思われます。
2018年07月18日 07:53撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/18 7:53
最初は高山植物園の中を登っていきます。展望リフトを使えば地蔵の頭の直下までいけますが、所要時間はあまりかわらにと思われます。
地蔵の頭からの五竜岳。まだまだはるか遠くです。
2018年07月18日 08:05撮影 by  SH-M04, SHARP
7/18 8:05
地蔵の頭からの五竜岳。まだまだはるか遠くです。
小遠見山まではゆるやかな登りです。小遠見山の山頂からは鹿島槍から五竜に続く稜線がくっきり見えました。
2018年07月18日 09:09撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/18 9:09
小遠見山まではゆるやかな登りです。小遠見山の山頂からは鹿島槍から五竜に続く稜線がくっきり見えました。
同じく小遠見山から見た五竜岳〜唐松岳の稜線。
2018年07月18日 09:09撮影 by  SH-M04, SHARP
2
7/18 9:09
同じく小遠見山から見た五竜岳〜唐松岳の稜線。
大遠見付近からの五竜岳。だいぶ近づきました。小遠見から大遠見までは登りと下りの繰り返しで高度はあまり稼げません。
2018年07月18日 10:22撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/18 10:22
大遠見付近からの五竜岳。だいぶ近づきました。小遠見から大遠見までは登りと下りの繰り返しで高度はあまり稼げません。
こんな雪渓もあります。暑いので雪解け水を飲んだら、おじいさんに「大腸菌がいるからダメ」といわれてあきらめました。
2018年07月18日 10:37撮影 by  SH-M04, SHARP
7/18 10:37
こんな雪渓もあります。暑いので雪解け水を飲んだら、おじいさんに「大腸菌がいるからダメ」といわれてあきらめました。
大遠見から1時間ほどでこんな岩場が現れます。写真でみるとすごい岩場に見えますが、傾斜はなく問題ありません。
2018年07月18日 11:28撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/18 11:28
大遠見から1時間ほどでこんな岩場が現れます。写真でみるとすごい岩場に見えますが、傾斜はなく問題ありません。
これも前と同様。おなじような岩場が5〜6ケ所ありますが、いずれも傾斜はなく簡単です。
2018年07月19日 06:35撮影 by  SH-M04, SHARP
7/19 6:35
これも前と同様。おなじような岩場が5〜6ケ所ありますが、いずれも傾斜はなく簡単です。
それよりもこんな急なザレ場のほうがいやらしい。さいわい階段がついているので、楽に登り下りできますが、なかったら苦労するでしょう。
2018年07月19日 06:51撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/19 6:51
それよりもこんな急なザレ場のほうがいやらしい。さいわい階段がついているので、楽に登り下りできますが、なかったら苦労するでしょう。
ここまで来ると小屋まであと少し。
2018年07月18日 11:56撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/18 11:56
ここまで来ると小屋まであと少し。
小屋に到着。山頂までまだ距離はありそう。
2018年07月18日 12:36撮影 by  SH-M04, SHARP
7/18 12:36
小屋に到着。山頂までまだ距離はありそう。
小屋で手続きをしてから、山頂めざして出発。最初は山腹を斜めに登っていきます。
2018年07月18日 12:59撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/18 12:59
小屋で手続きをしてから、山頂めざして出発。最初は山腹を斜めに登っていきます。
20分ほどでいよいよ岩場になります。
2018年07月18日 13:12撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/18 13:12
20分ほどでいよいよ岩場になります。
G1峰をトラバース気味に登り、ザレ場の道を少しいくと最後の本峰の岩場になります。さすがに白岳手前の岩場より傾斜はありますが、ホールド、スタンスは豊富にあるので、楽しめます。
2018年07月18日 13:56撮影 by  SH-M04, SHARP
7/18 13:56
G1峰をトラバース気味に登り、ザレ場の道を少しいくと最後の本峰の岩場になります。さすがに白岳手前の岩場より傾斜はありますが、ホールド、スタンスは豊富にあるので、楽しめます。
岩登りが終わるとキレットからの道と合流します。ここからはやせ尾根を少しあるいて山頂です。
2018年07月18日 13:31撮影 by  SH-M04, SHARP
7/18 13:31
岩登りが終わるとキレットからの道と合流します。ここからはやせ尾根を少しあるいて山頂です。
山頂です。ちょうどガスの切れ間から剣岳が迎えてくれました。
2018年07月18日 13:34撮影 by  SH-M04, SHARP
5
7/18 13:34
山頂です。ちょうどガスの切れ間から剣岳が迎えてくれました。
剣岳。どっしりとして貫禄たっぷりです。
2018年07月18日 13:52撮影 by  SH-M04, SHARP
3
7/18 13:52
剣岳。どっしりとして貫禄たっぷりです。
韓国の人もやってくるのでしょうか?
2018年07月18日 13:35撮影 by  SH-M04, SHARP
7/18 13:35
韓国の人もやってくるのでしょうか?
岩場の下り始めはこんなです。見た目ほど傾斜はありません。岩に尻を向けて豊富なホールドに腰掛けるような感じで下っていけます。
2018年07月18日 13:55撮影 by  SH-M04, SHARP
1
7/18 13:55
岩場の下り始めはこんなです。見た目ほど傾斜はありません。岩に尻を向けて豊富なホールドに腰掛けるような感じで下っていけます。
この女性は単独でキレットから来られたそうです。ストックはしまった方がいいですが、持っていても降りられます。
2018年07月18日 14:07撮影 by  SH-M04, SHARP
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7/18 14:07
この女性は単独でキレットから来られたそうです。ストックはしまった方がいいですが、持っていても降りられます。
小屋が見えてきました。
2018年07月18日 14:29撮影 by  SH-M04, SHARP
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7/18 14:29
小屋が見えてきました。
五竜山荘の前にはこんな看板が立ってました。
2018年07月18日 14:34撮影 by  SH-M04, SHARP
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7/18 14:34
五竜山荘の前にはこんな看板が立ってました。
この女性は遠見尾根で私を追い抜いて行きました。彼女は一人でテントを担いでいたのに・・・
2018年07月18日 15:31撮影 by  SH-M04, SHARP
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7/18 15:31
この女性は遠見尾根で私を追い抜いて行きました。彼女は一人でテントを担いでいたのに・・・
小屋から見た遠見尾根
2018年07月18日 17:09撮影 by  SH-M04, SHARP
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7/18 17:09
小屋から見た遠見尾根
日本海に沈もうとする夕陽
2018年07月18日 19:09撮影 by  SH-M04, SHARP
3
7/18 19:09
日本海に沈もうとする夕陽
沈みました
2018年07月18日 19:12撮影 by  SH-M04, SHARP
7/18 19:12
沈みました
翌朝のご来光です。ちょっと雲がかかってました。
2018年07月19日 04:45撮影 by  SH-M04, SHARP
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7/19 4:45
翌朝のご来光です。ちょっと雲がかかってました。
朝日に輝く五竜岳
2018年07月19日 06:22撮影 by  SH-M04, SHARP
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7/19 6:22
朝日に輝く五竜岳
西遠見まで降りてきました。西遠見も大遠見もピークではありません。
2018年07月19日 07:15撮影 by  SH-M04, SHARP
7/19 7:15
西遠見まで降りてきました。西遠見も大遠見もピークではありません。
これを”だいとうがい”と呼んだ女性がいました。確かに”見”が”貝”のようにも見えます。
2018年07月19日 07:37撮影 by  SH-M04, SHARP
7/19 7:37
これを”だいとうがい”と呼んだ女性がいました。確かに”見”が”貝”のようにも見えます。
名残を惜しみます
2018年07月19日 08:34撮影 by  SH-M04, SHARP
7/19 8:34
名残を惜しみます
テレキャビン乗り場に着きました。展望リフトに乗ると少し登ってくることになります。
2018年07月19日 10:00撮影 by  SH-M04, SHARP
7/19 10:00
テレキャビン乗り場に着きました。展望リフトに乗ると少し登ってくることになります。
リコーダーで、とてもきれいな曲を奏でていました。アルペンムードいっぱいのところに、年配の団体客が到着して・・・ その人たちもとても嬉しそうでした。
2018年07月19日 10:09撮影 by  SH-M04, SHARP
7/19 10:09
リコーダーで、とてもきれいな曲を奏でていました。アルペンムードいっぱいのところに、年配の団体客が到着して・・・ その人たちもとても嬉しそうでした。

感想

とにかく暑い山行でした。遠見尾根はほとんど日影がなく、終始強烈な太陽にさらされます。初日は水を3リットル飲みました。
夕方19時過ぎ、熱中症でダウン寸前の方が山小屋に到着しました。本人は自分が熱中症になったということが信じられない様子でした。
山小屋は平日ということもあってすいてました。しかし、定員は7.5畳の部屋に何と16人と書かれてあり、ビックリ。山小屋が避難場所の要素を持っていることは十分理解できますが、そんな緊急避難が必要になるのは、いったいシーズンに何回何人あるでしょうか。定員を減らし、予約をコントロールすることで何とか快適な山小屋滞在ができるようになることを期待します。若者の山離れを少しだけ減らせるかもしれません。毎度、山小屋に泊まるたびにそう思います。でも、五竜山荘の山小屋の方たちはとても親切で、決して従業員の問題ではないことを付け加えておきます。

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