思い立ったが草戸山
- GPS
- 01:55
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 363m
- 下り
- 362m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はほとんどなし。 但し前日の雨で、三沢峠から梅ノ木平への下りはぬかるみが多かった。 |
写真
感想
窓から差し込む明るい日差しに目が覚め、「そうだ、山に行こう!」と思いたったのが11時。この時間から行ける山は自ずと限られる。ということで、遅い朝食のあと高尾山口に向けて自転車をこぎだした。とはいえ今回のターゲットは高尾山ではない。この季節、この快晴では観光客がごった返しているに相違ない。よって今回目指すは、高尾山の向かいにあり、人気・知名度共に今一つの穴場、草戸山である。
案の定、高尾山口はお祭り騒ぎだったが、草戸山への登山道は静かなものだった。時折すれ違う人たちも山歩きに慣れたベテランばかりで、高尾でよく目にする騒がしい学生の一団等は見当たらない。周りにこんなに良い山がたくさんあるのになぜ高尾山にばかり人気が集中するのだろう。とはいえ、そのお陰で静かな山歩きが満喫できるので文句はないのだが。
草戸山は400mにも満たないの小さな山だが、登山道は小さなアップダウンを繰り返すため意外と歩き応えがある。山頂までのシングルトラックは木の根が張り出している場所も多く、なかなかテクニカルなコースでもある。ランナーとしてはそれらを軽快に捌くのも、楽しみのひとつであり、その意味でも申し分ない。
草戸山山頂は展望こそ木々が遮って今一つだが、明るく開けている。ベンチが幾つも設置されており、休憩するにはもってこいだ。展望台から僅かに覗く八王子の市街を眺める人、地図を片手にお弁当人、部活の練習なのかサッカーのジャージ姿で次々に駆けていく高校生。それらを横目に見つつ、私も持ってきた大福をほうばる。
帰りは三沢峠から梅ノ木平へと下る。時間があればこのまま南高尾山陵を縦走したいところだが、それは別の機会に譲る。下山道は谷道となるため、前日の雨が水溜まりとなり、所々沢のように流れていた。それらを飛び越えながら駆け下りるのもスリリングで面白い。だがその区間は短く、すぐに林道に変わってしまった。
下山後、甲州街道を高尾山口まで戻る途中、建設中の圏央道の高架を潜る。願わくば高尾の豊かな自然がこれ以上破壊されませんように。
2時間足らずの山行だったが、晩秋の自然を堪能できたことに満足し、帰路に着いた。
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