九州の百名山完登未遂 〜 阿蘇山は強風のため撤退
- GPS
- 02:09
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 384m
- 下り
- 364m
コースタイム
天候 | 曇り・台風接近による強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
3日目(29日・日曜日)
他の宿泊者(トレラン大会参加者)も含めて4時半に起床、気を遣わなくて済むのはラッキーだ。自分一人だけ阿蘇山に向かう。有料道路は空いていない時間なので下の無料駐車場から歩き出す。先行者(長野・飯田からの人)がスタートしたのを見ていたので心強かった。
遊歩道から風が強く、また、火山ガスの臭いがして確かに喉がいがらっぽくなる。砂千里ヶ浜に入ると強風で飛んだ砂が痛い。帰りはやや向かい風になることもあって、だんだん不安になる。ぐるっと回り込んで急登に差し掛かるとガスの臭いは薄れた。足場はやや良くないが、ペイントマークを追って登っていく。
急登が終わる頃に先行していた2名が引き返してきた。稜線(中岳の火口縁)に登ると風が強くて進めないとのこと。一応そこまでは行くことにしたが、気分的にはかなり戦意を挫かれて撤退する気分になっていた。
確かに風は強く安全を考え素直に引き返すことにしたが、後から考えるともう少しその場に留まって作戦を考えた方が良かったのかも知れない。中岳山頂までCTで25分、そこから高岳まで20分だから、一人旅でなければ頑張れたかな。
砂千里まで戻ってきたところで次第にすれ違う登山者が出てきて、こちらは強風で撤退した旨を伝えたが多くは自分と同じように「行けるところまでは行ってみて判断」としたようだ。そうなると、何人かは山頂まで行ったのではないだろうか・
レコをアップすれば分かるかもしれないが・・・・。
まあ、そう判断したのだからしょうがない。無事であったことは何より、また来れば良いさ。阿蘇山だけだったら、山ノ神殿と観光に来たついでにでも登れるだろうし。
早々に下山してしまったのですることが無い・・・少し時間をつぶしてから観光コースの阿蘇火山博物館に立ち寄り(まあそれなりだが展示物は割と古い感じ、3Fの地震の写真が生々しかった)、ガスも出てきたのでそそくさと温泉(前日と同じウィーナス)でノンビリと温泉に入った。
ランチはこれも昨日のマグマ食堂へ。気になっていたつけ麺をオーダー、強風で雲が流れる阿蘇山を眺めながら過ごした。
14時くらいに宿に戻り、あとは仮眠などで時間つぶし。\350で出してくれる夕食が7時頃、台風の動きがさらに悪く翌日の天気予報もあまり良くない(風が強い)ので、何をするか考えなければならないな。
バンクルームは少なくともじゃらんで予約できる3枠は埋まっていたはずだが、フランス人グループを個室に案内したためか、今日も貸し切りとなって快適だった。
最終日4日目(30日・月曜日)
雨の音がして早出を出来る天気ではなく、7時半頃までベッドでグダグダ。飛行機は朝から(機体修理で運休の1便を除き)台風の影響もなくちゃんと飛びそうだ。8時半時点では火口の見学コースもクローズド(濃霧だったらしい)だったので、パワースポットと言われる神社などを巡ることにした。
肥後の国一之宮である阿蘇神社は地震の影響で社殿が倒壊し修復中。通り雨が抜けたので阿蘇市側の登山口である仙酔峡に行って見ようと車を走らせる(もしかしたらこちらのルートから登れるかもなどと思っていた)。しかし、復旧工事のため通行止めでたどり着けず。道の駅で昼食を摂ってから、次は修復中の熊本城にでも行こうかと思っていたら、火口の見学コースがオープンになっていることが分かり、再び山頂広場へ。
今日は有料道路で上がることも出来たが、時間が余ってどうしようもないので無料駐車場に停めて歩いて登る。昨日以上に風が強いので、やっぱり今日の登頂は無理だったなと思いつつ、一般観光客として中岳火口のスケールを確認した。
それでも時間はまだたっぷりある。白川水源などを回り、久木野の道の駅で時間を潰し、最後は空港を眺められるポイントで調整して18時過ぎにレンタカーを返却、空港到着は出発の2時間前だった。
チェックインと夕食(馬刺し山掛け丼)、お土産をいろいろ買ってラウンジで時間調整。ここのラウンジは缶ビール1本に加え焼酎の試飲サービスがあり、つい飲みすぎてしまいがち。飛行機は空いていて快適だったが、機体変更があったためWi-Fiサービスが無かったのが残念。
【1日目】祖母山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1541939.html
【2日目】久住山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1542033.html
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