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記録ID: 1543881
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トレイルラン
大雪山

第6回大雪山ウルトラトレイル

2018年07月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
09:45
距離
75.4km
登り
2,052m
下り
2,038m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:35
休憩
0:10
合計
9:45
距離 75.4km 登り 2,052m 下り 2,055m
4:00
284
スタート地点
8:44
8:54
291
13:45
ゴール地点
天候 雨のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前半は雨が降ったり止んだり
2018年07月22日 07:39撮影 by  SO-04G, Sony
7/22 7:39
前半は雨が降ったり止んだり
後半は急に晴れてきてちょっとだけ暑く感じた
2018年07月22日 11:53撮影 by  SO-04G, Sony
7/22 11:53
後半は急に晴れてきてちょっとだけ暑く感じた
撮影機器:

感想

スタート時間の4時は明るく気持ちよかった。

天候は微妙だったが、寒くても暑くても対応できる用意と準備はしてきたのでその辺の心配はしてなかった。むしろ、トレランの場合ザーザー雨が降ってくれた方がやる気が出る。

今年はスタート位置が舗装だったので変な感じだったが、これも新しい大雪山ウルトラの姿なのだろう。そんな物思いにふけっている間に号砲は鳴った。


スタートからしばらくは白滝の市街地を走り、町はずれの林道に入った時大会車両が猛スピードでやってきて、先頭集団がUターンしてきた。

どうやらスタートからロストしたらしい。しかも全選手。おかげでその瞬間我々最後尾集団は、先頭集団となった。

当然、先頭集団たちが我々を抜いていくのだが、思いのほかそのペースは速くない。やはりモチベーションが上がらないのだろう。

A1(7km) 1時間19分

最初のエイドに着いても4.5km程余計に走っているのでペースがよく解らない。とりあえず、喉が渇き始めていたので水をしっかり飲み、バナナをつまむ。

A2(19.5km) 2時間59分

なんだかんだでここまで累積で400m位は登っているので、意外と疲労感が漂う。
思わずコーラを飲んでしまうが、炭酸の後は胃が重くすぐには走れない。ちょっとだけ歩く。

A3(26km) 3時間56分

ここまでの区間は結構山の中で、雨が降ったりやんだりすると少し涼しく感じる。ただ、急な上り下りもあるでペースは乱れそうになるが、何とか地道に頑張る。

次の登山口までの6kmをあと1時間で行かなくてはならないが、ここからは一気に400m以上の高低差を登らなくてはならないので、気が抜けない区間だ。

周りの選手たちは集団ロストがあったので、制限時間の延長があるだろうと予想して、少し歩き始めている。

私も15〜30分くらいの延長はあるだろうと思ったが、まずは本来の時間内に間に合うよう、登りもまぁまぁ頑張った。

登山口まであと1kmくらいの位置で、先頭集団がまたUターンしてきた。えっ!?っと呆気に取られていると「登山口で折り返し〜」と教えながら走っていく。

「えーー」と「ホッ」が半々気持ちだったが、私の本来の力は山の中に入らないと発揮できないので、レース的にはもったいなかったなぁ。

A4(32km) 4時間51分

平山登山口の本来の制限時間には間に合ったが、この後はどのコースを通るのか、制限時間などはどうなるのか…よく解らない。

ただ、登山口で折り返すということはこれ以上高いところに登ることはない。しっかり栄養と水分を摂ると私はとにかく下った。

しばらくは5分ペースで下り、下りが落ち着いたところにA2エイドがあった。ここでようやくこの日変更となったコース図を見ることとなった。

ここから温存していたポールを使い、途中から40kmコースと合流して本来の終盤コースに入るようだが、その40kmコースもまぁまぁ上り下りのある舗装路で意外と厄介だった。

ただ、途中で昨年まで通っていたコースを逆走しているのに気が付き、相変わらず熊の出そうな雰囲気満々だった。

前日に購入したドクターショールのインソールは思ったよりは役に立っていたが、後半になると足の指が踏ん張れず少し痛みも感じた。

WS 7時間33分

さっきのA2エイドにあったコース図で大体の距離は書いてあったが、もはやその距離もちょっと信用しがたい感じがした。どうも距離と時間が全く合わないので、エイドまでの間隔がよく解らない。

コース変更があったのだから仕方のないことだが、これは意外と厳しい現実だった。

しかも、この後通る高速をまたぐ場所ではかなり新鮮な熊の糞が沢山あった。こんな普通っぽい道にも熊が来るんだ。さすが白滝。

A7 8時間14分

いよいよ最後のエイドでメロンアイスが貰えた、が私がもらうと「あと4人分だよ」と言われ、後半の人たちは可哀そうだなぁと本気で思った。

ここからゴールまでは10km程なのだが、エイドの看板には「あと16km」と書かれていた。これには結構参った。まだそんなにあるんだぁ!という気持ちで一瞬テンションは下がったが、私は地道に登った。

実際、この後の林道はラストスパートするには厳しい登りが続く。なぜかこの頃になると快晴になり、気温も徐々に上がりだした。

私の頭の中ではまだ10km位ある計算だったが、いきなり「あと3km」の看板が目に入る。

「嘘〜!」いや、まだこれは信じてはいけない。きっと本当は10kmくらいあるんだと思いながら走っていたが、どう考えても白滝の市街地に入りつつある。

やっぱりゴールは近いのか?と感じ始めると、ようやくスパートし始めた。

ゴール 9時間45分

最後は予想外に早くゴールが現れ面食らったが、とにかくいろんなことがあった1日が終わった。本来であれば、例年通り山岳部でゴボウ抜きして大幅に順位を上げる予定でいたが、ただただ残念と言うしかない。

まずは、いい天気の中何事もなく笑顔でゴールできてよかった。

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