美瑛岳 なかなか遠い山

2018年08月07日(火) [日帰り]

• GPS: 09:18
• 距離: 14.7km
• 登り: 1,345m
• 下り: 1,309m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:46
• 休憩: 1:41
• 合計: 10:27

6:44 望岳台
7:41 7:41 雲ノ平分岐
8:58 9:13 ポンピ沢徒渉地点
10:10 10:25 美瑛岳分岐
11:20 11:30 美瑛富士分岐
12:54 13:30 美瑛岳山頂
14:22 14:32 ポンピ沢徒渉地点
16:15 16:30 雲ノ平分岐の少し手前
17:11 望岳台

　毎度おなじみのGPSデータの不調で実際より歩行距離が少し長い。GPS本体では14.2kmとなっているのに、、、
　PCにデータ転送した時、PC側でそれを受け取るソフトの不具合だろう、多分。米国製のマイナーGPSなのでそのソフトのバグ修正版は期待しないでいる。

天候

快晴、山頂やや風が強い、気温は多分10度以下。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

望岳台駐車場。十勝岳防災シェルター（とてもきれい24H利用できるトイレあり）入り口に入山名簿あり。

写真

スタート前、望岳台から見える十勝岳。2年前に登った時より噴煙が多いように見える。

十勝岳への登山道から左に分岐して噴煙を上げている前十勝の中腹を左側に巻いて行くと美瑛岳が見えだす。チョット傾いて見える山頂部どこかで見た覚えがある。それにしても遠いわ。

ポンピ沢の渡渉地点から凡そ標高差200mのキツイ登りを終えて来た道を振り返る。涼しいのでほとんど汗がでなかった。

美瑛岳の左を巻いて行くと美瑛岳・美瑛富士の山裾の間に（多分）東大雪の山が見えだす。

（多分）東大雪も好天のようだ。

美星富士山頂・オプタケシテ山・美瑛岳山頂分岐点の標識。
ほぼ判読不能。全周見通しが良いのでこうなっても何も支障はないなぁ。

いよいよ美瑛岳の山頂部を登り出す。ニセピークは無さそう。遠くから見えた時、この山頂部がどこかの山に似ていると思ったのだがまだその山がどこなのか思い出せない。

山頂に近づくと数人の登山者が山頂に居るのが見えた。

山頂の岩稜直下、十勝岳、富良野岳、そして遠くに芦別岳が見える。登り始めた時見えた富良野市街地あたりの雲もいなくなっていた。

同じ地点から左を見る。日高・十勝方面は雲がかかっている。

12:54山頂到着。遠回りしたとはいえ随分と時間がかかった。

東大雪〜大雪東部。この左側（大雪旭日岳方面）も写したのだがまたカメラが保存をさぼったようだ。

左手に美瑛の爆裂火口がチラリと見える。山頂から少し身を乗り出すともっとよく見えそうだが怖いので止めておいた。

帰路は望岳台〜白銀温泉〜美瑛市街地経由で遠回りして札幌に帰ることにした。美瑛町・上富良野あたりで十勝の山並みがパノラマ状によく見えた。西日のためか草木無しの十勝岳に残雪があるように見えるのが面白い。

8/8 21:36

これが昆布岳。

感想

k163

　先月、富良野岳に初めて登ったが途中から天気が悪くがっかりしたが、今日は終日好天、1500m地点の気温は7度〜10度、風速3〜7の天気予報。涼しいのでそれほど汗はかかないと思ったが体力強化中なのでザックの重しとしてタップリ水・食べ物を持ってスタートした。
　初めての山で寝不足気味なので山頂まではいつもより休憩を長くとり、余裕があれば美瑛岳の前にすぐ左側の美瑛富士にも登ろうかと思ったが、そばまで行ってパッとしないその形とそこまで来るのに思った以上に時間がかかったので美瑛富士はパスして美瑛岳だけ登った。
　山頂に着いて少ししてから風が強くなり手袋を履きたくなるほど指先が冷たくなったが、そこで十勝岳経由で登ってきた名古屋のソロの方と周囲の眺望を楽しみながら割と長く話しをした。名古屋は毎年夏は熱帯状態で夏に沖縄に避暑に行く！！方もいるとか・・地球温暖化か、一体どうなってしまうのかと心配になって来る。この方この美瑛で2山目、明日以降天気が悪いので予定が立たないと困っていた。この方以外にも今の時期、遠くから北海道に来ている方々は沢山いると思う。気の毒に思う。
　帰路、雲ノ平分岐の少し手前まで戻って腰を下ろし、周囲の景色を見ながら今日の登山を振り返る。美瑛岳は山頂までなかなか遠いが登山道が変化に富み途中の眺望も、山頂からの眺望も面白いので来て良かった、また登りたい山になったなぁと思っていたら、登りはじめた時から気になっていた、美瑛岳がどの山に似ているのかを思い出した。
　それは昆布岳。そうなのだ、優美な山裾を広げて山頂が少しピュっと妙な角度に傾いて見える所が