キジ谷〜小笠峰〜焼石ヶ原〜ゆずり葉台
rxk00250
その他1人 コースタイム
- 山行
- 2:33
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 2:53
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
（帰り）「エデンの園」停留所から阪急バスで阪急「逆瀬川」駅へ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
「キジ谷」について （1）この谷は「社家郷山」の西側に位置しており、取り付きは「社家郷山キャンプ場」の広場の西の端にあるので、ここを横切って通過していく必要がある。取り付きには大き目の道標がある。 （2）取り付き地点からすぐに幅広の上り道に出るが、その道はルートではないので進まないよう注意。幅広の上り道を横切るような形でさらに西へ進むと、木の階段道があるのでそこを進むこと。 （3）谷に降りるまでの間の山道は細くて、踏み跡も不明瞭で迷いそうな個所が多いので、赤色の木製案内板やテープマーキングを良く探して歩く必要あり。 （4）後半の登りは沢の中や沢のすぐそばの踏み跡を歩くことになるが、沢の中でも石ころや落石が散乱しているので歩きづらい。動く石も多いので転倒に注意。 （5）沢を上る途中で、3箇所ほどロープ場の急斜面がある。 「小笠峠」周辺について （1）小笠峠のある県道81号は先の豪雨被害のため、車両通行止めとなっていた。よって解除されるまでの当面は安心して歩けそう。 「焼石ヶ原」について （1）緑の植生がかなり増えてしまっていて、やや印象が様変わりしつつある。 （2）道には岩や石がかなり増えて、歩きづらくなっていた。 |
写真
「キジ谷」へ向かうには社家郷山キャンプ場の横を通らないといけないが、車道から鉄扉を抜けて管理棟へ向かうのではなく、この写真の石階段のところから山中に入って西へ進んだほうが良い（管理棟から出てきた良く分からない人に声をかけられずに済むだろう）
「キジ谷」にはキャンプ場の広場のすぐ西側にあるここ（＝案内道標が立っている）から西へ下って進んでいくのが一般的なようだ（もっと南側からも通じている道があるようだが、無駄に遠回りすることになるし管理棟に近づくことになるので）
すぐに広い道に出会うが、そこから広い道沿いに北へは向かわずに、そのまま道を横切って写真のこのあたりからさらに西へ分け入って行くのが正解
ほどなくして「キジ谷」ルートを示すこのような赤色のプレートが見つかる。この先、正しいルートには時折りこの赤色のプレートがあるので頼りになる
1
「社家郷大滝」は直登できないので、右側（左岸側）の第二のロープ場から巻いて越えていくのだが、ここの急斜面がかなりきついので足腰にはちょっと負担あり
最後の堰堤が少々難関。左岸側からも右岸側からも越えようと思えば越えられるが、安全を考慮すると、虎ロープが掛かっている右岸側がお薦め
本来ルートは右折しての急下りだが、下りきると「小笠峠」のある県道へ出る。この日は車両通行止めがされていた（ハイカーは自由に進めそう）
装備
| 個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
|
|---|
感想
今回は同行者とさんさん悩んだ末、同行者がまだ未踏の「社家郷山・キジ谷ルート」を登ることにした。
「キジ谷」の上り終着点である「外れ峰（はずれみね）」からは、西へ「小笠峰」から「小笠峠」へ下り、東へ「焼石ヶ原」を経て「ゆずり葉台」へ歩くことにした。行程全体の距離はあまりないものの、「キジ谷」が意外とタフな道なので、そこそこ時間も要するし、歩いたなあという気分も十分感じられるので、やたら暑い今の季節ならこれで良いかもしれない。
「社家郷山・樫ヶ峰」は、南側から登るルートが全部で4ルートあるが、一番西側にあるのが「キジ谷」ルート。それ以外の他の3ルート（樫ヶ峰・キレット・林間）はすべて「かぶとやま荘」のすぐ北にある取り付きから山中に入っていくのだが、「キジ谷」だけは「社家郷山キャンプ場」の管理棟の隣りにある広場の西の端の奥から入っていく形になる。夏休みのオンシーズンや土日祝日などの場合は運が悪いと管理棟にいる人から声をかけられるかもしれないので、できれば先に山中に入ってから西へ進んで、広場の北を通り抜けて行くのが気分が良いと思う。
「キジ谷」道そのものは、以前歩いた時よりも荒れている様な感じがした。具体的には、沢の流れの中にある岩や石の数が増えていて遡行しづらくなっていたこと、二ヶ所ほど倒木で道がふさがれていたこと、など。とはいえ比較した際の程度の問題で、基本的には普通に登っていけるので、そこは心配なし。
「焼石ヶ原」はこの盛夏に向けてどんどん緑が増えてきた感じ。昨年、一昨年あたりは赤っぽい奇岩や石混じりの荒漠とした風景が広がっていたのだが、今年になって急に緑が増えてきた気がする。風雨などの影響があるのだろうか。ゆずり葉台へ繋がる道も他と同様に、岩や石ころが増えていて歩きづらくなっていた。どこも同じか。でも岩や石はどこからやって来るんだろうか・・・。
少し前のような無茶苦茶な暑さではなかったし、距離もあんまり歩いていないのに、汗だけはいっぱい。譲葉台からの日陰のないアスファルト道は歩きたくないので、バスで阪急逆瀬川駅まで楽をした。その後はお決まりのコースで、宝塚まで電車で出て「宝塚温泉ナチュールスパ」の金宝泉・銀宝泉で汗を流してひと休み。いつもよりは少し早めの帰宅でダメージは少なくて終わった。
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