富士山 一日二登

コースタイム
2登目 11:20新五合目―15:09剣が峰―18:03新五合目
天候 | 快晴〜曇り(濃霧) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
九合目ぐらいまでは夏道と同様。そこから上は残雪あり。頂上〜剣が峰は雪山状態 |
写真
感想
初めての富士山2登を敢行。スタートが遅く、2登目終了が夜になり、心配してくれた實川さんが、駐車場で待っていてくれ、大変に迷惑をかけた。
0登目 駐車場で實川さんの車が隣だった。用意していた著書「富士山に千回登りました」を持ち出し、サインをいただく。その日は1,197登頂目だった。
1登目 非常に調子がよく、30分ほど先に出ていった實川さんに8合目手前で追いつく。小屋から先を行かせていただき、剣が峰まで2時間22分。少しして下り始めるが、浅間大社奥宮から往復コースで、先に下山を始めた實川さんを追うのはやめる。2登目のために体力と脚力を残しておきたい。
新五合目駐車場に続くコンクリートの階段のところで2登目スタートの實川さんと会う。もし後から追いついたら、一緒に登っていただくよう快諾をいただくが、二度と追いつくことはなし。
駐車場の車の中でテーピングをし直す。18分間、五合目に留まる。
2登目 非常に調子がわるく、鉛のように足がおもい。身体のメモリが東京に帰ることを要求しているようだ。しかし、一旦決めたことであり、やめる気は全くない。實川さんに追いつくのは歩き始めて即やめる、いや、できないと分かる。とにかく2登を成功させるだけ。1登目で90分で達した9合目まで、1.7倍の150分かかる。ここで下山の實川さんと立ち話。「いや〜、1登目で飛ばして、ヘロヘロです」と言ったら、「タイムを目標にしてはいけません。ペースを守って、むしろ後半ほど調子がでるように歩きなさい」とアドバイスされる。わかっていてもできない(笑)
2登目も剣が峰まで。誰もいない山頂。何度目だろう。やたら写真を撮りながら下山開始。8合目下辺りから雲海の下へ。霜がついた岩がシルバーに輝く。7合目でかなり暗くなる。濃霧のため足下が確認できない。何度か転びそうになりながら、ガイドロープに助けられて、下りていく。ヘッデンを出すが、あまり役に立たない。そうこうしているうち、ガイドロープのない区間で、斜面をずり落ちそうになり、一旦戻る。予備のLEDライトを出すと、これが集光力があるタイプなので、非常に足下、周辺の確認ができるようになった。問題解決。新7合目の手前だった。
あとは黙々と駐車場に向かって歩くだけだ。6合目宝永山荘が見えた。ほっとする。その先の6合目からのハイキングルートが、走れば3分ぐらいなのに、意外に長く感じる。ロープがないからだろう。
駐車場への例の階段を下ろうとしたところで、實川さんが車から出てくる。なんと心配して自分を待っていてくれたのだ。
10分ほど立ち話をして、二人とも濃霧の富士スカイラインを下りていった。
今回の富士登山はいい経験になった。次回の2登は6月の残雪期あたりであろうが、今回の経験を十分踏まえて、余裕で実行したい。
来年は、3登、連続一筆登山に挑戦しよう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する