オンネトー遊歩道

2011年12月19日(月) [日帰り]

• GPS: 01:39
• 距離: 5.5km
• 登り: 110m
• 下り: 126m

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

オンネトー温泉から先は通行止め。来年の4月13日まで閉鎖。

コース状況／危険箇所等

オンネトー温泉公衆トイレは開いてます。
野中温泉。200円。桶と木の椅子のみですが、シンプルで綺麗な温泉です。

写真

12/19 13:05

オンネトー駐車場にある看板。ここで湖畔までの遊歩道があることに初めて気が付き、道路歩きから予定変更。

12/19 13:05

オンネトー駐車場。トイレの裏です。

12/19 13:05

準備をしていたら何処からともなく犬が。出発前声をかけたら、喜んで遊歩道へ走って行った。案内してくれるらしい。

12/19 13:07

氷の結晶が綺麗。

12/19 13:07

錦沼に流れていくのか?赤い沢底に霜の結晶が綺麗。

12/19 13:08

木道は雪で埋まって、スノーシューのトレースが続く。

12/19 13:12

こんな所をトレースが続いて行く。

12/19 13:18

犬は先を行き過ぎて、追い付くのが大変。

12/19 13:20

何かに夢中になっているすきに追い付く。

12/19 13:38

やっと湖畔に出る。完全凍結のオンネトー。雪がのって大雪原。

12/19 13:44

道路まで500m。トレースはキャンプ場に向かって進み、ノートレースだが湖畔なので道らしきところを歩ける。踝ラッセル。

12/19 13:45

犬は湖上を歩けるのだが。

12/19 13:50

雪の無い氷。

12/19 13:55

道路に出て、最初の展望所。雌阿寒と阿寒富士と犬。

12/19 13:55

犬が待っていてくれる。

12/19 13:56

凍結した湖面上より、雌阿寒と阿寒富士。

12/19 13:56

キャンプ場方面。

12/19 14:03

所変わって展望デッキ付近の湖上より。

12/19 14:03

雌阿寒と阿寒富士。

12/19 14:05

凍結湖上よりパノラマ。左に展望デッキが。

12/19 14:05

待っている犬

12/19 14:35

帰りの道路は登り。意外と時間がかかった。来年の4/13まで閉鎖。

12/19 14:36

野中温泉の上に雌阿寒だけ見える。

12/19 14:49

御礼にたまごパンを半分分けて野中温泉入浴。どうやら野中温泉の犬らしい。なかなか優秀な温泉犬だ。おととしの12月雌阿寒岳中腹で出会った犬に似ている。

撮影機器：

サイバーショット DSC-TX5 SONY

感想

h2013m

　太郎湖次郎湖から戻り、白湯山展望台でも行って阿寒湖を見下ろそうと向かったが、スキー場は合宿のみ営業中。人工降雪機が稼働し、ちょっと歩いて登る雰囲気ではないので、いつから一般営業が見て帰ろうと思ったが全く案内が無い。ホームページにも無かったはず。糠平温泉といい此処といい、営業日が判りずらいのは問題だろう。諦めて退散。
　野中温泉でも入って帰ろうと向かう。オンネトーへの道は既に通行止め。ちょっと動き足りなくて、オンネトーでも見に行こうと駐車場に停めたら、遊歩道の案内図が。どうやら駐車場から森の中を歩いて行けるらしい。トレースもありそうなので、出発の準備をしていたら、振り向くと犬が。ここには場違いの人懐こい犬だ。　出発する前に声をかけたら、喜んで遊歩道を走っていく。どうやら案内してくれるらしい。入口の霜の結晶が美しくて写真に撮っていたら、もう見えない所まで走って行ってしまった。案内にならないじゃないか?と思いつつ、雪の樹林帯を歩いて行く。スノーシューのトレースのせいでラッセル無く、スパイク長靴で歩いて行ける。なかなか雰囲気のいい樹林帯だ。トレースが無ければ、何処を進んでいいのか判らないだろう。沢地形を下っていくが、日が当らず寒い。犬は時々何かに夢中になって立ち止まっているが、ほとんど見えない前を走っていく。途中、何かを追って大きく道を逸れ、何処かへ行ってしまったが、知らぬ間にちゃんと後ろから走ってきた。なかなかしっかりした犬だ。道を譲るとまた前を走って行き、そうこうしているうちに湖畔へ。結構長かった。
　オンネトーは白い大雪原となっている。トレースはキャンプ場へ進んでいくが、時間がかかりそうなので道路へ戻る。犬はちゃんと分岐で待っていてくれた。頭のいい犬だ。道路へトレースの無い道を進み始めると、そちらに走っていく。凍った湖面を走って気持ちよさそうだ。こちらは落ちたら洒落にならないので遊歩道通りに。湖畔沿いなのでトレースが無くても迷わず行ける。しかし、意外と道路まで距離がある。道路に出るとやはり犬は待っている。雌阿寒と阿寒富士が見たいので、すぐそこの展望スペースまで。青空に二つの山が白く輝いていて、とても美しい。湖面に降りてみると思いのほか氷が硬い。カチンコチンのようだ。もうちょっと山の下の方まで見たいので、更に向こうの展望デッキまで。犬はちゃんと先行していく。デッキの先で湖面に降りると、広い湖面が大雪原になってとても綺麗だ。湖面はしっかり凍結していて、もう対岸まで歩けるかもしれない。足跡の無いところまで行って写真をとり、帰途へ着く。オンネトー展望台まで行くのも考えたが、ツボ脚トレースで、犬も躊躇いがちだったのでやめる。道路は閉まったばかりなので完璧に除雪されて歩き易いが、帰りは緩い登り坂。犬は先を歩きつつ、見える所で待っていてくれる。錦沼は凍っていた。ゲートが近付くと犬は走って何処かへ行ってしまった。
　駐車場から野中温泉に移動し、長靴を脱ぎ、入浴準備をしていたら、また何処からともなくやってきた。御礼にたまごパンを半分分けてあげて、入浴。冷え切った体に貸切の風呂が気持ち良かった。帰るとき、もう一度御礼をしようと思ったが、周囲には見当たらなかった。たぶん野中温泉の犬だろう。
　山には登らなかったが、なかなか優秀な温泉犬と雪道散歩ができて、とても楽しかった。

コメント

藪犬魂☆mogless

はじめまして。
はじめまして。kurosemiと申します。
この時期のオンネトー近辺は、とても私には行けないので、お写真を楽しませていただきました。

突然の犬のお供はうらやましいです。雌阿寒岳に登ったときは、悪天候で他の登山者が少なかったので、鈴だけでは怖かった記憶があります。犬がいればどれだけ心強かったことでしょうか。

野中温泉の前では、もっと大きな、確かゴールデンレトリバーのような犬に吠えられた記憶があります。
何匹かいるのですかね。

h2013m

馬も居ます
　こんにちは
　ゴールデンも別館の露天風呂の外をうろついていたのを見たことがあります。ポニーも駐車場をロープ無しでうろついていたのを見てびっくりしたこともあります。(昨日も別館の裏には居ました）
　のどかな良いところです。
　ちなみに源泉掛け流しで、というより水の蛇口もない源泉掛け流ししか無い、シンプルで良い温泉です。

NAK

その犬の名前はモコだったかな？
前に同じ場所で目の前に出てきてびっくりした記憶があります。
その後も、雌阿寒岳登山道で登山者を案内してる所をよく見かけます。

大きな犬（ゴールデンレトリバー）はコロロという名前ですが、１１月に病気で亡くなったと聞きました。
寂しい限りです。

h2013m

お久しぶりでした。
今度名前呼んでみます。
そうですか、ゴールデンは死んでしまったのですか。道理で居なかったです。