ビバーク初体験か? ドキドキの五大尊岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,042m
- 下り
- 1,040m
コースタイム
13:00切畑辻-15:00七色-16:15本宮町上切原
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
上切原の登山口から40分ほど登ったところで崩落があります。 |
写真
感想
mikikoパパです。mikikoのページを借りて、レポートします。
以前から登りたいと思っていた五大尊岳ですが、台風12号の影響で登山道がどうなっているのかが分かりません。熊野本宮観光協会に問い合わせたところ、「五大尊岳の登山道については、状況の把握ができていません。大峰奥駆道はまだ歩けません。」との返事。「まあ、行けるところまで行って、だめなら引き返せばいいか」とダメ元で登ることにしました。
上切原の登山口から登り始めて30分ほどのところにロープが張ってあり、「立ち入り禁止」の表示がありました。「マツタケ対策で張ってあるのか?あるいは崩落の危険性があるので張ってあるのか?」どちらか分かりませんが、マツタケのシーズンはとっくに終わっているし、まだ先に進めそうなので登山を続けました。
しかし、そこから15分ほど進むと数十メートルの崩落に突き当たりました。ここで引き返すか?、左の斜面に登って崩落を巻いて登るか? しばし考えましたが、斜面の傾斜もそれほどきつくないので、巻いて登ることに決定。その後、25000分の1の地図とコンパスとにらめっこをしながら、何とか大峰奥駆道に入りました。
それからは、道に迷うこともなく、五大尊岳山頂に到着。しかし、ここでまた迷いが生じました。下山予定の七色までのルートに崩落個所がないのか? もし途中で大崩落があれば、引き返さなければいけませんし、最終段階で崩落に突き当たればビバークすることになる。まあ、今日はツエルト・細引き・ペグ・非常食・ガスストーブを持っているし、ビバーク初体験も悪くないか?などと考えて、前に進みました(本当は内心ドキドキ)。
結局、途中で二三回ルートを見失いそうになりましたが、何とか無事七色に下山することができました。七色まで、崩落箇所はありませんでした。
コメント
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mikikoパパさん、
崩落カ所が多くて大変でしたね。紀南の山は台風の爪痕がしばらく残ったままなんですね。ビバーク初体験はできなかったみたいですが、さすが用意周到ですね、関心しました。
吊り橋は細くてロープもちゃちな感じで見てる方も怖かったです。
しかし、五大尊岳の石仏消失って誰かが持ち去ったのかな重いのに。。。
台風12号の被害で、和歌山と奈良県周辺の山はどこまで登れるのか登れないのか、状況がさっぱり分かりません。でも、我慢ばかりはできないので、今回の山行となりました。
レポートはつとめて冷静な感じで書きましたが、実は一人旅で心細くて心拍数は上がりっぱなし、顔面は硬直。ただ、いざとなったらビバークと決め込んで準備をしてきたので、ぎりぎり落ち着いて行動できたのかもしれません。
mikikoパパさんはじめまして、、
ビバークせずにすんで何よりです。
台風で、スタート地点の切畑の店屋さんがえらい被害にあったようなので、このコースも不安だったことと思います。お疲れ様でした
コメントありがとうございます。
kisyuさんからコメントを頂けるなんて、感動です。以前からkisyuさんのページを読ませていただいて、紀南の山登りの参考にさせていただいていました。
kisyuさんの言われるように、上切原のK商店も水害で大きな被害を受けました(ちなみに、この店のおばあちゃんの手作り和菓子は絶品です)。登山道がどうなっているのか、確かな情報もなく、不安な気持ちでの山行でした。
進めなくなったら潔く撤退する。これを前提に、しばらくは手探り状態の登山が続きそうです。
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