要害山(甲府) / 武田信玄の遺構を訪ねて


- GPS
- 01:55
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 372m
- 下り
- 336m
コースタイム
10:00 要害山登山道入口(ホテル要害前)
10:30 要害山山頂到着
10:50 県道方面/深草観音方面分岐
11:15 岩堂峠への登山道と合流
11:30 日吉神社
11:40 ホテル要害帰着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここを左折し、後は道なり約3kmで積翠寺に到着。境内に駐車場あり。 寺から約300m先の道路沿い右側に「ホテル要害」の駐車場があり、フロントに許可を得てここに駐車。 なお、下記の「山梨の林道事典 257要害山」に要害山までのルートが写真付きで詳しいです。 http://y-rinj.net/257_yougaisan.htm |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は全行程明瞭で危険箇所は無し。一部杉林で薄暗いので女性一人行は不安です。 トイレは写真20にあるようにコース途中にあり。 日帰り入浴するならぜひ「ホテル要害」の絶景露天風呂をお楽しみ下さい。(大人700円) www.yougai.co.jp/hspa.htm 積翠寺の参考資料は下記。 http://www.y-shinpou.co.jp/108/061bansh.htm 「武田の杜」全体図は下記。 http://www.takedanomori.jp/map.html [写真] 下の写真はすべて地図上に撮影ポイントが落としてあります。写真番号と合わせてご覧下さい。 |
写真
感想
どの山からも雪便りが届くようになり、いよいよ私に登れる山が少なくなってきました。
そこで、どこか手近に登れる山はないかと探したところ山梨百名山でありながらさほど高くもなく私の自宅からも近いという「要害山」に白羽の矢を立てました。
そうなると、せっかくですからその近くで行ったことがなかった信玄公ゆかりの「積翠寺」にも行かねばなりません。
まず、積翠寺を見学。西の駐車場から入ってしまいましたが、本来は南側の山門からちゃんと入るべき形のようです。
お寺は小さなものですが、山里の風情がたっぷりで屋根には「武田菱」の家紋が輝いています。
前庭には小さなお堂があり、中の信玄公座像を見ることができます。裏に回ると夢想国師が作ったという庭の奥に「信玄公産湯の井戸」がありました。
お寺の後は車でホテル要害の駐車場に移動。フロントに断って停めさせていただけました。ホテルの前庭から要害山への登山道を出発です。
つづら折れの道を登っていくと中腹から先に「曲輪(くるわ)」という場所がいくつも現れます。これは建物を建てたりするために山腹を平らにならした場所。さらに「門跡」「土塁跡」などを見ながらあっという間に山頂に到着しました。
(ヤマレコでは要害山を標高780mとしていますが、国土地理院など他のもので787mという表記もあるようです。これは城址のある地点よりも300mほど東にあるピークを指しているようです。)
山全体が山頂も含めて「要害城跡」と言えるほどに遺構が残っているので、ここまでは「登山」とか「ハイキング」というよりも「史跡見学」という感じのルートです。
まだ時間もあったので、少しハイキングを楽しむべく、その先に足を伸ばしてみることにしました。標柱にしたがって「岩堂峠」方面に向かいます。
途中の県道方面分岐に着くまでは道はなだらかで比較的広い明るい道。ハイキング道というより「古道」という風情が漂っていました。
しかし、分岐から岩堂峠方面に別れるとすぐにうっそうとした杉林の中に突入。道巾もぐっと細くなります。この辺の道は地図に載ってないのですが、等高線を頼りに先に進みます。
分岐から20分ほどで東沢川の上流を渡り、西にきびすを返してすぐに岩堂峠に向かう登山道本道に合流しました。ここからは川に沿って快適に降りて行きます。林道に合流しましたがその先も散策道が続いているので林道ではなくそちらを進みました。
山里に降りてくるとすぐに「日吉神社」に到着。斜面の際に立っているので甲府盆地一望の境内で、ここも小さいながら趣のある社でした。
神社からホテル要害に向かう途中にも「瑞岩寺」というお寺がありましたが、これまた美しい庭のお寺。この辺はやはり昔から文化レベルの高い地域だったのでしょうね。
そんなこんなで、山行と言うよりも歴史と文化に触れて廻った半日行となりました。
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