記録ID: 1584270
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ハイキング
関東
ポルチーニ茸が一気に生えだした森をゆく
2018年09月16日(日) [日帰り]


- GPS
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- 距離
- 33.1km
- 登り
- 532m
- 下り
- 693m
天候 | 曇り、のち晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス | 資源涵養のため、ルートはイメージです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
イタリアやフランスなどで、きのこ料理の定番として使われているのが、ポルチーニ茸です。(フランス名は、セップ) これと同一種として扱われているのが、日本のヤマドリタケモドキです。 ポルチーニ茸は、日本には、乾燥した状態で輸入されてきています。 成城石井あたりでも、乾燥したものが、置かれている。 イタリアから日本に、空輸されてくるポルチーニ茸は、キロあたり単位数千円〜万円単位になります。 でも、、新鮮な味、香りでは、やはり国内自生種が、いちばん。 歯ごたえよく、フレッシュで、エキスが濃い。 自然に生育している純国産のヤマドリタケモドキこそは、東洋のセップです。 ヤマドリタケモドキは、傘の直径が20センチクラスの。ごく大型のきのこ。 その幼菌でさえ、柄の直径が5〜7センチで生えだしてくる。眺めて壮観なきのこです。 ヤマドリタケモドキは、今年、、大発生の状況です。 |
写真
感想
ヤマドリタケモドキは、研究者のあいだで、種として確定できる特徴が最終的に一致済みになっていないきのこです。
何種類かの「亜種」に分けられる可能性があります。
このヤマドリタケモドキには、比較的似ている「ドクヤマドリ」というきのこがあります。
死亡すれすれの中毒事故を繰り返しています。
ヤマドリタケモドキと、ドクヤマドリの2種の違いを見分けるのは、現場での観察・見分けの体験が必要。
観察には経験者の同行が必須です。
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参考のために、ヤマドリタケモドキの特徴を、詳しい方のサイトから引用します。
以下、引用。
•傘の表面は暗褐色、黄褐色、オリーブ褐色、淡褐色で多少ビロード状
•管孔は初め類白色のちに黄色からオリーブ色になる
•孔口は幼時白色の菌糸で塞がれる
•柄の表面は淡褐色、淡灰褐色でほぼ全面に網目模様がある
•肉は白、変色性はない
•ブナ科を主とした広葉樹林にでる
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これにたいして、ドクヤマドリの特徴を、書いておきます。
*亜高山帯の針葉樹林。
*もっとも見分けやすい特徴は、傘の裏側(孔口)は黄色、薄黄色だが、傷をつけると、青変すること。
*柄に編み目模様がない。
*肉は黄色で、傘と柄の上部も、青く変色する。
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こんにちは!
ヤマドリタケモドキ、見たことないんですよ。
北なので、ドクヤマドリのほうが出る可能性が高いのでしょうか。
ドクヤマドリも見たことないのですが・・・
コガネヤマドリ、アカヤマドリはよく見かけます。
今年は当たり年なんですね。
一度お目にかかりたいきのこです。
今年はいろいろと遅れているのでこれからと思いますが、
不作なのかも・・・とも思ってます。
mitugasiwaさん、ヤマドリタケモドキは、発生数がけっこうある大型きの、目立つきのこですから、きっと出会えると思いますよ。
目印は、柄の編み目模様と、若いうちは管孔が白色〜薄クリーム色に、コーテイングされていることです。
対して、ドクヤマドリには、青変性がありますし、このきのこ、出現数はかなり少ないです。むしろ、ヤマドリタケモドキと両方、対で出会うことの方が、むずかしいのではないかと思います。
今年のきのこ、秋がもたもたしていて、面食らってるのかもしれませんね。
でも、なめこは、倒木と一体だから、挽回してくれると思います。
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