赤ぼっこ・三方山
- GPS
- 04:40
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 793m
- 下り
- 748m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
石神前 12:12発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
調布橋、天祖神社 青梅駅から少し東に戻って、秋川街道を多摩川の方に下って行くと調布橋。橋の由来やハーン(小泉八雲)の碑は北岸側にあります。更に秋川街道を進み、少し登り返すと右手に天祖神社の鳥居があります。 天祖神社->宮ノ平駅 道標など完備。最初のうちはベンチなどもあり。人の生活圏にメチャクチャ近いところにある割に山中の趣があります。が、墓地が出現したり、廃棄物処分場の音が聞こえたり、柵の横を通ったりと無粋なところもあります。道は明瞭で特に危険なところはありません。小さな子供さん連れでも、天狗岩の辺りのみ注意すれば大丈夫かと(天狗岩には少し登り降りがあります)。 展望は赤ぼっこ・天狗岩が良好。その他の所は余り展望はありません(個人的には赤ぼっこからの展望の方が好きです)。 宮ノ平駅->三方山 駅の北側出て直ぐに道標あり。それに従い最初は西方に行く。舗装路の終わりは左側の柵に挟まれた所を行きます。山を切り開いているようで、その直ぐ脇の柵の横を行くのでやや無粋。その先の分岐は左に進むのが正解のようです(余り役に立たない案内図あり)。更に上がって行くと、道標があり、左に小径が上がっていましたので、そっちへ進みました。10分弱で青梅丘陵の上に。 ここから青梅に戻る予定でしたが、前回三方山の山頂を巻いてしまったので、行ってみることに変更。三方山山頂は、石神前からの道と合流した先、東芝の森の標識のある伐採地の上の方、ピークに行く踏み跡を辿るとありました。 三方山->石神前駅 石神前駅は登山で使った事がありません。なので降りてみることに。さっきの分岐に戻ることも考えましたが、三方山の西方からも降れそうです。今回はお気楽ハイキングのつもりだったので、2万5千図は持ってこなかった(登山地図のみ)のが失敗。まぁ、それ程奥深く無いので、なんとかなるでしょう。次のピークの辺りで左に道が無いかキョロキョロ。木に付けてあった黄色の「緑を大切に」の標識に石神尾根・石神前駅の書き込みがあり、辿ってみることに。 こういうルートは気合いが入る。なんだかワクワクします。最初は踏み跡も微かで、あれっ?と周囲を見回すことも。地図では尾根を外れ、直ぐに沢に降りるように道が書かれていますが、尾根上をずーっと忠実に踏み跡が付いています。降るに従い踏み跡もしっかりして来ました。石の祠をみて、古い道と合流。下に神社の鳥居を見、尚も尾根筋に行くと、石神前駅の裏側のお墓の直ぐ横に降りました。踏切を渡って直ぐに石神前駅。 |
写真
感想
自分の全ルート表示を見ると、東側が開放端になってます。男の子としては「囲ったところは俺のもの」的発想がありまして、なんだか落ち着きません。東側を閉じないとなぁ....。と言うわけで、開いたところの北端を閉じに行ってきました。青梅線のドアに限らず、開けたら閉めるのが作法というものでしょう。閉めて今年を閉める。おっ、何となくサマになりそうじゃん。というわけで今年最後はお気楽ハイキングに。
小泉八雲の「雪女」。遠い雪国の話しだと思われている方が多いようですが、実はあの雪女は東京都民で青梅市在住だったそう。今回辿る青梅駅から南に降りて多摩川に出たところ。調布橋という立派な橋がありますが、その昔は橋など無く、渡し船で渡っていたそうな。その南岸側の番小屋が物語の第一舞台。己之吉が雪女と出会った所。そして己之吉が杣仕事をしていたのが、これから登る青梅市南の丘陵地帯だそう。ほら、何となく行ってみようかという気になったでしょう?
もう一つ、この辺にはこんにゃく岩の伝説があります。決まった日の深夜になると、大きな岩が、まるでこんにゃくのようにグニャグニャに柔らかくなり、藁を刺しても刺さるそうな。今回道標に「こんにゃく岩」と書かれていたので、そっちに行けばあったのでしょう。そのうち行ってみようっと。
梅ヶ谷峠入口にて、右に曲がるところをなぜだか左に向かい、グルッと大回りしちゃいました。今年はバリエーション系のルートを辿り、道のないところでも迷わないように鍛えたつもりですが、道がいっぱいあって迷うのは想定外。まいったまいった。一方、三方山から石神前駅への降りは所々踏み跡も微か。これは俺むきでは?なんだか探検みたいでワクワクします。やっぱりこう言う所は楽しいなぁ。おやっ?と思う所はあっても、外さず無事に駅の真裏に出ました。道が一杯の所は向いていないようです。
コメント
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天狗岩で、すれ違った方でしょうか??
816さんこんにちは。
雪おんなに会えないかなぁ〜〜〜〜と歩いていたら、天狗岩から戻るところで美人に会ったので、おっ!もしかして....。山レコになんて書こうかなぁ.....でも雪は降ってないしなぁ.....、違うかなぁ.....美人だったけどなぁ.....。でも、あの「雪おんな」さんは山レコユーザーかも知れないと思い直し、書いて人に教えたのが知れたらふぅって息を吹きかけられて......それはそれでいいかも......でもなぁ、茂作じいさんの歳に近いから、己之吉みたいに見逃してもらえないよなぁ....。よけいな事を書くのは止めとこう.....。などと犬に吠えられるまでニヤニヤ考えながら降りてきたのは私です。
a tomさん、こんにちは。
>青梅線のドアに限らず、開けたら閉めるのが作法というものでしょう。閉めて今年を閉める。
うまいこと言いますね〜
私は山を始めるまで、青梅線のドアがボタン開閉だなんてしりませんでした
そんな「作法」を学ぶことができたのも山のおかげです
青梅は奥多摩への通り道くらいに思ってましたが、相方とお気軽ハイキングで行ってみたいですね
私は明瞭な登山道を好む一般的なハイカーですので、a tomさんとはスタイルが違いますが、
こういった山の楽しみ方もあるのかと、毎回参考になりますし、楽しませていただきました
来年も奥深いレコ、楽しみにしてます。
こんにちは。
稲村岩尾根、お疲れ様でした。あそこは疲れてヘロヘロになってヒィヒィ山頂にたどり着くと、目の前景色がドーンというのが魅力ですね。今までの苦労はこの為に.....って感じがとっても好きです。天気は良かったのでさぞや....。と思います。
>うまいこと言いますね〜
いや、帰りの青梅駅で発車まで時間があるのに閉めてくれないオニイサンがいたので....。ついつい。
ここは気楽に行ける里山で、日がポカポカの頃になれば、赤ぼっこで景色を眺めながら日向ぼっこで昼食というのもお勧めです。青梅のレトロ系(赤塚不二雄系?)と組み合わせれば楽しいかもしれませんよ。
登山道もそうでないところも、多摩川流域を隈無く歩こうなので、来年も私でも行けそうな所を選んで奥多摩をウロウロするつもりです。そう言うわけで相変わらずの記録になりそうですが、masataroさんの記録も楽しく読ませていただいてますよ。特に昼飯の写真は必ず見てるとclioneさんにお伝え下さい。
それでは良いお年を。
いつも私たちのレコを見て頂いてありがとうございます。
青梅のレトロな感じにとても憧れています。「住みたい!」と常々言っているぐらい…。
奥多摩を隈なく…がんばってください。
里山ハイキングも好きなのでいろいろ参考にそして楽しみにしてます。
相方さんに「奥多摩東部登山詳細図」買ってもらおう
山ごはん がんばりま〜す
来年も楽しい山行になりますように
明けましておめでとうございます。
山登りの楽しみは色々。そのなかの「山ごはん」は完璧にclioneさんに負けてます。重要な要素だが、勝ち目はないなー。でも、登ったルートのバリエーションじゃ、clioneさんには負けませんよー(ごく限られた地域限定ですが)。今年も色々チャレンジしてみます。
今年もよろしくお願いします。
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