比良から高島トレイルへ
- GPS
- --:--
- 距離
- 22.9km
- 登り
- 773m
- 下り
- 768m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
日よけ帽子
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
秋の前線に翻弄されて散々待たされた今回のプラン、やっと歩けた。
数えてみると8日目の行程となっていた日本海への山旅。
比良から高島トレイルへ、未知の山域を歩けることにワクワクしながらスタート。
台風がこちらに向かっているそうだが、見上げると星のきれいな夜空。
前回のゴール地点が朽木温泉てんくうだったので、まずはそこまで行ってちゃんと続きから始める。
面倒だが自分の中ではけっこう大事なこと。
朽木の宿場を抜けて、明護坂という山道に入る。
小さい案内のプレートもあり、迷うこともなく取っ付きまで来られた。
そのまま坂にかかるところでまさかの工事通行止め。
わずかな回り道でコースに復帰できたが、しょっぱなから焦らせてもらった。
気温表示は20度あたり。
坂道ではさすがに汗ばむが、つい先日までの猛暑が嘘のように快適な夜行ハイク。
体力勝負のルートではないので、意識してのんびり坂道を登ってみる。
坂道は県道に突き当たり、川沿いを歩いて今度は森林公園くつきの森へ。
朝日新聞社が運営する公園施設らしい。
その本館の横から行者山への登山道が伸びているらしいが、どこにあるのかはっきりしない。
思っている位置が違っているのかもしれないが、このあたりの等高線は割とはっきりしているので、適当に尾根に取り付いて登っていった。
そこそこの斜度ではあったが、時間のロスもなく行者山に到着。
見晴しはきかないが、木々の間を吹き抜ける風の中で、あっという間に汗が乾いてくれる。 気持ちのいい空間だった。
行者山から先は高島トレイルのルートであり、黄色いテープが多数残っている。
これを追っていけば道に迷うこともないのだが、そこは地図読みのトレーニングのつもりで地形と等高線に集中しながら歩いてみる。
過去、ありとあらゆる失敗を経験しているので、先回りして予防できるミスはちゃんと防ぎながら歩いていた。
比較的短い尾根歩きだったから、なんとか集中力が持ったのかもしれない。 大きなミスもなく林道まで下りることができた。
トレイルのルートは、中央分水嶺を辿るように伸びているが、下りたところはもう分水嶺を越えていた。
林道に沿う川の流れが北西に向いていることに、今更のように驚いたりもしながら歩いていた。
ここに降る水は日本海に流れるのか・・・
足元の小さい沢から海まで、その行程のすべてが下り坂であることが、なんだかとても不思議なことに思えてくる。
とりとめのない妄想が頭を忙しくさせる。
国道に出て少し北に進み、桜峠が今日のゴール。 というか、次回のスタート地点になる。
(今日のゴールは駐車場なので丸々復路が残っている)
歩いた尾根に並行するように谷が続いている。
「搦谷」というその谷を下ると朽木までつながっているようだ。
谷沿いの道に入ろうと別荘地を抜けると、道をふさぐゲートが現れた。
この先は企業の所有地につき立ち入り禁止。
がっかりさせられた・・・
残る選択肢はもう一本の並行ルート。
国道367号線。
ほぼ真っすぐに朽木に向かう道。
国道なのに道路わきには野草がいっぱい。
約1時間半の戻り道、やはり急ぐことなくあれこれ頭に浮かぶもので遊びながら朽木の宿に向かう。
ちょうど正午に車に戻って一息入れる。
半日(8時間)の山歩きだったが、いい疲れ方ができたかな。
あと数回続くこの山旅、大事に過ごしていきたい。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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お昼頃、学校前バス停に向かってのんびり歩いている人がいたけど、あれがそうだったのかな。
地図にくつきの森からのコースが書いてありますが、あれは間違いです。山行計画のルートが正しい道です。
椋川の別荘地の先は通行止めでしたか。あの別荘地は中央分水嶺が交差していて、その真上に別荘が建っているという珍しい場所です。長い国道歩き、無事でなにより。
ではこの先を楽しみにしています。
flatawellさん、こんばんは!
お昼頃、のんびり歩いている・・・間違いないです
高島トレイルの地図には確かに2通りの登山ルートが載っていました。
実際に行ってみてわかることも多いですね。
次回は正しいルートから歩いてみますよ
あの別荘地、緩やかな膨らみのある地形でした。
等高線から、ここが分水嶺だと理解して歩いていました。
両側に小さい水路(?)があり、それぞれ琵琶湖と日本海に向かうんだと思って眺めていました。
さすがに地元にお住まいだけあって、お詳しいですね!
危なっかしい山旅なもので、また教えてくださいな
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