今年の初ハイクもやっぱりふるさとの富士〜和歌山県粉河町・龍門山(紀州富士)


- GPS
- 04:30
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 741m
- 下り
- 466m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
【復路】車でJR粉河駅 16:05 16:30 17:00 17:34 18:00(いずれも和歌山行き、土・日祝日) 今日は関西1ディフリーチケット利用。2900円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・田代峠コース、中央コースいずれも道標は完備しているが、中央コースの方がベンチ等もあり整備が行き届いている。初心者には中央コースを登路にとるのがいいかも。ただ、中央コースは行き止まりが結構多いので注意。 ・落ち葉が多く雨が降ったあとは滑りやすいので注意。 ・登山ポストはない。 ・田代峠・中央コース分岐に何台か車を止めるスペースがあり、そこから歩きだせば、両方歩いても2時間〜2時間30分程度。 ・飲食店は粉河駅周辺に数軒。山と反対の粉河寺の周辺には若干増える。駅や国道わきに自動販売機はあるが、数は少ない。 ・温泉は特にないようですが、和歌山・大阪県境に立ち寄り湯あり。車利用。わかやま市内に銭湯あり。 |
写真
感想
最初のハイキングは「ふるさとの富士」と決めている。今年はどの山にしようか…といろいろ考えたが、やはり辰年ということで紀州富士・龍門山にした。この山、車で田代峠の登山口まで行けば2時間30分程度で登れる山だが、やはりせっかくだから電車でゆっくりと田園風景を楽しみながら歩くのがいい。正月休みも今日で終わり、のんびりと一日楽しみたい。
JR和歌山線粉河駅で降りると、目の前に龍門山が見える。山頂がひらたく富士には見えない。左にもっと富士らしい形をした山があるが、飯盛山だ。粉河駅から見ると富士には見えないがもっと西の方から見ると富士に近くなるらしい。
竜門橋を直進し、田園風景を楽しみながら緩やかな登りが続く道をのんびりと歩いて行くうち、どんどんと粉河の街が眼下に広がるようになる。その展望を楽しみ、なおも登って行くと見知らぬ町の人から「おめでとうさんです。」と挨拶される。都会ではまずないこと、こちらも慌てて挨拶を返す。途中、歩行者と車道を分ける標識がいくつかあり、それに従って登る。
タンクのようなものがあるところから山道に入るが、すぐに車道とまた合流する。程なく田代峠コースの入り口だ。登路はそのコースを選ぶ。樹林帯の中の岩が露出した道が続く。落ち葉も多く、歩くたびにガサゴソ音がする。谷道なので、展望もなく、結構長く感じる。小さなの祠にある場所で降りてくるハイカーとすれ違うが、まだ30分くらいはかかるという。しかし、そのあたりから徐々に緩やかになってきて、かわりに昨日降ったのだろうか雪が残っている道を歩くようになる。太陽が明るく感じる方向にひと登りすると、そこが田代峠だ。標識には消えかけた文字で竜門山まで30分とあった。
龍門山までは時々樹木の間から龍門山のピークを見ながら稜線を進む。ただ、その稜線からの龍門山がもっとも富士らしい。コンパスを狂わす奇岩磁石岩をすぎ、展望のよいところに出たと思うと、目と鼻の先に山頂があった。
山頂ではこれも恒例の鍋焼きうどんとおにぎり、インスタントコーヒー。やはり寒い時には温かいものがいい。そうこうしているうちに1時間近く山頂にいた。
下山は中央コースを選ぶが、こちらは近畿自然歩道の一部らしく、よく整備されている。途中「明神岩まで50m」という道標があり、ちょっと寄り道してみる。その明神岩の上に立つとかなりのスリル感があるが、禁止されているはずのハーケンがたくさん残っていたのは興ざめだった。
「登山口まであと300m」という標識を見るようになると、中央コースの入り口はもうすぐ、こちらの方はあっけなく到着した。そこから、さっきの田代峠コースの道まではコンクリートの道、快適なダウンヒルを楽しむ。本当はここから粉河駅まで5kほど朝来た道を引き返すのだが、親切な人に「車に乗りませんか?」と言われ、その言葉に甘えることにした。その人によると、今日のパートナーのtuyoponn、少し脚を痛めていたらしい。今日も人の親切に触れ、気持ちの良い山行を終えることができた。
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