側川渓から槙尾山施福寺 西国第四番札所へ
コースタイム
◇コース JR三ノ宮駅8:05⇒大阪8:28/8:34(関空快速乗換)⇒新今宮8:50/8:57(南海電車乗換)⇒泉大津9:14/9:40(南海バス乗換)⇒側川10:38→側川渓入口11:15→林道終点12:10→五ツ辻12:50/13:25(昼食)→十五丁石地蔵14:10→槇尾山14:40→蔵岩15:00→施福寺15:30→槇尾山口バス停16:40
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
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コース状況/ 危険箇所等 |
◇地 図 地形図1/25000「内畑」「岩湧山」 ※交通費、三宮から約3500 円 |
写真
感想
初めての山で、迷いながらの山行であったが、楽しかった。側川でバスを降り、ガイドブックに載っている橋らしきものは工事中で通行できなかったため、登山口まで行くのに、約1時間ロスをした。
予定では清水の滝を見るコースだったが、標識を見たため、尾根コースに変更した。時折、みぞれや雨が降ったが、遠くまで良く見えた。北の方角は六甲山ではないかと思った。予定より少し遅れて、施福寺に到着。ここから正月三が日はバスの運行がなく、4キロ先のバス停まで歩いた。
JR、南海電車と乗り継ぎ、泉大津で下車。ここから更に南海バスに小一時間乗り、側川バス停で下車。三ノ宮から側川まで約2時間半も掛かった。神戸からはさすがに遠い!
ガイドブックに「側川バス停から近い側川橋を渡れば側川渓入口に着く」とあったが、橋は改修工事中で通過できず、これが側川橋だと思いつつもそのまま進むが、それらしき橋が現れず少々焦る。通りがかりのバイクのおばさんに道を尋ねると方向が逆と分かり引き返す。なんとか側川渓入口に着き一同ほっとする。ここから側川渓沿いに林道を進んで行く。
雲行きが怪しいと思ったら、白いものが落ちてきた。アラレだ! 慌てて傘を差す。天気予報では晴のはずだったが!? 山の天気はやっぱり当てにならぬ? 霰もすぐに止み、1時間弱で林道終点に到着。道標は左に行くようになっていたが、ガイドブック通り右に進んで行ったものの、果たしてこのまま行っても目的地に着くか少々不安になり道標まで引き返した。道標通りに進むとやっと五ツ辻に着いた。ルート確認に手間取り、1時間ほどのロスがあったので、遅い昼食となった。
三ツ辻から十五丁石地蔵をピストンし、槙尾山に向かったが、30分程で着いた。槙尾山頂上(600m)の標識があったが、施福寺の山号にちなんで周辺一帯の山を槙尾山と呼ぶらしい。捨身ガ岳という標識もあった。
更に雑木林を20分進むと本コースきってのビューポイント、蔵岩(くらいわ)に着いた。蔵岩の頂からの大阪湾周辺の眺めは素晴らしかった。かすか遠くに見える明石海峡大橋、それに須磨、神戸界隈がとても近くに見えた。手前に目をやれば関空が良く見えた。
眺めを存分に楽しむと西国三十三所第4番札所の施福寺(せふくじ)に向かった。今年1年間の家内安全と無病息災を祈願し、全員納経帳にご朱印を拝受する。CLの“解散”の一声で境内の茶店で甘酒(ノンアルコール?)を飲みながら、泉大津行きのバスの時刻を聞くと槙尾山バス停まで行く巡回バスが参道下から16時に出るといわれ、急いで甘酒を飲み干し階段を駆け下りた。何とか16時のバスに間に合ったと思いきや、参道下の土産物店のおばさん曰く、「正月なのでバスは運休ですよ!」これを聞いて皆ながっくり!仕方なく疲れた足を引き摺りながら、槙尾山バス停まで1時間ほど歩いた。
今回の山行はちょっとしたハプニングもあり、初めてのルートを行く楽しさと面白さがあった。(YA)
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