早池峰(河原の坊―早池峰―平津戸駅)

1986年07月31日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 12.5km
• 登り: 983m
• 下り: 1,548m

コースタイム

河原の坊8:03-10:02早池峰山頂10:40―12:30平津戸分岐13:20沢(昼食)14:00-14:40平津戸駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

往路は新花巻駅から河原の坊までバス。
復路は山田線平津戸駅まで徒歩。

コース状況／危険箇所等

河原の坊から早池峰山頂へは整備された登山コースで、最初樹林を登った後、岩がゴロゴロした斜面を登るが、ペンキ矢印などが随所にあり、問題なかった。

下りは予定では握沢経由門馬へと降りる予定だったが、車道歩きが長くなるのが嫌で、途中から指導標にあった平津戸に降りることにした。山頂から下る途中、1500m付近だったと思うが、木々の枝を飛びわたるサルの群れ(?)に遭遇した。

山頂から握沢までの道ははっきりしていたが、その先1080mの乗越を経て平津戸に下る道は草に埋もれてはっきりしなかった。すぐにでも廃道になりそうな勢いだったが、ネットを見ると、この平津戸コースはいまでも時折歩かれているようで、一応登山道はあるようだ。

写真

頂上にて

ミヤマアズマギク。華やかだ。

下りてきた平津戸駅。ローカル線らしい風情がある駅だった。駅横のお店は今はないようだ。

感想

tanno1967

岩手山・八幡平・早池峰を巡る山旅の記録の後半です。(前半、岩手山と八幡平の記録はこちらをご覧ください)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-160389.html

登りは標高1030mの河原の坊までバスで行ってしまったので簡単に登れ、所要時間は2時間を切ってしまいましたが、下りの平津戸コースは、途中標高1600m付近で猿の群れらしきものと会ったり、地図に載っていない道を標識と勘に頼って下ったり、なかなか下り甲斐のあるコースでした。

簡単に登れはしましたが、早池峰はうわさに聞いた通り、高山植物の種類が多い山で、私の乏しい知識でわかっただけでも、ハヤチネウスユキソウの他、イワカガミ、イワギキョウ、ミヤマアズマギクなどが咲き乱れていました。

山田線の中では、宮古から盛岡の息子のところに向かうというお祖母さんに、お茶とお菓子をごちそうになりました。

岩手山や八幡平とは全然感じが違いますが、早池峰もほかの山にない個性を備えた素晴らしい山だと思います。