天狗岳:120108(唐沢鉱泉よりピストン)
- GPS
- 05:55
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 884m
- 下り
- 867m
コースタイム
-13:15第一展望台13:20-13:50第二展望台-14:35天狗岳(西天狗)15:10
-16:00第一展望台16:20-16:45枯尾の峰分岐-17:25唐沢鉱泉
天候 | 天気:快晴 気温:山頂で-8℃(風があったので体感温度はそれ以上??) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは唐沢鉱泉にあります。 唐沢鉱泉から枯尾の峰分岐までの積雪はそれほど深いわけではありませんが、土が露出している箇所はほとんどありません。枯尾の峰分岐からはさらに積雪が深くなります。ここでアイゼンを付けました。 雪は凍結することなくどちらかといえばサラサラの状態です。 第二展望台を過ぎ、森林限界を超えると岩石帯の登りで風が強くなります。急激に体感温度が下がるので、バラクラバやゴーグルがあった方がいいと思います。 ピッケルを使用しましたが、ストックの方も少数見受けられました。(アイゼンは皆10本から12本爪だったと思います。) 滑り落ちると危ない個所もごく少数あったのでピッケルの方が無難だと思いました。 |
写真
感想
今年の登りはじめは去年敗退して登れなかった「西天狗」に決定!
前夜伯したのに寝坊してしまいました。。。毎年同じことやってて進化がない自分です。。
挙句の果てに唐沢鉱泉までの車道が思ったよりも雪が積もっていて、桜平との分岐を過ぎてから危険を感じ、路肩に駐車してチェーンを付けましたが、このチェーン装着に1時間以上も時間を費やし唐沢鉱泉に到着。が、しかし唐沢鉱泉でも駐車スペースにうまく車を停めることができず、後輪を流されて隣の車にぶつけてしまいそうに・・・。隣に車を停めていた方が誘導してくれましたが「ぶつけそうで怖いので違うところに停めます。」と話すと「そうですね、後輪流れちゃってるんで危ないですね。」と。せっかく誘導して頂いたのに申し訳ないやら、情けないやら・・・。
で、結局駐車場より少しだけ下の路肩に駐車しました。。。
ここで完全に心が折れそうになりました。『前夜泊なのに寝坊』『チェーン装着に手こずる』『駐車に手こずる』の3大マイナス要因に予定より2時間のロス!西天狗への意欲は半減。。
時間を見るとすでに11時!!!地図を見てもコースタイム通りで何とかギリギリセーフのタイムだが、前回の西岳&編笠山でも手こずってナイトハイクになってしまったし。。
とりあえず登って、時間を見て途中で引き返す(or急遽黒百合ヒュッテへの宿泊)事を決意して急いで準備開始。
11:30ごろにスタートしましたが、ペースは順調です。
時折、木々の隙間から見える景色にテンションを上げて進みます。
枯尾の峰への分岐でアイゼンを装着して、快適な雪山登山です。樹林帯では風もなくアンダーウェアとフリースのライトシェル、アウターのハードシェルの3枚だけしか着ていませんでしたが汗をかきました。
第二展望台を過ぎると一旦下って登り返します。ここで時間を見ましたが14時過ぎ・・・。引き返すか迷いましたが、目の前には雪をかぶった天狗岳。
天気も良く絶景が広がる環境の中、気持ちのスイッチが入り結局登頂しました!
迷った末の登頂だったので達成感もかなりのものでした!
急いで写真を撮り、カップヌードルをすすって下ろうと思いましたが、結局30分も山頂に居ました。
時間を見るとすでに15時を過ぎています。
急いで、でも慎重に下っていきます。日没が16:40くらいなので、その後のいわゆる「マジックアワー(日が沈んだ後の薄明るい状態)」にうちに下山することを目標に下りていきます。
途中、第一展望台で夕暮れな太陽の陽を受ける八ヶ岳の美しさに心奪われて休憩。。我ながら余裕ぶっこいている場合ではないと思いつつ写真を撮ります。『この時間帯にここからの景色を見れる人はそう多くはないはず』という意味不明なポジティブシンキングまで頭の中に出てきます。
正気に戻ってまた歩き始めると枯尾の峰分岐でもまだ日没前。
このペースで行けばヘッデンのお世話にならずに済むかも!と油断してペースダウン(笑)ナイトハイクを経験してしまうと日没がそれほど怖くならないようです。
で、結局ヘッデンを付けることなく下山しました!最後はかなり暗かったのですが西の空がまだオレンジ色のうちに到着できてホッとしました。
今回はトラブルもありましたが、結果としては大満足の山行でした。
そして今年の目標も相変わらず「早起き」になりそうです。。
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