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Yamareco

記録ID: 1627736
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ハイキング
富士・御坂

鬼ヶ岳(西湖から周回)

2018年10月21日(日) [日帰り]
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子連れ登山 bootselector その他3人
GPS
--:--
距離
6.4km
登り
844m
下り
833m

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
1:08
合計
6:28
10:44
10:44
43
ブナ原生林の標識
11:27
11:27
13
11:40
12:34
63
13:37
13:37
55
14:32
14:32
28
林道
15:00
15:14
7
15:21
西湖根場浜駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西湖駐車場(無料)
トレイあり
コース状況/
危険箇所等
問題なしだが道を塞ぐ倒木が多い
西湖の西端にある駐車場に車を停める。標高910m。
この辺りは無料の駐車場が多くて助かる。
西湖の西端にある駐車場に車を停める。標高910m。
この辺りは無料の駐車場が多くて助かる。
本日は見事な快晴。西湖に逆さ富士が映っている。
5
本日は見事な快晴。西湖に逆さ富士が映っている。
湖から朝霧が発生している。幻想的な風景だ。
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湖から朝霧が発生している。幻想的な風景だ。
子供達は富士山には目もくれず、地面で何か遊んでいる。
2
子供達は富士山には目もくれず、地面で何か遊んでいる。
山へは漁民荘の前の細い車道に入っていく。
山へは漁民荘の前の細い車道に入っていく。
御坂山塊の稜線。あまり特徴のない山々が並んでいる。
御坂山塊の稜線。あまり特徴のない山々が並んでいる。
西湖キャンプ場。10月末でかなり寒いと思うのだが、まだまだキャンパーの数は多い。
西湖キャンプ場。10月末でかなり寒いと思うのだが、まだまだキャンパーの数は多い。
倒木。まだ新しい。
倒木。まだ新しい。
植林地帯の中を登って行く。
まだ登りはじめなのに息子は「疲れた」を連発している。
全然足が前に進まない。昨日の元気はどこに行ったのだろう?
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植林地帯の中を登って行く。
まだ登りはじめなのに息子は「疲れた」を連発している。
全然足が前に進まない。昨日の元気はどこに行ったのだろう?
この辺りは紅葉にはまだ早い。もっと標高を上げるときれいな紅葉が見られそうだ。
この辺りは紅葉にはまだ早い。もっと標高を上げるときれいな紅葉が見られそうだ。
倒木を乗り越える。枝が多くて案外嫌らしい場所だ。
倒木を乗り越える。枝が多くて案外嫌らしい場所だ。
再び倒木を迂回。倒木だらけだ。台風の影響だろうか?
再び倒木を迂回。倒木だらけだ。台風の影響だろうか?
だんだんと周囲の木に紅葉が見られるようになってくる。
だんだんと周囲の木に紅葉が見られるようになってくる。
ブナの大木が3本。地図には「ブナ原生林」標識がコースタイムのポイントになっているため、
そろそろ出てくるかと期待しながら登って行く。
ブナの大木が3本。地図には「ブナ原生林」標識がコースタイムのポイントになっているため、
そろそろ出てくるかと期待しながら登って行く。
そこから数分で「ブナ原生林」の標識に到着。
息子の足が完全に止まっているため、大福を食べて栄養補給する。
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そこから数分で「ブナ原生林」の標識に到着。
息子の足が完全に止まっているため、大福を食べて栄養補給する。
ようやく足取りが軽くなってくる。
周囲は美しい樹林帯だが、単調と言えば単調な道だ。
ようやく足取りが軽くなってくる。
周囲は美しい樹林帯だが、単調と言えば単調な道だ。
縄跳びのような木。気に入って持ち歩いている。
2
縄跳びのような木。気に入って持ち歩いている。
足元にリンドウの花が咲いている。
2
足元にリンドウの花が咲いている。
リュウノウギクだろうか?あちらこちらで秋の花が咲いている。
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リュウノウギクだろうか?あちらこちらで秋の花が咲いている。
赤くてきれいな実。しかし枝にはトゲがいっぱい。
登山道のあちこちにこのトゲがあるので厄介だ。
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赤くてきれいな実。しかし枝にはトゲがいっぱい。
登山道のあちこちにこのトゲがあるので厄介だ。
あっ、富士山。ようやく、展望が開けてくる。
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あっ、富士山。ようやく、展望が開けてくる。
小さな岩場を超える。登山道が険しくなってきた。
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小さな岩場を超える。登山道が険しくなってきた。
岩場を含む急な斜面を登って行く。
岩場を含む急な斜面を登って行く。
周囲の視界がどんどん広がってくる。雪頭ヶ岳山頂は目と鼻の先だ。
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周囲の視界がどんどん広がってくる。雪頭ヶ岳山頂は目と鼻の先だ。
雪頭ヶ岳山頂に到着。実際の山頂はもう少し先で、ここはその手前の広場だ。
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雪頭ヶ岳山頂に到着。実際の山頂はもう少し先で、ここはその手前の広場だ。
目の前に聳えるのは富士山。眼下には西湖。素晴らしい展望だ。
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目の前に聳えるのは富士山。眼下には西湖。素晴らしい展望だ。
遠く天子山塊とその下に広がる広大な富士の樹海。
遠く天子山塊とその下に広がる広大な富士の樹海。
河口湖と富士吉田の町並み。
河口湖と富士吉田の町並み。
鬼ヶ岳山頂まではあと少し。山頂まで険しい登山道が続く。
2
鬼ヶ岳山頂まではあと少し。山頂まで険しい登山道が続く。
間近に見える十二ヶ岳。急斜面の崖に覆われ、一際異彩を放っている。
間近に見える十二ヶ岳。急斜面の崖に覆われ、一際異彩を放っている。
ここからは急斜面を下る。小さなアップダウンが連続する。
ここからは急斜面を下る。小さなアップダウンが連続する。
今度は梯子を登る。
2
今度は梯子を登る。
辿り着いた小ピーク。
2
辿り着いた小ピーク。
案外怖い場所だ。
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案外怖い場所だ。
痩せ尾根を越える。両側が切れ落ちたザレ場。
子供は無警戒なのでここも怖い。
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痩せ尾根を越える。両側が切れ落ちたザレ場。
子供は無警戒なのでここも怖い。
最後に一登りで鬼ヶ岳山頂に到着する。標高1738m。
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最後に一登りで鬼ヶ岳山頂に到着する。標高1738m。
息子は即座に山頂の真ん中にある大岩に登っている。
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息子は即座に山頂の真ん中にある大岩に登っている。
二人そろって岩に登る。登るのにちょうど良い大きさの岩だ。
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二人そろって岩に登る。登るのにちょうど良い大きさの岩だ。
山頂は正に360度の大展望台。
遠く一列に見える山脈は南アルプス。残念ながらまだ雪はほとんど積もっていない。
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山頂は正に360度の大展望台。
遠く一列に見える山脈は南アルプス。残念ながらまだ雪はほとんど積もっていない。
首を右に振って八ヶ岳。
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首を右に振って八ヶ岳。
そして奥秩父の山々。遠目には特徴の少ない山脈だが金峰山や国師ヶ岳が見えている。
そして奥秩父の山々。遠目には特徴の少ない山脈だが金峰山や国師ヶ岳が見えている。
この山と繋がっている御坂山塊の山々。
左はこの間登った御坂山塊の盟主・黒岳、その右は三ツ峠山、右手前は十二ヶ岳。
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この山と繋がっている御坂山塊の山々。
左はこの間登った御坂山塊の盟主・黒岳、その右は三ツ峠山、右手前は十二ヶ岳。
そして真正面にはもちろん富士山。
山梨百名山の標柱を探してみたが見つからなかった。どうやら選考から漏れたようだ。
西御坂山塊の最高峰で、展望抜群のこの山は名峰の資格があるように思うのだが…
そして真正面にはもちろん富士山。
山梨百名山の標柱を探してみたが見つからなかった。どうやら選考から漏れたようだ。
西御坂山塊の最高峰で、展望抜群のこの山は名峰の資格があるように思うのだが…
息子は不思議な形の岩に登っている。何かの動物のような形だ。
息子は不思議な形の岩に登っている。何かの動物のような形だ。
息子が何やら「虫がいっぱいいる」と言っているので覗いてみると、
小さな虫がいっぱい集まっている。一見、砂かと思った。
空を飛べる虫だが小さすぎてよく見えない。一体何者だろう?
息子が何やら「虫がいっぱいいる」と言っているので覗いてみると、
小さな虫がいっぱい集まっている。一見、砂かと思った。
空を飛べる虫だが小さすぎてよく見えない。一体何者だろう?
登山者の数は多くはないが次々と登って来る。
大岩の上でポーズを決めて写真を撮っている人がいたので、息子も真似して撮影。
しかし腰が引けている。
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登山者の数は多くはないが次々と登って来る。
大岩の上でポーズを決めて写真を撮っている人がいたので、息子も真似して撮影。
しかし腰が引けている。
展望を満喫したら下山開始。鍵掛峠経由の周回コースを歩く。
いきなりの急斜面で綱引きのような太いロープが設置されている。
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展望を満喫したら下山開始。鍵掛峠経由の周回コースを歩く。
いきなりの急斜面で綱引きのような太いロープが設置されている。
イノシシが土を掘り返した跡があちこちに見られる。
イノシシが土を掘り返した跡があちこちに見られる。
岩場を登る。この稜線はアップダウンが続くかなりの痩せ尾根だ。
岩場を登る。この稜線はアップダウンが続くかなりの痩せ尾根だ。
振り返って鬼ヶ岳を望む。急斜面をここまで下ってきた。
振り返って鬼ヶ岳を望む。急斜面をここまで下ってきた。
周囲は紅葉がきれいだ。
周囲は紅葉がきれいだ。
今度は岩場の下り。長いロープが垂れ下がっている。
今度は岩場の下り。長いロープが垂れ下がっている。
慎重に下る。
岩場は続く。
今度は岩場の登り。簡単な岩場が続く稜線で、子供たちは楽しんでいる。
2
今度は岩場の登り。簡単な岩場が続く稜線で、子供たちは楽しんでいる。
複雑な形の木。横になっている木は生きているようで、倒木という訳ではなさそうだ。
複雑な形の木。横になっている木は生きているようで、倒木という訳ではなさそうだ。
さほど展望の良い稜線ではないが、ところどころ木の間から富士山が眺められる。
さほど展望の良い稜線ではないが、ところどころ木の間から富士山が眺められる。
鍵掛峠に到着。このまままっすぐ進むと王岳に至るが、ここで左折して下山道に入る。
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鍵掛峠に到着。このまままっすぐ進むと王岳に至るが、ここで左折して下山道に入る。
ちょっと道が細い。慎重に通過。
ちょっと道が細い。慎重に通過。
立派なブナの木。
立派なブナの木。
こちらの登山道にもある「ブナ原生林」の標識。
こちらの登山道にもある「ブナ原生林」の標識。
押し合いへし合いのぎゅうぎゅう詰めのキノコ。
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押し合いへし合いのぎゅうぎゅう詰めのキノコ。
こちらは丸くてきれいな卵のようなキノコ。
こちらは丸くてきれいな卵のようなキノコ。
美しい樹林帯の緑の中をジグザグに下っていく。
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美しい樹林帯の緑の中をジグザグに下っていく。
登山道入口に到着。
登山道入口に到着。
ここからは林道を20分程度歩く。
ここからは林道を20分程度歩く。
途中の沢で休憩して少し遊ぶ。子供は水が大好きだ。
途中の沢で休憩して少し遊ぶ。子供は水が大好きだ。
西湖いやしの里根場に下山する。
茅葺屋根の家が並んでいるが、これは復元されたものだ。
西湖いやしの里根場に下山する。
茅葺屋根の家が並んでいるが、これは復元されたものだ。
巨大なフジアザミ。子供の背丈くらいの大きさだ。花もでかい。
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巨大なフジアザミ。子供の背丈くらいの大きさだ。花もでかい。
歩いてきた稜線を振り返る。右のピークが雪頭ヶ岳あたりだ。
歩いてきた稜線を振り返る。右のピークが雪頭ヶ岳あたりだ。
売店があり多くの人で賑わっている。
ロングコースを歩いたご褒美にソフトクリームを購入。
売店があり多くの人で賑わっている。
ロングコースを歩いたご褒美にソフトクリームを購入。
秋の景色。
西湖の駐車場に戻ってくる。
西湖の駐車場に戻ってくる。
15時を過ぎてもまだ富士山は雲一つかからずきれいに見えている。
本日の天気は最高だ。
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15時を過ぎてもまだ富士山は雲一つかからずきれいに見えている。
本日の天気は最高だ。
西湖の畔に下りてみる。中を覗くと小さな魚が泳いでいる。
西湖の畔に下りてみる。中を覗くと小さな魚が泳いでいる。
魚の死体を発見。息子が棒でつついている。まだ新しそうだ。
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魚の死体を発見。息子が棒でつついている。まだ新しそうだ。

感想

本日は全国的な快晴予報。家族4人で山に出かけることにする。
家から遠くて緩い山か、家から近くてきつい山か、
どちらが良いか子供達に聞いてみると、なんときつい山が良いという。
普段は山を嫌がっているのに珍しいことだ。
といわけで、御坂山塊の鬼ヶ岳に行ってみることにする。
この季節は新雪の富士山を望むことができそうだ。

近いと言っても山梨なのでそれなりに時間はかかる。
さらに朝っぱらから中央道の事故渋滞があり移動に2時間半かかってしまった。
息子は全然近くなかったと言っている。

西湖からはきれいな富士山が望める。山頂からは素晴らしい展望が期待できそうだ。
しかし歩き始めてすぐに息子が疲れたと言い出し、なかなか足が前に進まない。
元気づけて、大福食べさせて、ようやく山頂に到着する。
山頂は文句なしの360度大展望台。
富士山、南アルプス、八ヶ岳、奥秩父、御坂山塊、天子山塊などなど多くの山が見渡せる。
鬼ヶ岳〜鍵掛峠は岩尾根で案外面白い道。こちらも良いルートだ。
最後は根場に下山してご褒美のソフトクリーム。

本日は天候に恵まれたこともあり、素晴らしい景色を堪能できた山行だった。
また、稜線歩きは意外に痩せ尾根で、歩いていて楽しい登山道だった。

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体力レベル
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