由布岳(正面登山口〜合野越〜マタエ〜西峰〜東峰)


- GPS
- 03:45
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 861m
- 下り
- 911m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口横にも有料駐車場有り。(1日500円でした) |
コース状況/ 危険箇所等 |
マタエまでは綺麗に整備された道で危険箇所も有りませんでした。 マタエから西峰への鎖場は危険な箇所も有りました。 |
写真
感想
豊後富士とも呼ばれる由布岳に登ってきました。
由布岳は西峰・東峰と2つの頂上がある面白い山で、2つの頂上への分岐部分には「マタエ」と呼ばれる中継地点が有りました。
正面登山口から頂上まで、ほぼ間髪入れずに登りが続きますが、途中九十九折りになっていたり、綺麗に階段が整備されていたりするので、急登が続く様な箇所は無く、身体的なキツさは殆ど感じませんでした。
草原〜森林〜展望良好な裾野〜岩場〜鎖場と次々に変わる景色もあって飽きること無く楽しめました。
マタエから上は、時折吹く吹きさらしの風が冷たく、西峰頂上の気温は3℃でした。
必要ないかも?と思いながらも持って行ったネックゲイターが思いの外役立ちました。
西峰への障子戸と呼ばれる鎖場では、足元の安定しない高所を数メートル程、横に進まなければいけない箇所も有り、足元を通して覗く切り立った垂直の崖に恐怖を感じる部分が有りました。
西峰から東峰へは、お鉢めぐりも出来るらしく、ルート案内板も有りましたが、西峰頂上から目視すると結構な高低差に感じたのと、通ってきた鎖場とで既に精神力を削られており、一旦マタエまで戻ってから東峰に再度登りました。
東峰は腰程の岩場が続きますが、難無く頂上まで行けました。
紅葉の時期だったのと好天に恵まれたのも有って、登山道、頂上共に結構な人出で賑わっていました。
下山後に振り返ると緩やかな高原と深い青色の空が綺麗に対比していて、昔のWindowsの壁紙を思い出すような景色でした。
車で行っても、駐車場がきちんと登山口に整備されており、往復8km程のハイキングで様々な景色と標高1500mから海まで見下ろせる絶景が楽しめる、素晴らしい山でした。
年間を通して賑わう山との事なので、体力作りとスキルアップをして、厳冬期に、また来てみたいです。
きっとこの風景が白一面に染まると、また違った絶景が見られるんだろうなぁと思いながら下山後も暫く眺めていました。
普段はコーヒーなんて飲まないのに初めてバーナーとコッヘルを山に持ち込んで、頂上でインスタントコーヒーを飲みました。
頂上で飲むコーヒーは何故だか最高に美味しく、今後のハイキングでの楽しみが、またひとつ増えました。
下山中に左の膝に違和感を感じていましたが、帰宅後から本格的に痛くなってしまいました。
以前から下山中に足の小指の先が痛くなる事は有りましたが膝が痛くなったのは初めてでした。
息が上がる事もあまり無く、ハイペースで上り下りしたのが原因かな・・・と思っています。
膝の調子が良くなるまでハイキングは少しお預けか・・・と落ち込みながら、食べなかった行動食と一緒に余ったインスタントコーヒーを飲みました。
普通にインスタントコーヒーでした。
山で口に入れる物が美味しくなる現象を不思議に思いながら、痛めた膝にシップを貼りつつも、懲りずに次はどこに登ろうかとスマホを眺めて計画しています。
山にハマったなーと実感する程、魅力的な山でした。
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