空沼岳 下金山林道ルート


- GPS
- 08:02
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 822m
- 下り
- 813m
コースタイム
9:30 金山林道分岐
11:15 空沼
12:20 空沼岳(20分休憩)
13:10 空沼
13:50 金山林道分岐
15:15 林道入口
天候 | 小雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
あまりメジャーなコースではないので、ピンクテープは皆無です。 金山林道分岐から空沼までは、ルートが多少分かりにくく感じました。 山頂直下の稜線は、雪庇注意してください。 |
写真
感想
気づけば、超久しぶりの山歩きだ。
ここ最近は、岩登りばかりやってたので純粋な山歩きの体力あるかなー?
しかも、今シーズンの冬山、1発目。
不安要素が多いので、今回はあまり難しくない山。
アイゼン・ピッケルなしで、スノーシューで登れる山。
冬ルート(夏道のトレースじゃない)がある。
これで、見つけたのが「空沼岳」の下金山林道ルート。
駐車場は、ヘアピンカーブの横に10台ほど停められるスペースがあります。
で、準備をして、GPSの電源を入れ、ビーコンの電源を入れる。
って、一人なのでビーコンは、死体の発見を早める程度しか意味ないですね。
けど、山の捜索はお金がかかるので、こーいうのも大事かな?なんて。
冬山装備にしては、軽めにしたつもり、たぶん10kgくらい。
水分で3kg以上だしね。
まずは、取りつき部分を探す。
下金山林道の入り口・・・、ない。看板もトレースもない・・・。
なので、地図を見て、自分なりに取りつく。
まずは、稜線に出て、その後はアップダウンしながら、漁林道(金山林道)まで出る。
ここは、雪が安定していなく、木が出ているところあり歩きにくいし、踏み抜きが多く疲れる。
それでも、稜線歩きは気持ちイイ。
それに、誰の踏み跡も無い、雪山をラッセルして進むのは好き。
神秘的な美しい雪面に、自分だけのトレースをつける。
ロマンチストな自分は、こーいうのが好き。(笑)
林道に出てから、林道沿いにダラダラと歩く。
ここの分岐地点から、空沼に向かう。
ここからが、本当の登山のスタート。
けど、既に2時間弱も歩いてるのでバテてる・・・。
林道分岐から空沼にかけては雪もあり、歩きやすくはなってきたけれど、
地形がいまいち分かりにくく、ルートファイインディングを気をつけないと、
すぐにルートから外れてしまう。
マイナーなルートなコトもあり、ピンクテープも皆無です。
空沼の手前が急登がキツイ・・・。
正直、ひとりでずっと歩いて、心が折れてくる・・・。
天気も、小雪で寒いしなー・・・。
それでも、空沼に出て、景色が一気に良くなり、ちょっと減気になる。
ここで、簡単なお昼ごはんをかじる。
風も無いので、体が冷えない程度に10分弱休憩。
天候も晴れになり、もうちょっとがんばろう!という気持ちになる。
最後の急登をジグザグにラッセル。すねから膝ラッセル。
正直、厳しい・・・。息が上がる、汗が噴き出す。
けど、この感覚嫌いじゃない。
どうにか稜線に到着。
C1100mくらいに来ると、雪も多く、気温も下がる。
おかげで景色も一気に、美しくなる。
ノートレースで、誰に触られてない、大自然。
うん!来て良かったー!!っと心から感じる。
最後のダラダラ歩きで、ようやく山頂。
夏の時とは、ぜんぜん違う山頂だ。
けど、標識だけは相変わらず小さっ!
無風&晴天という、好条件で、冬山なのに山頂でご飯を食べれた。
20分近く休んでたら、さすがに体が冷えてきたので、下山開始。
予想していた以上にロングコース。
久しぶりの山行だったのもあり、体力がきつかったー。
帰りは、行き以上にヒマで、集中力が下がる。
事故、怪我の無いように、休憩しながら集中力を切らさないように下山完了。
結局、まとも座り休憩はほぼ無く、トータルで7時間35分。
完全ノートレースの、ひとり山歩き。
ラッセルは厳しいけれど、最高に気持ち良かったー!
やっぱ、マイナーな山、ルートはイイですね。
コースタイム
7:40 林道入口
9:30 金山林道分岐
11:15 空沼
12:20 空沼岳(20分休憩)
13:10 空沼
15:15 林道入口
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