布引の滝
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
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写真
感想
滝から林道までは一時間かかるらしい。しかしちょっと急いだMは16分で滝に到着していた。
橋のすぐ下の木に終了点をLがつくり、abで滝まで下部までくだった。abをするのは夏メイン以来で緊張する。シングルロープは太いし、雪がまとわりついていたので下りにくい。アイゼンも付けてたし。
降り立った地点のちょっと先からは水流音がした。安定しそうな場所に足場を作ってから改めて滝を見上げると、錦糸ほどではないけれど立派な氷が上まで延びていた。前回のアイスでも思ったけど、滝を凍らすってどんだけ寒いんだ!?てか、滝ってどうやって凍るんだ!?
MとLが降りてきた。
今回の滝はちょっともろめ。横にクラックが走っていて、たまにベキッと滝内部が割れる音がしていた。
まずはMがトップロープで登る。確保は私。
次は私が登る。その間にMはアバラコフを習って、実践していた。しっかり足が決まらないうちに踏み込んだら膝から下がずり落ちた。その拍子にアックスも抜けて、落ちた。私の「あっ」という声に思わず反応して上を見上げてしまったMの目に氷が入りかなり痛がっていた。落氷はつきものだけど、すみません。その後も何回かテンションをかけてしまう。
Lがトップロープでスクリューを決めながら登る(←表現の仕方合ってるのか?)。動きが静か。滑らかにスルスル登ってく。周囲の雰囲気も静かだった。
私がトップロープでスクリューより右側を登る。何回かテンション。前回のアイスでOBさんから指摘された通り、確かに左足が弱いんだよな。氷から身体が離れないような体重移動って難しい。それを実現するにはちょこちょこ登ってくのが最適なんだろうけど、なぜがガツガツした登りしかできない。
Lが先程つくったスクリューの支点を使ってリードをする。かなり緊張している様子。立場も心境も違う私は端から眺めることしかせず。そういう試練がいつか私にも訪れるのでしょうか。今は部にぶらさがることしかできず。確保はだいぶ緊張した。Lは慎重に、でもなんなく登ってリード成功。多分、今日みたこの光景は、今後の岩でもアイスでも私に付いて回るでしょう。
Mがトップロープで上まで登る。確保は私。スクリューを回収する練習も兼ねていた。スクリューは5本打たれていて、Mはそのうちの3本を回収するらしい。しかし回収に思いの外時間がかかり、なかなか進まないM。少しずつ辺りが暗くなってきた。Lからテンションをかけながら回収していいと指示を受ける。暗くなる前にスクリューを回収してしまう、とMが言うので4本回収された。今回、私は登ってばっかで用
具の扱いはさほどできなかったな。
最後は私が登る。時間がないのでよりガツガツと。スクリュー回収はテンションをかけつつ行う。風があったりしたらなかなか進まない作業だと思う。慣れなきゃね。
上までいって、下山。
終了点の作り方とかはいまだに知らない。岩もアイスもスカスカな知識なのは分かってる。さらに私はよく落ちる。ちょっと焦りを感じたりした。
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