幻の滝(両部の滝)と御宝前


コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 5:02
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道から外れると道はありません。テープだけが頼りです。 パイプ道から滝までは、かなり急な斜面です。笹薮の藪こぎもあります。間違って、滑り落ちないよう、注意が必要です。 |
その他周辺情報 | 板室温泉グリーングリーン、幸の湯が、あります。 |
写真
感想
先月三斗小屋宿跡に行った時、たくさん目にした「白湯山」。
気になって調べたら、昔「白湯山信仰」というものが流行っていて、その御神体が那須岳の中腹の幻の滝で有名な両部の滝の近くにあることを突き止め、いつか行ってみたいと思ってたが、決行することにした。
行きは、パイプ道を行きたかったが、熊の巣らしいという情報で、一人では無理と思い、普通の登山を行き、姥ケ平下分岐の先の降下地点から行くことにした。
降下地点からは、テープだけが頼りで道もなく
、途中藪こぎもあった。ここを戻れるか心配になる。
人工物が見えてきて、滝への降下点も近いと安心していたら、そこに2名の方が居られたので、しばし談義。
下に3名いるとのことで、安心して降りるが、かなり急である。
途中で3名と出会い、滝へ降りる道が判らないとのことで、私が先に行って探すことにした。
ロープを使って降りるところがあり、降りて先に行くと、目的の滝の下流にある滝の上部に出たが、ここは無理であると少し戻って、藪の中を見るとテープを発見、付いてきてた若いお兄さんが残り2人を呼びに行き、合流し無事両部の滝に付けた。
この人達から、私がいなかったら行けなかったと、大変感謝され恐縮した。
戻りも笹薮に足をとられ転倒したり、急登に苦しめられ、喘ぎながら、パイプ道まで戻ることができた。
これから御宝前に行くので、一緒に行かないかと誘ったが、滝からの登りでバテてしまい、もう帰るということで、お互いの無事を祈って別れた。
御宝前は、途中手摺のないパイプの橋を渡り下に回り込んで、左の涸沢を登り、そのテープのあるところから、右に藪に入って行く。
しばらく藪こぎをすると、岩が見えて来たので、そこを登るとすぐに御宝前に着いた。
祠があるとの情報だが、見当たらなかった。
御宝前からは、パイプ道を戻ったが、途中新旧合わせて10以上の熊糞があり、やはり熊のすみかが近いと、周囲に注意しながら早足でパイプ道を戻ったが、無事熊に遭遇しなかった。
登り2時間くらいのリハビリ登山のつもりだったが、なかなかとんでもないところだった。しかし滝は素晴らしく、御宝前もよかったので、終わってみれば楽しい山行きであった。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する