檜洞丸(つつじ新道ピストン)
- GPS
- 07:35
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,085m
- 下り
- 1,083m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは西丹沢自然教室入り口にあります。 危険箇所は特にありませんでした。 |
写真
感想
新年最初の登山はあまり混んでいない静かな山に行きたいということで、檜洞丸に行って来ました。
東名高速を大井松田で降りて順調に進み、6:30頃西丹沢自然教室前の駐車場に着くとすでに何台か止まっていましたが、まだ自然教室前にも道路を挟んだ反対側にも駐車スペースは空いていました。
7:00を目処に出発、林道を行くとキャンプ場の入り口に親切にも「檜洞丸、ツツジコース」という看板が出ていますし、林道からつつじ新道に入る入口にもわかりやすい道標があるので迷う心配はありませんでした。
登山道に入ると所々に木橋がかかっていたり、倒木が道を横断して倒れていたりもしますが、最近メンテナンスの手が入ったらしく新しく補修されていて危なげ無い道が続きます。あまりにも道が緩やかで高度を稼がないのでいつこのツケが回ってくるのかなどと思いながら進んで行くとゴーラ沢出合出会いに到着し、いよいよこれまでのツケを払う時がやって来ました。
とはいうものの、ゴーラ沢出合からの階段先に鎖があったもののそれほどハードな登りも無く、途中から後に見え始めた富士山を時折振り返ってはその勇姿に見とれ、写真を撮っているうちに、最初は遥か上に見えた隣の山腹を這う林道がいつの間にかずいぶん下に見えるほど高度を上げていました。
丹沢はどこを登ってもそこから見える富士山の勇姿に魅せられますが、それにしてもこのルートから見える富士山は格別のように思え、富士山に見とれて振り返りながら歩いているうちに檜洞丸の頂上に着いてしまったようにさえ思えました。
もっとも塔ノ岳や蛭ヶ岳などのように、山頂直前の急なひと登りが無いため戸惑う人もいるようで、私たちの後ろから登って来た人は初めてらしく、山頂にいる人に「えっ、ここが頂上なんですか?」と尋ねていました。
私が初めて檜洞丸に登ったのは学生時代、確か5月の山開きの時だったと思いますが、それが生まれてはじめての登山でした。山のてっぺんといえば尖っていて景色が見渡せるとばかり思っていたのに、檜洞丸は山頂に着いても広くて平らでどこが一番上かわからなかったことと、樹木に遮られて景色が全然見えなかったことが印象的でした。今回もその時と同じように相変わらず広くて平らな山頂でしたが、冬枯れのせいか思いの外見晴らしが良く明るかったのが意外でした。
穏やかな天気ですがさすがに1月の山、寒い。昼食に添えて作った熱々の即席の豚汁はわずかな間に冷めてしまい、首から外した汗に濡れたタオルは持ち上げるといつの間にか板状に凍ってました。
ここまで来たら犬越路に行きたい気持ちも山々ですが、同行者はいままでアイゼンを付けて歩いたことがないということなので、足元の心配が無い春になってからまた来ようということにしてツツジ新道(川コース)で戻ることにしました。
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