ポンサマッケヌプリ (点名 本様毛)


- GPS
- 05:08
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 610m
- 下り
- 609m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ランプの宿 森つべつ 入浴料500円。アルカリ性単純泉。シャンプー、ソープ付き。加温、循環、消毒していると書いてあったが、全く塩素臭くない。特に低温泉。肌がぬるぬる。出たらスベスベです(ここが源泉率が高いのか?)。脱衣場に無料鍵付き小ロッカーと近くの天然水給水機あり。 |
写真
感想
昨日暖気が入り、雪が解け、更に湿り雪少々。ライブカメラで見たら、折角凍りかけた摩周湖が青々と完全融解。ショックを受ける。阿寒は大分降ったようだ。ライブカメラの斜里岳は上空に厚い雲。根北峠はやめ、以前から行きたかったポンサマッケヌプリへ。ライブカメラの阿寒湖と屈斜路湖は晴れている。
津別から津別峠へ向かい、雪は少ないと思っていたら、ランプの宿に着いたころには周囲は結構積もっている。旧営林署の車が数台、キャリアを轢いて停まっていた。モービルが数台、宿から東へ向かう林道と南へ向かう林道へ行ったらしい。旧営林署の車の近くに停め(たぶんランプの宿の従業員駐車場も兼ねる)、準備をしてすぐ出発。宿の人が所用で出てきたが、何も言わなかった。帰りは温泉に入っていこう。
モービルの後はシールが滑り、快適に飛ばす。が、すぐ二股。モービルは道なりにサマッケヌプリの方へ。ポンサマッケヌプリは沢を渡って真っ直ぐ進む林道。仕方なくラッセルが始まる。なだらかな林道をスキーでも脛ぐらいのラッセル。雪が軽いのが幸運だ。がんばって進み、阿寒外輪山の尾根が近付いてくる。そして林道終点。当初は真っ直ぐ進み、852凸の東巻いて登ったら急斜面が無いと思っていたが、右に造林道が伸びている。意外と上に行きそうなので、802凸の北に出る派生尾根に乗ることにする。造林道は更に西に向かうので、道のような道でないような所を南に逸れ、派生尾根の急斜面をトラバース気味に登っていく。ラッセルがきつい。ヘロヘロで着いた尾根の上は大木の平らな台地。ここは何処?と地図を見たときにサングラスを落とし、探しに戻ったが判らなかった。正面に雲が湧き出し、テンションも落ちて平らな大木の樹林帯をラッセルで進む。樹間に空が見え、着いた?と思ったら展望がない。結構歩いたつもりが、まだ尾根の付き辺りらしい。右に曲がりポンサマッケヌプリへ。斜度はあるような無いような、展望は無い大木の樹林帯を進んでいく。目標を定められず、展望のない美しい森のラッセルが体力と心を奪っていく。方向はあっているのか?何処まで行くのか?1時を過ぎ、もう帰ろうかと負けそうになってきたとき、正面の樹間に青空が。木が少なくなり、雪の小さな丘、ポンサマッケヌプリ山頂。木の向こうに雄阿寒とパンケトーが。展望が良い場所があるはずだ。持ってきた山行記録のプリントを確認し、阿寒湖寄りにその場所はあるという。見れば西側に開けた場所が。滑り降りると目の前にドーンと雄阿寒。その下にパンケトーが。その西側に阿寒湖と雌阿寒。フップシも見える。まさに絶景です。ゆっくりしたかったが、時間もないので名残惜しく帰途に就く。山頂の東側にパンケトーがもっと見られそうな雰囲気の場所があったが、体力が心配。残念だが寄らずに帰る。帰り道、樹間に摩周と西別が。自分のトレースをシールで快適にクラシカルクロカンのように進んでいく。行きに斜度は感じなかったが、それなりに下っているのが判る。気持ち登り返して派生尾根へ。体力が切れてきて、テルモス紅茶を補給しながら急斜面の上へ。燃料補給し、シールを外し滑走。このしたが、短いオープンバーンがあったのだが、トレースとずれるので攻めきれず。滑走は楽しめないまま林道へ。シール無しの林道歩きが妙に長かった。それでも明るいうちにランプの宿まで。旧営林署の車はもうなかった。
車を正面駐車場まで移動し、入浴。500円。貸切の風呂。アルカリ単純泉はpH9.6とのこと。低温泉は特にアルカリ泉らしくぬるぬる。塩素臭くない。出てから加温、循環殺菌していることを知るが、それを感じさせない良い湯でした。帰りの道路から夕景の空に雄阿寒が綺麗に見えた。かなり疲れたが、満足行く山行でした。
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