和泉山脈（五百仏山〜一乗山）四国八十八ヶ所巡りと根来寺散策

2018年11月10日(土) [日帰り]

• GPS: 03:27
• 距離: 5.3km
• 登り: 224m
• 下り: 223m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:27
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:27

10:03 スタート地点
13:30 ゴール地点

地元の山です。
地元では皆”ねごろでら”と呼んでいますが、実は”ねごろじ”が正解です。
正式名称は「一乗山大伝法院根来寺」です。

天候

曇りのち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

京奈和自動車道の岩出根来出口から南下して1つ目の交差点を東へと進みます。
約1km先にある岩出市民俗資料館横の無料駐車場にマイカーを停めます。

コース状況／危険箇所等

五百仏山四国八十八ヶ所巡りの「五百仏山遊歩道ハイキングコース」は、いわゆる気軽に歩けるハイキングコースとは程遠く、道中の至る所で動物の掘り起こし跡や藪漕ぎのある、荒れた登山道だと考える方が適切です。
根来寺の散策はピクニック感覚で気軽に歩くことができます。

その他周辺情報

根来寺周辺にはベンチ、トイレ、自動販売機がそれぞれ何か所かあります。

写真

11/10 10:02

岩出市民俗資料館横の無料駐車場にマイカーを停めます。

11/10 10:02

駐車場から出たら、横断歩道を渡ります。（鬼嫁撮影）

11/10 10:15

横断歩道を渡ったら、左方向へと進みます。いよいよこれから四国八十八ヶ所巡りの始まりです。（鬼娘撮影）

11/10 10:07

100mほど進んだところにある細い路地を右側に入るとそこは徳島県、第一番霊山寺の祠が現れます。
寄ってたかって写真を撮るの図w

11/10 10:07

その奥にある祠は番外です。舗装路はここで終了、奥の三叉路を左へと進みます。

11/10 10:07

50mほど進むと第二番極楽寺の祠が現れます。
またまた、寄ってたかって写真を撮るの図w（鬼嫁撮影）

11/10 10:12

赤い木の実を発見。よく見ると南天のような…。

11/10 10:13

鬱蒼とした薄暗い山道を進みます。

11/10 10:15

最初の失敗です。標識をよく見ずに矢印の方向へと上ってしまいました。

11/10 10:17

祠が現れなくなりました。GPS現在位置で道迷いに気付き、元の場所へと撤退します。

11/10 10:18

落ちていた栗の毬を発見。

11/10 10:19

緑の中の紅一点。（鬼嫁撮影）

11/10 10:22

よく見ると、先ほどはその存在に気付かなかった民家の脇の通路を発見。標識のある分岐を矢印の方向へと進みます。

11/10 10:23

再び祠が現れました。こちらで正しいようです。

11/10 10:35

赤い木の実を発見。（鬼娘撮影）

11/10 10:27

ゆるやかな上り道が続きます。

11/10 10:27

三叉路にある標識を確認しますが、指し示す先が2方向しかありません。う〜ん。

11/10 10:28

GPS現在位置が錯綜しており、正しい方向がわかりません。手前の木段より踏み跡は薄いものの、第十八番恩山寺の祠がある矢印の方向へと進むことにします。

11/10 10:30

祠が続くので恐らく方向は正しいのでしょう。倒木を乗り越えて進みます。

11/10 10:32

白い花を発見。

11/10 10:33

順調に祠が続きます。

11/10 10:34

紫色の木の実を発見。（鬼嫁撮影）

11/10 10:34

だんだんと茂みが濃くなってきました。（鬼嫁撮影）

11/10 10:35

踏み跡が薄くなってゆき…。

11/10 10:37

藪漕ぎが始まり…。

11/10 10:37

だんだんと藪が深くて祠に近づけなくなってきました。

11/10 10:38

コレ、ホントにこっち方向でいいのか不安になってきました。

11/10 10:39

踏み跡が完全になくなって…。

11/10 10:43

いよいよ登山道の痕跡がなくなりました。多分この先に展望台があるものと思われますが、ハイキング用の軽装備で来ている鬼っ子家族3人、ここであっさり撤退w
行きたい所へ行けなくなることより、無事帰宅できることを優先しましたw

11/10 10:44

ヘビいちごを発見。

11/10 10:45

これ何だろう？（鬼娘撮影）

11/10 10:46

橙色の木の実です。これも南天かな？

11/10 10:47

木苺を発見。

11/10 10:48

あじさい発見。

11/10 10:50

藪漕ぎからの撤退後、矢印の方へとショートカットします。

11/10 10:51

一難去ってまた一難、ショートカットしたこの道が動物の掘り返し跡で凸凹かつフカフカ。足をとられて歩きにくいです。

11/10 10:52

木段が朽ち落ちて路面の土が崩れ落ちています。

11/10 10:54

激しい急登で滑り易くなっています。足元を踏みしめると路面がボロボロと崩れ落ちていきます。

11/10 10:55

急登を上り切ったところにハイキングコース案内板を発見、ホッと一息。

11/10 10:57

ハイキングコースとの合流後は、比較的歩きやすい路面です。

11/10 10:59

薄日が差す尾根道に出ました。

11/10 11:00

紅葉の色づきはこの程度。

11/10 11:07

尾根道に接地された見晴らし用のベンチ。

11/10 11:05

眼下に根来寺が見えます。

11/10 11:07

出発前にマイカーを停めた駐車場も見えました。

11/10 11:08

尾根道が続きます。

11/10 11:11

第六十一番香園寺、愛媛県の終盤に差し掛かったところで…。

11/10 11:11

…木々の合間から桜台〜岩出市方面が見えました。

11/10 11:12

何やら動物のトイレを発見！黒いのは全部ウンチです。

11/10 11:14

集団で咲き誇る黄色い花を発見。

11/10 11:15

薄茶色に紅一点。

11/10 11:15

コウヤボウキに似てますが…。

11/10 11:18

晴れ間が広がり、陽がだんだんと差してきました。歩いていて気持ちの良い尾根道です。

11/10 11:19

地面に落ちた紅葉一枚。

11/10 11:25

東屋で暫く休憩したあと、再出発です。

11/10 11:22

東屋から見えた大塔。

11/10 11:30

順調に歩き始めたと思ったら…。

11/10 11:29

…藪漕ぎが始まりましたw（鬼嫁撮影）

11/10 11:32

弘法大師様！？

11/10 11:35

サザンカでしょうか？

11/10 11:35

ヨシノアザミかな？

11/10 11:36

そして香川県、第八十四番屋島寺の脇には…。

11/10 11:37

…シイタケ！？
美味しそうですが、食べる勇気はありません。

11/10 11:41

そして最後の…。

11/10 11:42

…第八十八番大窪寺です。

11/10 11:42

第八十八番大窪寺の奥には東屋があり、さらに東屋の奥には、満願成就を願う（かどうかはわかりませんが）お寺…ではなく神社（神棚には稲荷大明神とありました。）が。

11/10 11:44

しっかりお願いをする鬼娘とその証拠固めをする鬼嫁w

11/10 11:46

第八十七番の脇にある分岐まで引き返し、左側の坂を下ります。

11/10 11:48

道端に落ちていた20cm程の巨大な木の実（ハートマーク付き）。色や形がちょっと気持ち悪いです。

11/10 11:49

小さな橋を渡って、その先の坂を上れば…。

11/10 11:50

根来寺大門近くの道路へと接続します。

11/10 11:52

ズボンにくっ付いた何かの種子が、まるでヤマレコのマークみたいでしたw

11/10 11:52

県指定文化財の根来寺大門へと到着です。

11/10 11:53

大門から鐘楼門へと向かいます。（鬼嫁撮影）

11/10 11:54

所々で色づき始めた紅葉。（鬼嫁撮影）

11/10 11:55

空の青に映える真っ赤な紅葉。

11/10 12:07

鐘楼門が見えてきました。（境内入山拝観料500円が必要）

11/10 12:33

ベンチで休憩＆昼食です。昼食はおにぎり＆スープ＆コーヒーを頂きました。たっぷり歩いた後で頂くおにぎりは最高です。

11/10 12:49

光明殿の手水舎に鎮座する龍、すごい迫力です。

11/10 12:51

県指定文化財の常光明真言殿、通称 光明殿です。

11/10 13:01

あらま、かわいいお地蔵様たち。（鬼嫁撮影）

11/10 13:08

光明殿の次に訪れたのは、奥の院。
ここで忘れ物大魔王の鬼娘が軍手＆デジカメを昼食のベンチに置き忘れて来たと言い出し号泣w、3人で急いでベンチへと戻る。
幸い、両方とも見つかりました。

11/10 13:17

再び戻って、国宝の大毘廬遮那法界体性塔、通称 大塔へ。
右隣は県指定文化財の大伝法堂です。

11/10 13:17

大塔は何度見ても大きくて立派な建物です。（鬼嫁撮影）

11/10 13:30

大伝法堂を後にし、不動堂へと向かいます。（鬼娘撮影）

11/10 13:22

途中にあるもみじ谷公園を見下ろします。色づきはまだ先のようです。

11/10 13:21

不動堂へと続く道にある身代不動尊参道の門。（鬼嫁撮影）

11/10 13:23

不動堂を指し示す絵付きの石標識があります。

11/10 13:26

県指定文化財の不動堂です。大勢による読経の声が聞こえていました。

11/10 13:32

駐車場に戻ってきました。
売店で鬼婿は巨峰、鬼嫁はチョコバニラ、鬼娘はメロン味のソフトクリームを食べたあと、のんびりと帰路につきました。

撮影機器：

EOS 70D CANON

サイバーショット DSC-WX300 SONY

α NEX-5 SONY

装備

MYアイテム

yurimuko

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 日よけ帽子 靴 サブザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 携帯 時計 タオル カメラ

共同装備

ガスカートリッジ ウインドスクリーン コンロ コッヘル レジャーシート（青緑） 水（500mlPET×2本）

感想

yurimuko

五百仏山四国八十八ヶ所巡りの「五百仏山遊歩道ハイキングコース」は、いわゆる気軽に歩けるハイキングコースとは程遠いものでした。
道中は木々で鬱蒼としており、未だに蜘蛛の巣退治棒が必要だったり、地面には至る所に動物の掘り起こし跡があり、コースの至る所で藪漕ぎが始まるなど、全体的に人の出入りの少ない荒れた登山道のようなコースでした。
経験の浅い超初心者集団ということもあるでしょうが、元々が荒れているコースだけに、踏み跡は全く判断の拠り所にならず、分岐点で迷ったり、来た道を引き返したりと、右往左往の連続でした。
GPS現在位置も何度か錯綜したため、これがもし山深い登山道だったらと思うとゾッとする反面、比較的安全な場所で今後に生かせる良い経験が出来たのでは？と感じているところです。
今回は3人とも軽装備だったため、コース東端への藪漕ぎは途中で断念しました。
結果、愛宕山付近にある展望台には行けず仕舞いで、その点はちょっと残念でした。
終わってみれば、今回は色々と考えさせられることの多い山行でした。

なお、ハイキングコースと聞いて気軽に参加したものの、予想外の悪路、急登、蜘蛛の巣等による肉体的＆精神的疲労に見舞われた鬼嫁は、帰宅後、改めて次回からの山行への不参加を表明する結末となりましたw

yurimusume

いきみちは、のぼりやくだりがあり、そのうえ、やぶになった道もあり、もう大変！思っていたよりしんどかったです。
とちゅうで、何回も引き返していたので、だいじょうぶかなとしんぱいでした・・・。
八十八ヶ所巡りでは、いっぱいおじぞうさまがいました。なぜか、番外のおじぞうさまも、色々いました。おてらのちかくは、かわいいおじぞうさんもいました。
なんだか大変な一日になったけど、楽しかったです。次はどこかな〜。