記録ID: 1664363
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ハイキング
丹沢
紅葉の東海自然歩道（浅瀬〜切通峠）を歩いてみた
2018年11月26日(月) [日帰り]
tekuteku-889
- GPS
- --:--
- 距離
- 24.4km
- 登り
- 904m
- 下り
- 895m
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標高グラフを拡大コースタイム
■主な地点の通過タイム
06:40 駐車場（出発）
06:48 ゲート
06:55 浅瀬橋
07:20 芦沢橋
07:39 山百合橋
08:41 水ノ木橋
09:14 大棚橋
09:59 切通沢橋
10:40 林道終点（6分休憩）
11:21 切通峠（食事＆休憩21分）
12:04 林道終点
12:48 切通沢橋
13:33 大棚橋（食事＆休憩10分）
14:02 水ノ木橋
16:08 浅瀬橋
16:18 浅瀬・駐車場（到着）
総行程時間；11時間33分（撮影≒750枚、休憩、食事含む）
06:40 駐車場（出発）
06:48 ゲート
06:55 浅瀬橋
07:20 芦沢橋
07:39 山百合橋
08:41 水ノ木橋
09:14 大棚橋
09:59 切通沢橋
10:40 林道終点（6分休憩）
11:21 切通峠（食事＆休憩21分）
12:04 林道終点
12:48 切通沢橋
13:33 大棚橋（食事＆休憩10分）
14:02 水ノ木橋
16:08 浅瀬橋
16:18 浅瀬・駐車場（到着）
総行程時間；11時間33分（撮影≒750枚、休憩、食事含む）
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
＊東名高速「大井松田IC」出口よりR255〜R246〜R76経由で世附駐車場まで約21.5Km、約40分。 ＊一般道の場合は、R246「清水橋」よりR76経由で世附駐車場まで約9Km、20分。 ＊駐車場は丹沢湖の西端、世附川左岸沿いに公共駐車場・🚻あり。 ■バスの場合（富士急湘南バス、小田急新松田駅） ＊最寄りのバス停「浅瀬入り口」。 http://www.syonan-bus.co.jp/rosen/#id1 ■小田急線・新松田駅 https://www.odakyu.jp/station/shin_matsuda/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■浅瀬橋〜水ノ木橋 この区間、工事関係車両が往来しており当日、車両6台を見かけました。当年度末まで治山工事の公告看板が設置してあります。 ■水ノ木橋〜切通沢橋 この区間、ほぼ砂利道です。車両の往来の形跡はありません。枯れ葉が堆積しており浮き石を踏んで捻挫などせぬように。 ■切通沢橋〜林道終点（切通峠取り付き地点） 倒木、土砂の堆積箇所（写真参照）がありますが、通行は可能です。 ※林道は元々森林軌道であったためか勾配は緩やかです。 ※林道の全区間、とりわけ水ノ木橋〜林道終点の間では落石にはご注意、また、ガードレールのない箇所が多いです。 ■林道終点〜切通峠（甲相国境尾根） 取付き地点から間もなく小さな渡渉後、ロープの急斜面は崩壊しつつあり、登りにくいです。峠までルートはほぼ足幅ほど、谷側へ滑落せぬように。また、今の時期、枯れ葉が堆積してルートが分かりづらいです。峠に近い緩やかな傾斜の道でクマのもの思われるう〇ち（写真）を2か所見かけました。 |
| その他周辺情報 | ■🚻 �‘擦留愡核漫�24時間開放、和洋水洗式。 �▲丱皇筺γ安�湖前の公衆🚻 ��世附川駐車場公衆🚻 ※本ルート上🚻はありません。 ■通行止め解除の公告（神奈川県） http://www.pref.kanagawa.jp/docs/f4y/02yama/kouen_kouenhodou/20180926_tozandou_tokaisizenhodou-yoduku_release.html ■神奈川県警察・松田署のHP https://www.police.pref.kanagawa.jp/ps/71ps/71mes/71mes900.htm ※西丹沢登山情報「ニシタンだより」は貴重な情報と思います。 |
写真
06:14 世附の駐車場＆🚻／ゲートまで約1Kmの地点、左側（世附川沿い）です／気温5℃。
（道路から撮影）
（道路から撮影）
浅瀬橋＆三叉路。／ここはその昔、森林鉄道の分岐点（大又沢線＆浅瀬・金山線）だったそうです。
道標は次…。
道標は次…。
「切通峠」方面は左折、大又沢林道、法行橋、地蔵平方面は右折です。※倒れている古い道標から「夕滝橋200m、夕滝400m」と読み取れます。夕滝橋は世附峠へと続く吊り橋で、橋は水害で流され現存しません。両岸に基礎らしきものが有るのみです。古いガイドブックに吊り橋（ガイドブックは「釣橋」）を利用したコースの紹介があります。
1
11/26 6:55
「切通峠」方面は左折、大又沢林道、法行橋、地蔵平方面は右折です。
※倒れている古い道標から「夕滝橋200m、夕滝400m」と読み取れます。夕滝橋は世附峠へと続く吊り橋で、橋は水害で流され現存しません。両岸に基礎らしきものが有るのみです。古いガイドブックに吊り橋（ガイドブックは「釣橋」）を利用したコースの紹介があります。
※倒れている古い道標から「夕滝橋200m、夕滝400m」と読み取れます。夕滝橋は世附峠へと続く吊り橋で、橋は水害で流され現存しません。両岸に基礎らしきものが有るのみです。古いガイドブックに吊り橋（ガイドブックは「釣橋」）を利用したコースの紹介があります。
林道はこんな感じ。林道の終点まで段差のない緩やかな勾配であるのは、昭和の初期から20数年間、森林鉄道が敷設されていたとのことから頷けますね。なので歩きは楽です。
2
11/26 6:57
林道はこんな感じ。
林道の終点まで段差のない緩やかな勾配であるのは、昭和の初期から20数年間、森林鉄道が敷設されていたとのことから頷けますね。なので歩きは楽です。
林道の終点まで段差のない緩やかな勾配であるのは、昭和の初期から20数年間、森林鉄道が敷設されていたとのことから頷けますね。なので歩きは楽です。
浅瀬橋から最初の橋／銘鈑はありませんが「芦沢橋」？/ 橋の右手前に道標があります。次の写真…。
バス停「浅瀬入口」から5.6Km、「切通峠」まで10.5Km。
前の写真の位置（崩壊改修地点）から見た下流方向です／復路撮影。
林道の右下の廃屋。嘗ては栄えた林業従事者の”飯場”だったのかな？
緩やかな勾配の林道。その昔、この道は木炭や材木を運搬しお国の経済を支える重要な幹線だったんですね。
左眼下にご覧の施設。流木や流岩を受け止める役目かな？／この本谷（世附川）は水力発電にも活用されているようで、専用の標識から取水やサイフォンなど管理用通路が確認できます。11/26 8:34
左眼下にご覧の施設。流木や流岩を受け止める役目かな？／この本谷（世附川）は水力発電にも活用されているようで、専用の標識から取水やサイフォンなど管理用通路が確認できます。
水ノ木橋／写真の右奥が浅瀬方面、菰釣橋方面は橋の手前を左へ。切通峠方面は手前…次の写真。※森林鉄道は菰釣橋まで延びていたようです。
11/26 8:43
水ノ木橋／写真の右奥が浅瀬方面、菰釣橋方面は橋の手前を左へ。切通峠方面は手前…次の写真。
※森林鉄道は菰釣橋まで延びていたようです。
※森林鉄道は菰釣橋まで延びていたようです。
切通峠方面はご覧のように落ち葉が堆積。車両の通行形跡はないことから工事用車両は浅瀬から菰釣橋方面を頻繁に往来しているようです。ここに治山工事の公告があります。
11/26 8:43
切通峠方面はご覧のように落ち葉が堆積。車両の通行形跡はないことから工事用車両は浅瀬から菰釣橋方面を頻繁に往来しているようです。ここに治山工事の公告があります。
道標＆看板。治山工事は今年度末までのよう。
※菰釣橋方面は写真左奥へ。
※菰釣橋方面は写真左奥へ。
いいですね！ 撮るには障害物が気になりますが、自然林ですので…。
林道からかすかに見える地図上の「❘: 大棚」の落ち口。
滝つぼへの降り口は見当たらず。
滝つぼへの降り口は見当たらず。
「大棚橋」／橋を渡れば「明神峠」方面への水ノ木幹線（林道）。次はこの長い長い距離の林道歩きを予定。切通峠は橋を見送り右へ…。道標は次…。
2
11/26 9:14
「大棚橋」／橋を渡れば「明神峠」方面への水ノ木幹線（林道）。次はこの長い長い距離の林道歩きを予定。切通峠は橋を見送り右へ…。道標は次…。
小さな沢の大きな石上にご覧の”オブジェ”？／どなたの創作でしょうか、思わず微笑みます。
いろんな樹々の黄葉・紅葉が楽しめ、シャッターを押してばかり、進みません。
障害物その1／跨いでOK！
※浅瀬〜水ノ木橋間の路上は全く障害物はありません。
※浅瀬〜水ノ木橋間の路上は全く障害物はありません。
障害物その2／右側V字急斜面の沢から崩落した石が堆積／ここも通過OK！
大棚沢林道の竣工を記念しての銘鈑？新設工事起点／昭和55年度（1980年）とあります。
※森林鉄道は昭和38年までに全廃されたとか、その後、軌道から車道に替わってこの林道は有効活用されているんですね。
11/26 10:00
大棚沢林道の竣工を記念しての銘鈑？
新設工事起点／昭和55年度（1980年）とあります。
※森林鉄道は昭和38年までに全廃されたとか、その後、軌道から車道に替わってこの林道は有効活用されているんですね。
新設工事起点／昭和55年度（1980年）とあります。
※森林鉄道は昭和38年までに全廃されたとか、その後、軌道から車道に替わってこの林道は有効活用されているんですね。
切通峠2.8Km、浅瀬入口バス停13.3Km／通せんぼの直進はバラシマ沢方面。
コボタンヅル（小牡丹蔓）／綿毛が逆光に映えて美しい。林道脇で数か所見かけました。
障害物その3／日蔭沢橋の先に倒木…。
くぐり抜けてOK。
※倒木傍の橋の袂が雨水の流れで崩壊が進んでいます。
くぐり抜けてOK。
※倒木傍の橋の袂が雨水の流れで崩壊が進んでいます。
”落ち葉の歩道”と言った感じ…延々と。
フワフワですが、隠れた石ころに要注意！
フワフワですが、隠れた石ころに要注意！
稜線は甲相国境尾根、高指山（1174m）かな？
高度計（905m）からどうやら突き当りが林道の終点のよう。
高度計（905m）からどうやら突き当りが林道の終点のよう。
切通峠は直進／林道は右へカーブで続いています。
林道終点から峠間の紅葉は終了でした。
林道終点から峠間の紅葉は終了でした。
林道終点の銘鈑／平成元年度 新大棚沢林道（1）（自2） 新設工事起点 東京営林局／とあります。
30年前のことなんですね。
30年前のことなんですね。
林道終点の道標／切通峠1.0Km、浅瀬入口バス停15.1Km。
切通峠方面への取付きです。
狭くなった約150先の小さな渡渉からがいよいよ本格的な登山道。そこに道標があります。次…
狭くなった約150先の小さな渡渉からがいよいよ本格的な登山道。そこに道標があります。次…
ロープに沿って。この先、左に折れて登りが始まります。足場がもろく登り難いです。
落ち葉が堆積しルートが不明瞭。ケモノ道、管理作業道など散見されるので、ペンキ、テープなどよく観察する必要があります。登りは基本、つづら折りです。
11/26 11:11
落ち葉が堆積しルートが不明瞭。ケモノ道、管理作業道など散見されるので、ペンキ、テープなどよく観察する必要があります。登りは基本、つづら折りです。
渡渉地点と切通峠間に1つ存在する道標／九十九折れの曲がり角にあります。
峠から300mほど手前に置いてあった古い道標。文字から、おそらく峠から意図的に運ばれたものでしょう。
やっと峠が見えてきました。4年ぶりです。明神岳（鉄砲木ノ頭）から菰釣山まで12月の暮れに縦走したのが、昨日のことのよう。
切通峠到着！／標高1054m。ここは十字路です。展望はほぼゼロ。高指山まで足をのばすと、富士山、山中湖が一望できる筈ですが、今日は時間的にここでUターン！
11/26 11:21
切通峠到着！／標高1054m。ここは十字路です。
展望はほぼゼロ。高指山まで足をのばすと、富士山、山中湖が一望できる筈ですが、今日は時間的にここでUターン！
展望はほぼゼロ。高指山まで足をのばすと、富士山、山中湖が一望できる筈ですが、今日は時間的にここでUターン！
同じく高指山、菰釣山方面はステップを上がって北上。
風もなく静寂の中、ここで、ランチ＆休憩で20分ほど。
風もなく静寂の中、ここで、ランチ＆休憩で20分ほど。
以下、往路では陽が射さなかった綺麗な紅葉をご覧ください。（腕の方はいまいちですが…( ´艸｀)）
色違いでもいいです。もう少しズームすればよかったかな…。渓谷も美しい。
夕滝／水量が多い時季は迫力でしょうね。4段ほどでしょうか。長い歩きでしたが、歴史ある林道と紅葉を十分堪能できました。丹沢さん今日もありがとう！―おしまい―
11/26 15:59
夕滝／水量が多い時季は迫力でしょうね。4段ほどでしょうか。長い歩きでしたが、歴史ある林道と紅葉を十分堪能できました。丹沢さん今日もありがとう！
―おしまい―
―おしまい―
ーおまけー
コウテイダリア（皇帝ダリア）／四季の森。
※別名、木立ダリア。草丈4〜5mになるとも。
コウテイダリア（皇帝ダリア）／四季の森。
※別名、木立ダリア。草丈4〜5mになるとも。
撮影機器：
感想
■感想
□ 今回は、平成22年の台風による土砂崩れで通行止めが続いていた林道が、この度、解除されたとの情報を受け、兼ねてより歩いてみたい林道の1つ、東海自然歩道（浅瀬橋〜切通峠への取付き）を計画しました。いずれこの林道を絡めた織戸峠、大栂、椿丸へのトライの際、接続に役立つ情報、また、水ノ木幹線（大棚橋〜明神峠）歩きの際にも必要な情報。この時期に歩く長い林道も足トレに加え紅葉も観賞できれば楽しい山行になるだろうとの思いで決行しました。
□この林道は嘗て、昭和の初期から20数年、この山域から木炭やパルプ材の搬送手段として森林鉄道が敷かれていたとのこと。その後、技術革新により昭和38年までに軌道が全廃され車道へと変遷し今に至った歴史ある道路なんですね。そんな歴史的背景と往時を偲びつつカメラ片手に紅葉観賞しながらの往復20キロ超を歩いた割には疲れを感じない不思議な山旅でした。
□紅葉は想定以上で写真は700枚を超え（下手な鉄砲撃ちも…、( ´艸｀)）予定の時間を超え、日没まで戻ることができるか不安視するほどでした。が、お蔭さまで何とかヘッデンに頼らず日没前までに無事に戻ることができました。
□当日は平日でしたが、紅葉の時期ですのでハイカー数名の方とはお会いするだろうと予想していましたが、道路工事中の2名、工事現場に向かう車両3台、下りてくる車両3台のみで静かな山旅でした。
□次の機会は、新緑の時季に再度トライしたいのと、明神峠〜大棚橋間の林道（水ノ木幹線）に明神山、湯船山を加えた山行と菰釣橋方面へも足を延ばし林道歩きを楽しみたいと思っています。
□最後に、通行再開にご尽力くださった全ての方々に感謝、感謝。ありがとうございました。
― おしまい ―
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