御岳山〜大岳山〜鶴脚山〜馬頭刈山(馬頭刈尾根縦走)


- GPS
- 07:43
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,560m
- 下り
- 1,561m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
帰り:西東京バス「秋川渓谷瀬音の湯」バス停から「武蔵五日市駅」バス停 JR武蔵五日市線「武蔵五日市駅」 |
コース状況/ 危険箇所等 |
御嶽神社までは雪はほとんどありませんでした。 御嶽神社より先から雪が増え岩石園の石碑辺りからの登りはアイゼンがあったほうがよいです。 鋸尾根側の馬頭刈尾根への道はつぼ足の跡しかなく歩きづらいです。 馬頭刈尾根はほとんど踏み固められていますが一部踏みぬくところもありました。 つづら岩の前後は岩や鉄製の階段がありアイゼンを付けていると歩きづらい場所もありました。 高明神社跡より下は雪はほとんどありませんでした。 |
写真
感想
今日は友達と一緒に御岳山から大岳山そして行ければ馬頭刈尾根を下り瀬音の湯に入ってくるという予定をたてていましたが、急遽友達の都合がつかなくなってしまったのでいつもの単独行です。
ヤマレコの記録などで馬頭刈尾根は長いということだったので、御岳山へはバスとケーブルカーを利用することにしました。
ところが、予定より早い電車に乗ってしまったため、バスの時間まで30分近く待つことになってしまいました。
寒い中待っているのも何だったので、ケーブルカーの清滝駅まで歩くことにしました。
前回の初詣登山の時と同じく御岳渓谷沿いを行き大鳥居をくぐり、前回登った光仙橋の登山口を越えケーブルカーの駅まで着きました。
5分ほどで出発時間になったので、御岳山駅までケーブルカーに乗りました。
山頂手前の御岳山駅に着くと気温は低いですが、快晴のためスカイツリーや都内のほうまでよく見えました。
御嶽神社ではお手水場の下が凍っていたりしましたが、雪は除雪されていたため石段も問題なく登れました。
神社で安全祈願のお参りを済ませ、大岳山へむかいます。
大岳山への道に入ると除雪はされておらず雪道になります。
今日は長めのコースの予定なのでロックガーデンや奥の院へは行かず真っ直ぐ芥場峠へ向かいました。
芥場峠の手前にあるロックガーデンの入口あたりまではアイゼンなしでもなんとか行けましたが、ここからは登りになるので軽アイゼンを付けました。
芥場峠への道とその先の大岳神社までの道は北側斜面になるので雪も多かったですが多くの人が歩いているためアイゼンの歯もよく効き歩きやすかったです。
大岳神社から大岳山までは岩場も多くなり急斜面のため慣れないアイゼンをつけているため、大変でした。
大岳山の山頂では2組ほどが休憩をとっていたのでここで小休止にしました。
周りの景色を見ているとなんだか以前より山頂の南側の木が減っている気がしました。
しかも、山頂表示の下に勝手に木や竹を切らないようにというような札が付けてありました。
誰かが見晴らしを良くするために切ってしまったのでしょうか?
ここから馬頭刈尾根へは一旦戻って大岳神社の下から入るルートと、先へ進んでから戻るルートがあるようで、今回は先に進むことにしましたが…
鋸山方面へ向かい岩場をいくつか下りると馬頭刈尾根への道標がありました。
その先をみると雪の後まだあまり歩いた人がいないようで綺麗な踏み跡になっておらず、つぼ足の跡があるだけでした。
また、大岳山を登り返すのも大変なので、慎重に進むことにしました。
右側がかなりの急斜面のため前に歩いた人の跡をゆっくりと進んでいきましたが、途中、笹が道に飛び出してきているところもあり、精神的にも体力的にも消耗しました。
なんとか大岳神社側からの道との合流点まで来ると道の様子が明らかによくなり、とても歩きやすくなりました。
この馬頭刈尾根は所々南側が開けているところがありそこから富士山がよく見えました。
最初はその名の通り富士見台という場所で、東屋もあり休憩している人たちもいました。
ここでは富士山の反対側に今登ってきた大岳山を見ることもできます。
富士見台の先は岩場が多くなりほぼ垂直な鉄製の階段などもありアイゼンを付けていると歩くのが大変でした。
また、階段や岩場を下りるとその下に「この先道悪し」の看板がありました…
どちらかというと登ってくる人向けなのでしょうか。
小さい岩場をいくつか越えると、目の前に大きな岩壁が見えてきました。
ロッククライミングのゲレンデで有名なつづら岩です。
この日はさすがに登っている人はいませんでしたが、下には落石注意の看板がありました。
つづら岩の先も岩場がありましたがこちらはあまり問題なく越えられました。
その後いくつかのアップダウンを繰り返し、鶴脚山に着きました。
ここには東京都の建てた山頂表示がありましたが、その先がさらの高くなっていてそこには手作りの鶴脚山の山頂表示がありました。
一旦下り、馬頭刈山へ向かっていると前にご夫婦の登山者の方がいました自分が近づいているのに気付かなかったようで、奥様のほうを驚かしてしまいました。
少し立ち止まってお話をしたのですが、山梨から来られたようで、いつもは山梨100名山を登っているようでした。
今日は払沢の滝に車を停め登ってきたみたいで、山梨や丹沢の山のお話をおうかがいしました。
まだ、そっちのほうは行ったことがあまりないのでまた行きたい山が増えました。
また、登り返して馬頭刈山へ着いたのですがここの山頂表示がなぜかとても立派で今まで登った奥多摩の山の中でも一番大きい気がしました。
また、馬頭刈山は富士見百景に選ばれているそうですが、山頂表示が気になったせいか富士山方向を見ずに進んで行ってしまいました。
しばらく針葉樹林の中を行くと高明神社の跡地に出ました。
この辺りまで来ると雪が少なくなるのでアイゼンをはずしましたが、道が急になりかなり足に負担がかかってきました。
下のほうに家や道路が見えてきたのでもうすぐだと思い、つり橋を渡るとそこに最後の上りが待っていました。
普段だったらなんともない登りだと思うのですが、ここまで下りてきての登りはかなりきつかったです。
やっと、瀬音の湯まで着き温泉にでも入っていこうかとも思いましたが、駐車場が満車でとても混んでいるようなのと、バスの時刻を見ると2〜3分ほどで来るようなので、家に早く帰ってのんびりすることにしてすぐに来たバスに乗ってしまいました。
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