八丁川遡行
- GPS
- 07:18
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 944m
- 下り
- 790m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
最初広河原からスタートするつもりだったが、バスの都合上千谷口(周山)側からの方が一時間早く始められることに気づいたので東へ向かうコースとした。
千谷口から八丁林道を登っていくが、昭文社地図の注釈通り登山口がまったくわからない。看板どころかテープもない。地図を見ると尾根道が八丁大道となっているようなので、とにかく尾根に出ればよいと思い登れそうな斜面を相当苦労して登った。全行程中おそらくここが一番しんどかったが、登ってみると八丁大道は深い溝で刻まれていて案外わかりやすく、下り口もはっきりとしていた。もっとも、通行人はほとんどいないようで登山道自体は草木で埋もれていたため脇の畝を通って林道まで至った。
わりかし整った林道に入るとすぐに鴨瀬谷山への登山口があったが、登ってすぐに道が不明瞭になったので引き返して林道を歩くことにした。ほぼ並行しているので時間は大して変わらないが、コシキ峠の入り口を見落としてしまい引き返し、20分ほどロスした。
コシキ峠から八丁川に下る時点で倒木の洗礼を受けたが、倒木には形部滝上流まで苛まれることとなった。八丁川は登山道らしい登山道はなく、通れそうな岸を選び飛び石で渡り続ける行程となったが、その岸に何本も倒木が居座っている。ただでさえ狭い足場に倒木のアスレチックが加わった難路だったがなんとか水没せずに済んだ。
廃村八丁には墓地側から入った。有名な土地で土日であるし他の登山者が昼食でも摂ってるんじゃないかと思ったが、鹿にさえ会わなかった。崩壊した八幡宮や唯一残っているコンクリ小屋の写真を撮って上流に向かう。ここも斜面からずり落ちた倒木が何本も横たわっていたが、風雨災害が頻発する亜熱帯化した現代までもし住民がいたとしても尚更大変だっただろうと思う。
八丁から上流の川は倒木が更に酷かった。川幅をすべて埋め尽くしているものもある。超えられない・潜れないようなもは無いが、これにより予定より時間がかかってしまった。
形部滝を超える際、ロープをよじ登る急斜面ルートを選んでしまった。ログを見返したが50メートル未満の距離で50メートル程度の落差がある。登りきったあとに本来のゆるいルートの下り口を見つけた。
滝を越えた後は、水もない枯れた広葉樹の平地をダンノ峠まで進む。この季節だと小川は枯れ、なんの目標もなく誤った谷に入り込んでしまいそうだ。枯れた大木と同志社大小屋以外は目印になるものがない。
ダンノ峠以降は植林地の作業道といった感じだった。菅原集落に出たが、バスまで時間があったので広河原まで北上しバスを待つ。ポットン便所の公衆トイレがある。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する