尾白川流域:ガンガノ沢 シークレット大滝

2012年02月06日(月) [日帰り]

天候

霰のち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

尾白川キャンプ場駐車場

写真

2/6 8:25

錦滝F1
この前来たときより発達している
次回挑戦

2/6 8:53

ガンガノ沢を詰める

2/6 9:16

まだアプローチ中

2/6 9:22

来ました「シークレット大滝」F1

2/6 9:48

1P目
とりあえずフォローで行きます

2/6 18:27

思ったよりさらに長い

2/6 18:27

2/6 9:55

2/6 18:27

2/6 18:27

2/6 9:57

2/6 10:21

3P目正面
ほぼバーチカル

2/6 10:25

ただし取り付きは右に1段上がったところから
そうすると80度くらいの傾斜を4、5m登れば実質終了
スクリューは最初に1本決めれば十分
ちょっと木が邪魔だが…

2/6 10:51

残りのナメも入れて60mいっぱいに伸ばす

2/6 10:54

上の方でちょっと立ってるが、いい感じに刺さるので気持ちいい

2/6 11:23

終了点から降りてきて、バーチカルでTRで遊ぶ
思ったより速く登れたが、リードを想定するとスクリュー決めてる余裕なし

2/6 12:01

シークレット大滝(奥壁)全景

2/6 18:27

シークレット大滝前衛約40m(IV級くらい)をリードしてみた
最初の5mくらいの出だしがちょっと立ってるので、スクリュー1本目決めるのが核心か

2/6 18:27

順調に伸ばす

2/6 18:27

2/6 18:27

2/6 18:27

2/6 18:27

2段目も微妙に立ってる

2/6 18:27

2/6 18:27

安全を見て8本決めました

2/6 12:56

支点もあった

2/6 18:27

シークレット大滝(前衛)とkanemaru

2/6 13:24

クライムダウン

2/6 13:29

すげー普通に雨降ってます

2/6 18:27

錦滝F2はムンターで懸垂

撮影機器：

FinePix Z20fd 富士フイルム

μTOUGH-8010 オリンパス

感想

kanemaru

mizukiさんのレコで気になったシークレット大滝(http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-165493.html)に行きたくて、北横岳の後にそのまま実家から行くことにした。
本当はソロで突っ込む気だったが、なんかヤバそうなんでガイドさんを雇った。

アプローチ中に林道で子鹿の屍骸を見かける。
中途半端に食べられた痕が痛々しい…
死んでから半日も経ってない感じ。
可哀そ過ぎて写真なんて撮れない。
心で合掌。
なんか不吉な予感。

で、ながーいアプローチ後ようやく錦滝F2上部へ。
これ滝をクライムしちゃった方が全然早いんじゃないか?

そこからさらに沢を詰めるが、途中スラブっぽい岩を乗り越える部分で危うく3、4m下の滝坪に滑落するところだった…
雪が乗っててアイゼンが効くかと思ったらつるつるのスラブで、すべり台のように滝坪に向かって滑り出したのでとっさに体を右回転させて転落を免れる。
あぶねー。。。
ヒヤリハットその1。

そこから15分ほど歩くとシークレット大滝が見えた。
思ったより立ってないが、長い。
早速ギアを準備して取り掛かる。
とりあえず山でのアイスクライミングは2回目なんで、自分の実力が判らないため全部ガイドさんリードで行くことに。
霰が降り出して上を向くと当たって痛いし見づらい。

1P目:
40mくらいの割と傾斜のあるピッチ。
フォローで登る分には難しくないが割れやすい。
ま、アルパイン全般に言えることだが、やっぱりリードしてなんぼだわね。
IV級くらいか。

2P目:
正面がバーチカルの滝右脇の支点までの短いピッチ。
20mくらいほぼ歩き。
III級かな。

3P目:
ガイドさんがちょっと下って右脇にスクリュー1本決めて登っていった。
途中木がちょっとうるさいので斜めに左上。
どっかで切るかと思ったら60mいっぱいまで伸ばして終了点まで行った様子。
コールが聞こえたので登る。
ナメが気持ち良い。
最後がちょっと立ってるが短いので疲れてても特に難しくはない。
IV-くらいか。

僕は3P目正面のバーチカルやりたいんでTR的に降りて挑戦することにする。
懸垂で正面に降り立つ。
目の前にするとかなり立って見える。。。
7、8mくらい?
とりあえず取り付いてみると、そんなに苦労もせずもう一度終了点まで60m登る。
まあTRなんで安心して登れたが、この部分では僕にはスクリュー決めてる余裕はないな。

懸垂3回で1P目の取り付きまで降りる。
気温が上昇して霰が雨に変わった。
「なんか登り見てると余裕ですがリードやります?」と聞いてくれたので「やります」と答える。
で、シークレット大滝一番左の40mくらい発達した滝を登ることに。

出だしの4、5mが結構立ってるのでどこでスクリュー決めるか悩む。
傾斜のちょっと緩くなる所までがんばるか、その手前で保険で決めるか。
結局後者を選択。
スクリュー決めてヌンチャクかけてロープをフリーの要領でかけようとするも厚い手袋でうまく指が抜けない…
そうこうしてるうちに右足に体重かけすぎてフォール!
ロープはかかってたのでグラウンドは免れるも一瞬ヒヤッとした。
ヒヤリハットその2。

その後は特に支障なく順調にロープを伸ばし終了点へ。
いまいち心許ない支点だったが…
ガイドさんがフォローで上がるので支点を作ってコール。
雨でグローブ(モンベルアルパイングローブ=一応GOREよゴア)がびしょびしょでどうしようもないので、右手だけ外してロープを引く。
ガイドさんが到着したのでポジションを入れ替えようとしたとき、スローモーションのようにグローブがはるか下に落ちていって川の流れに入ってしまった…
気温がもっと低かったらやばかったな。
ヒヤリハットその3。

懸垂で下まで降りたらガイドさんがグローブ拾ってきてくれていた。
とりあえず紛失は免れる。
装備をしまって下山開始。
F2は懸垂することにした。

F2の懸垂で今度はATCを落とす…
滝の途中の雪に埋もれて止まったが、そこまで懸垂しなければならない。
8環持ってきてないし、しょうがないのでムンターヒッチで懸垂しながらATCを回収。
ヒヤリハットその4。

東屋で一休みしてから小鹿の冥福を祈りつつ下山。
まあどうにか無事に帰ってきたが、アイスはソロでやる気がなくなった。
いろいろヤバい要素が多すぎる。

kanemaru

コメント

mizuki

登ってきましたね！
今晩は。mizukiです。
シークレット大滝、早速、登っていらしたんですね！　さらに氷結状況が良くなっているようですね。それにしても、１〜２度のアイス経験で、テンションをかけずに１ﾋﾟｯﾁ目を登り上げるなんて、すごいです。フリーとﾑｰﾌﾞの多くが共通するようで、フリーのうまい人はアイスの上達も早いですよ。
　F３の基部でﾋﾟｯﾁを切らないと、ヴァーティカルアイスを丸ごと楽しめないと思いませんか？　F３の右横の木でﾋﾟｯﾁを切り、３ﾋﾟｯﾁでやっつけちゃおうとするのは、ちょっとガイドさんの手抜きのように思われますね〜。
次は、芦安の氷瀑に行く予定です。もう、行きましたか？　

kanemaru

どもです！
mizukiさん

コメントありがとうございます！
行ってきました〜

そうなんですよ。3P目はちょっとあれ？って感じでしたが、まあ安全第一ということなんでしょう。
正面まで降りてバーチカル登ってみましたが、とてもスクリュー決めてる余裕ないです…
フリーでもたいして登れませんが、ボクシングを20年来やってるので腕っぷしとふくらはぎはそこそこ強いので、アイスならなんとか登れてるって感じです。

芦安行ったことないですが、気になってました。
なにしろ実家から30分くらいですから。
今度実家帰った折にでも行ってみようかと思いますが、ソロじゃ突っ込めないので只今検討中です。

kanemaru

mizuki

メッセージボックス
mizukiです。メッセージ・ボックスの方に、メッセージを送ってあります。

kanemaru

RE:メッセージボックス
メッセージ返信しました！

kanemaru