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記録ID: 1682382
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ハイキング
伊豆・愛鷹

沼津アルプス(徳倉山から大平山まで)

2018年12月20日(木) [日帰り]
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roatsu その他1人
GPS
--:--
距離
6.5km
登り
619m
下り
683m

コースタイム

日帰り
山行
5:00
休憩
1:43
合計
6:43
9:17
28
9:45
9:52
7
9:59
9:59
16
10:15
10:43
35
11:18
11:18
13
11:31
11:31
7
11:38
11:38
14
11:52
11:52
26
12:18
12:18
16
12:34
13:00
18
13:18
13:18
36
13:54
13:54
12
14:06
14:23
13
14:36
14:36
39
15:15
15:40
20
16:00
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:東京→熱海(新幹線)→沼津(東海道線)→沼津商業高校前(東海バス)
復路:多比→沼津(伊豆箱根バス)※沼津に一泊
コース状況/
危険箇所等
沼アに対する地元の方々の愛と誇りを感じる行き届いた整備状況で、とても歩きやすい。低山ながらも山歩きの基本と応用双方を体感できる実に変化に富んだ楽しいトレイル。他の山域と同様、全般に濡れるとスリップしやすくなる土と岩の道であり、また急斜面の登降もあるので気は抜かずに。多比へ下りる里道では藪の中を逃げ去るイノシシと遭遇。畑をやっている皆さんは本当に大変だと思う。
sea to summitではないけれど駿河湾にもタッチ。意外に冷たくなくてびっくり。
3
sea to summitではないけれど駿河湾にもタッチ。意外に冷たくなくてびっくり。
沼商前から宅地を抜けて登山道に入る。
沼商前から宅地を抜けて登山道に入る。
手書きの可愛らしい道標が一日案内してくれる。まずは横山峠。
手書きの可愛らしい道標が一日案内してくれる。まずは横山峠。
横山峠から徳倉山へは一気に登っていく。
横山峠から徳倉山へは一気に登っていく。
常緑樹林の中を登る。
常緑樹林の中を登る。
木の根交じりの階段も出てくる。なかなかの登り応え。
木の根交じりの階段も出てくる。なかなかの登り応え。
こんもりした草地の山頂へ。
こんもりした草地の山頂へ。
富士山ともご対面。愛鷹山を従えて、今日も御綺麗です。
2
富士山ともご対面。愛鷹山を従えて、今日も御綺麗です。
山頂標識と。少し息を整える。
山頂標識と。少し息を整える。
富士山の山頂付近には時折雪煙が。雪はまだ控えめにも思う。やはり暖冬なのか。
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富士山の山頂付近には時折雪煙が。雪はまだ控えめにも思う。やはり暖冬なのか。
徳倉山からは少し稜線を歩いたのち、グッと下る。
徳倉山からは少し稜線を歩いたのち、グッと下る。
志下坂峠を過ぎる。本当に味のある道標。
志下坂峠を過ぎる。本当に味のある道標。
黄葉もちらほら。太平洋岸の照葉樹林という感じの森。
黄葉もちらほら。太平洋岸の照葉樹林という感じの森。
途中、大戦時の対空監視哨兼機銃座跡に遭遇。説明版の書き方から、当時ここに駐屯した方手ずからのものと思われる。国のために立派に任務に就いたのだから、敗残兵なんて卑下しなくていいのに、と思う。
途中、大戦時の対空監視哨兼機銃座跡に遭遇。説明版の書き方から、当時ここに駐屯した方手ずからのものと思われる。国のために立派に任務に就いたのだから、敗残兵なんて卑下しなくていいのに、と思う。
跡地は崩落しているけれど、穴から内部の空間を窺うとなかなかの規模だったことがわかる。昭和19年秋以降、マリアナのB29は富士山を目標に日本への無差別殺戮に飛来したのだから、その前とはいえ沼津の高所に監視哨を置いた陸軍の施策は理にかなっている。
跡地は崩落しているけれど、穴から内部の空間を窺うとなかなかの規模だったことがわかる。昭和19年秋以降、マリアナのB29は富士山を目標に日本への無差別殺戮に飛来したのだから、その前とはいえ沼津の高所に監視哨を置いた陸軍の施策は理にかなっている。
再び気持ちのいい尾根道へ。
1
再び気持ちのいい尾根道へ。
木々も立派なものが多かった。
木々も立派なものが多かった。
ややあって、しおみち広場へ出る。沼津市街と富士側は刈り払いをしてくれていて、景色が楽しめる。
ややあって、しおみち広場へ出る。沼津市街と富士側は刈り払いをしてくれていて、景色が楽しめる。
眺めの良い場所で早めのお昼。沼津駅桃中軒で買ったお弁当。
眺めの良い場所で早めのお昼。沼津駅桃中軒で買ったお弁当。
天城産の生わさびがついていて、おろして薬味に。
天城産の生わさびがついていて、おろして薬味に。
お酢でしめた真鯛の鮨でとても美味しい。地産地消のお弁当。
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お酢でしめた真鯛の鮨でとても美味しい。地産地消のお弁当。
ムラサキシキブの実がたわわについている。紫が綺麗。
ムラサキシキブの実がたわわについている。紫が綺麗。
再び登山道へ。カゴノキ(鹿の子模様から)に朝日が当たる。
再び登山道へ。カゴノキ(鹿の子模様から)に朝日が当たる。
南へ行くほど光がさしこんで気持ちのいい道になる。
南へ行くほど光がさしこんで気持ちのいい道になる。
下りに差し掛かるところで景色が開け、最高峰の鷲頭山が見える。
下りに差し掛かるところで景色が開け、最高峰の鷲頭山が見える。
同時に眼下には駿河湾のあわしま方面が広がる。
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同時に眼下には駿河湾のあわしま方面が広がる。
名所(?)の千金岩。
名所(?)の千金岩。
志下坂峠へ下る坂道はなかなかの傾斜。乾いていれば足元は安心だが、濡れていると注意が要る道。
志下坂峠へ下る坂道はなかなかの傾斜。乾いていれば足元は安心だが、濡れていると注意が要る道。
志下坂峠着。まさに「峠」という風情。
志下坂峠着。まさに「峠」という風情。
少し登ると大トカゲ場という草地へ。南向きで日当り良好、鷲頭山方面と海の展望が素晴らしく、トカゲを決め込むには最高の場所。
少し登ると大トカゲ場という草地へ。南向きで日当り良好、鷲頭山方面と海の展望が素晴らしく、トカゲを決め込むには最高の場所。
鷲頭山も迫ってくる。標高は低くてもカッコいい山容である。
鷲頭山も迫ってくる。標高は低くてもカッコいい山容である。
カヤトの尾根をしばらく進む。
カヤトの尾根をしばらく進む。
地味な志下山山頂を通過。
地味な志下山山頂を通過。
道脇の草木も冬の装いだが、柔らかな陽が注いで明るく見える。
道脇の草木も冬の装いだが、柔らかな陽が注いで明るく見える。
馬込峠着。志下峠を目指す。
馬込峠着。志下峠を目指す。
尾根道をアップダウンを繰り返しながら進む。
尾根道をアップダウンを繰り返しながら進む。
ぼたもち岩。表面のつぶつぶ感が牡丹餅なのかな。
ぼたもち岩。表面のつぶつぶ感が牡丹餅なのかな。
志下峠着。次は中将さんへ。
志下峠着。次は中将さんへ。
鷲頭山の山中へ。森の雰囲気が変わる。
鷲頭山の山中へ。森の雰囲気が変わる。
中将さん着。小鷲津山の山体である巨大な岩であり、源平合戦の頃の平中将重衡公の哀しい伝説が残る岩屋である。
中将さん着。小鷲津山の山体である巨大な岩であり、源平合戦の頃の平中将重衡公の哀しい伝説が残る岩屋である。
中将さんを後ろに回り込んだところから小鷲津山への急登が始まる。アスレチックのようで楽しい。
中将さんを後ろに回り込んだところから小鷲津山への急登が始まる。アスレチックのようで楽しい。
途中、北東側の景色が開ける。箱根の駒ケ岳等が望見できる。
途中、北東側の景色が開ける。箱根の駒ケ岳等が望見できる。
小鷲津山山頂。なかなかしんどかった。
小鷲津山山頂。なかなかしんどかった。
沼津港方面。牛臥山と港、千本浜海岸が続く。土地の人によれば沼津アルプスも牛臥山もみな古い火山だそうで、伊豆半島が本土にくっつく古の頃に噴火していたのだそう。平地から急に盛り上がる山なのは確かにそうだ、と思う。
沼津港方面。牛臥山と港、千本浜海岸が続く。土地の人によれば沼津アルプスも牛臥山もみな古い火山だそうで、伊豆半島が本土にくっつく古の頃に噴火していたのだそう。平地から急に盛り上がる山なのは確かにそうだ、と思う。
さらに少し登り、鷲津山山頂へ。ここも日当りがよく心地よい場所。
さらに少し登り、鷲津山山頂へ。ここも日当りがよく心地よい場所。
一休み。
山頂の祠の近くにはたわわに実をつけた八朔の樹が。
山頂の祠の近くにはたわわに実をつけた八朔の樹が。
山頂に別れを告げ、大平山を目指す。紅葉を見つつ北側の濡れた斜面を下っていく。スリップ注意。
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山頂に別れを告げ、大平山を目指す。紅葉を見つつ北側の濡れた斜面を下っていく。スリップ注意。
天然のウバメガシ林に覆われた岩尾根をたどる。
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天然のウバメガシ林に覆われた岩尾根をたどる。
再び富士山とまみえる。
再び富士山とまみえる。
岩尾根にも親切なペンキ表示あり。
岩尾根にも親切なペンキ表示あり。
急登もいくつか挟みつつ。
急登もいくつか挟みつつ。
マリンパークのあるあわしまが随分近くなった。
マリンパークのあるあわしまが随分近くなった。
多比峠着。ここから一登りで大平山。
多比峠着。ここから一登りで大平山。
大平山着。木に掛けられた棚の中には自由帳が入っていて色々な人の一言が読める。
大平山着。木に掛けられた棚の中には自由帳が入っていて色々な人の一言が読める。
沼津アルプス開拓は自分が生まれてすぐとのこと。ほぼ同い年ということがわかり、親近感が増す。
沼津アルプス開拓は自分が生まれてすぐとのこと。ほぼ同い年ということがわかり、親近感が増す。
お国言葉で登山者にこんなメッセージも(^^)。
お国言葉で登山者にこんなメッセージも(^^)。
多比峠へ戻り、一路下山へ。
多比峠へ戻り、一路下山へ。
バス停から越し方を眺める。なかなか素敵な縦走路でした。
バス停から越し方を眺める。なかなか素敵な縦走路でした。
鏡の様に静かな駿河湾とこうこうと照る満月。
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鏡の様に静かな駿河湾とこうこうと照る満月。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル カメラ

感想

有給消化で時間が取れたのでどこか泊りの登山をと考えて、かねてから行きたかった沼津アルプスへかみさんと出発。社会人になりたての頃に沼津にしばらく居たことがあったので、十数年ぶりの再訪は懐かしかった。当時はよく眺めていたこの山を歩きに来るなんて思わなかったけれど(笑)。沼津アルプス自体は起伏と趣きに富んだ素敵な山塊で、何度でも訪れたいというのが感想。公共交通機関でのアクセスも良いので、沼津の魚を楽しみつつ良い運動をするというのも素敵だと思う。道の整備や難所に張ってある頑丈なロープなど地元の方々の努力には本当に感謝。いつまでもハイカーを引き付ける良い山であってほしい。

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