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沢登り
丹沢
モロクボ沢
2018年12月23日(日) [日帰り]

天候 | 曇り(時々小雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・今日は空いていました。 ・トイレあり。 ・登山計画書はビジターセンターに必ず提出。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■モロクボ沢(室窪沢) 西丹沢においては初心者から初級者向きの沢。(ただしベテラン同行が前提) 前半のモロクボ大滝(約25m)は左隅の凹角ルートを登る。凹角の出だしは ハイステップ(左足を高く上げて越える)が必要。ここで右脇にあるひびの 入ったトンガリ岩を使っていたが、最近はとうとうこの岩(ホールドに使う)が グラついて崩落間際になってしまった。(おそらくすぐに崩壊するであろう) この岩が使えないと初心者レベルは離陸が難しくなると思う。 クライミング力が疎い人は要ロープ。ただしランニング支点はない。 リード者は5.7程度フリーソロ状態で登れないとだめ。 大滝越えた後の小釜と小滝、ナメは美しいセクションで暑い夏は水と戯れる。 深秋から春までは大雨がないため茶色の水苔が生育するのでヌメリがある。 この時期は亀の子たわし必携。 堰堤を右から越えるとこの楽しめるセクションも終わる。 840m水晶沢との二俣は見逃さないよう要注意。 目先のものばかり見ながら遡行しているとまっすぐ方向の水晶沢に入って しまう。モロクボ沢を遡行するつもりが水晶沢や支流のキメ岸沢に入ってしまい 最後まで気付かない素人遡行者もいるようだ。 900m越場ノ沢が左からモレーン状のガレで合わさる。水量は普段もあまり ない支流である。この二俣すぐ手前で沢の中央に3m弱の細長い玉子岩がある。 越場ノ沢は滝もない沢だが、詰めはどこも急峻なザレになっていて最後まで 遡行は難しい。モロクボ沢本流を遡行するには時間が押している場合は この越場ノ沢出合の右岸尾根(善六山北尾根)を古いテープのところから登って 善六山に詰め上げ、西方向の畦ケ丸方向に尾根を下りて善六ノタワで登山道に 出た方がよいであろう。 ★遡行図等は拙著『丹沢の谷200ルート』(山と溪谷社2017年発刊)をご参照下さい amazon等でも購入可 |
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