沼津アルプス(原木駅〜沼商前BS)
- GPS
- 05:29
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 956m
- 下り
- 929m
コースタイム
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:29
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
青春18きっぷを利用して、沼津アルプスへ。
駿豆線の原木駅から、狩野川を渡って、交通量の多い幹線道路脇から、コンクリの簡易舗装の登山道に入る。茶臼山までは荒れた雰囲気の中を登る。茶臼山は東側が開ける。いったん下り、登り返すと、公園として整備されている日守山(大嵐山)。富士山は雲隠れしてしまったが、三島の市街地全体が手に取るように眺められる。日守山の周囲は柵で区切られており、登山道は私有地で無許可での立入禁止と表示されているが、柵を乗り越える以外にはなさそうだった。
前日までの雨で登山道はぬかるんでおり、土質的にも滑りやすい。苔むした岩もまた滑りやすい。大平山までは急峻な岩場が連続。ハシゴやロープを頼りに進んでいく。
大平山からは実線ルートとなる。案内板では、沼津アルプスのハイライトと紹介されるウバメガシの岩場を経て、多比峠を通過。
ロープが張られた長い急坂を登り切った鷲頭山頂には灯篭や祠が置かれているが、眺望はあまり良くない。鷲頭山からの激坂を下ると、平重衡が逃げ込んだという中将岩の断崖下に出る。
志下峠からのカヤトの尾根は沼津アルプスで最も爽快感が得られる区間で、こちらの方がハイライトに相応しい。西側に海を眺めながら、日差しの中、気持ちよく歩ける。
カヤトの尾根に別れを告げ、またも急な登り返しを登り切れば、大きく開けた徳倉山頂。眺めは今一つだが、休憩には良い場所だ。
徳倉山からの下りは、沼津アルプスの中でも最も険しい。いやらしい下りといえば、雨ヶ岳から端足峠への激下りを思い出すが、ここはそれ以上。
横山峠まで下り切ったところで、予報には全くなかった、0%のはずの雨が降り出した。幸い、峠から沼商前バス停までは僅かに徒歩5分。小止みになったところで、バス停まで下り、沼津行きへのバスに乗り込んだ。
再訪する機会があるかどうかは分からないが、富士山が確実に見え、地面が乾いている日に訪れたいコースだと思った。
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