【浅間】野郎だけでクリスマスイブ 雪山ハイクで前掛山 途中断念も思い出深い山行となりました。


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 806m
- 下り
- 797m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り時々小雪時々ダイヤモンドダスト、最後に嫌がらせのような快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
自動車:高崎駅 → 浅間山荘 【復路】自動車:浅間山荘 → 高崎駅 電車 :高崎駅 → 最寄駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
▼今回は途中断念しているので、浅間山荘から前掛山コースの概要はお伝え出来ないのが残念です。 ▼個人的に『あら、少し怖い』と思ったのが、火山館近く(浅間山荘側)のトラバースでしょうか。ちょっと注意と集中が必要と、下りの時に感じました。登りの時はあまり感じなかったのですが・・・。写真【§】をご参照ください。 |
その他周辺情報 | ▼下山後、浅間山荘の天狗の湯に入浴。一目で鉄分が多そうと分かる茶色いお湯。源泉かけ流しなんでしょう。流石温泉、家庭の風呂とは比較的にならないくらい湯上り後ポカポカします。入浴料は大人800円だったと思う。 ▼浅間山荘の駐車場、クリスマスイブというあまり山に行く人が多いと思えない日でもそこそこの車で埋まっていたと思う。普通の日で天気の良い日だともっと人出が多いのではないかしら。 |
写真
感想
▼2018年12月28日付の日記にも書いた通り、ほぼ半年ぶりくらいにヤマレコの更新をしてみた。更新停止期間中は、登山活動も少し滞っていたりしてそんなに沢山の山に登っていないのだが、それでもちょぼちょぼ登っていた。2018年から2019年の年末・年始の休暇中に、それらの山行レコをUPしておきたい。復活第1戦目は一番直近に登った(断念したけど)山行、冬の前掛山スノーハイクを選択。記憶が新しいうちに書いてしまわないとね。
▼A隊長がクリスマスイブに冬山ハイクを企画。参加人員を募集していたのですが、ちょっと様子を伺っていました。というのも今年の1月に馬頭刈で膝を痛めたのですが、その原因が登りでのオーバーペースにあるのではないかと考えています。体のほうも無意識にスピードを上げないような癖がついてしまい、今年になってから著しく歩行速度が遅くなっている。そのことでO登山隊の巡行速度についていくのが中々困難になっていて、登山隊の面々に数回にわたり10分前後お待ちいただく場面が多くなっている。申し訳ないなという気持ちが勝り、あまり積極的には手を上げられなかったのですが、それでも誘っていただけたので参加させていただいた次第。嬉しかったですね。
▼目的地は浅間の前掛山。今年に入って火山警戒レベルが2から1に引き下げられたことから、前掛山への入山が可能となったことは知っていた。また外輪山である黒斑山は登ったことがあるけど、それでは浅間を登ったことにならないだろうと考えていたし、またいつ登れなくなるかもしれない百名山に登ってしまえるまたとない機会です。そう考えると、当初予定の23日から、悪天候理由で24日クリスマスイブへの変更など全く問題にならない。当方にとってクリスマスイブといったって格別なイベントなんかないし暇ですし。
▼メンバーはA隊長、K副隊長、Mさん【俳人】、私の4名構成。私と同程度の巡行速度であるMさん【俳人】がメンバーにいることで少しだけ気が楽になった。【笑】
▼いつものように高崎に集合。そういえば高崎に集合するのも久しぶりだ。今年の6月に仙ノ倉山にA隊長に連れて行っていただいた以来ですね。
▼高速を使って浅間山荘に到着。到着時は晴れていたんですけどね。段々天候は崩れていきました。途中小雪が舞ったりダイヤモンドダスト現象が見られたりしました。
▼森林限界地点までしか行けていないので私が言えることは限定的ですが、勾配もそれ程急でもなく、格別に危険個所もなかったと思う。敢えて言えば火山館付近浅間山荘側にあるトラバースが、下りの際に気になったくらい。黒斑山が冬山の入門コースとしてよく紹介されますが、このコースも初心者にはもってこいの冬山コースなのではないかと思いました。A隊長曰く、「雪崩の事故も聞いたことがない」とのこと。浅間本体は常に風が強く、風に雪が吹き飛ばされ雪崩が起きるほど積もらないのかもしれませんね。まあ繰り返しになりますが森林限界地点までしか行っていない人間の発言ですけどね。
▼そんなに急な勾配ではないと書きましたが、そして登山時にもそうは思いませんでしたが、やはり日本に名だたる山、それが浅間だと思います。賽の河原分岐を過ぎるとやっぱりそれなりの高低差があるみたいです。下山時に気が付きました。だから思ったより山行時間が掛かります。積雪があれば尚更です。更にMさん【俳人】や私みたいにあまりスピードが出せない人間がパーティーにいたら遅れはより拡大するでしょう。そんなこともありA隊長が描いていた計画より火山館に着いたときは、30分から1時間程度遅れていたみたいです。前掛山に登頂した場合、日没までに下山が完了できない可能性があること、かなりの強風が吹いていたこと、眺望も望めないことなどなどの理由も手伝い、A隊長判断で前掛山登頂を断念、森林限界地点で引き返すことになりました。A隊長とK副隊長二人だけなら確実に前掛山まで登れたと思うのですが、足を引っ張ってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
▼森林限界地点で写真を撮っていたら、登山指導員の方が頂上から下山してきたので少しだけ会話をしました。頂上付近の風速は10m以上、眺望なし、今からの登頂は日没に間に合わない可能性があるので断念することが正解とのご意見を頂きました。それでもやはりA隊長とK副隊長だけだったら絶対に登頂できていたのになあという気持ちが中々切り替わりません。K副隊長「山は逃げないですよ」A隊長「GWに再挑戦しましょう。今は一年で一番日が短いから。GWなら日が長くなっているから余裕をもって登れるでしょう」お二人とも優しいから慰めてくれますが、やっぱりねえ、申し訳ない気持ちは最後までぬぐえませんでした。登れる方の機会を奪ってしまったことが本当にたまらなく申し訳なかったのです。
▼私自身は前掛山に登れなかったことには不満はありません。下山時膝が痛み出したこともあり、前掛山に登っていたら膝の痛みはこれより増大していただろうから、下山に更に時間が掛かっていたと思います。日没までに浅間山荘に帰ってこれなかった可能性が十分あると納得しているからです。
▼ウジウジしている私に追い打ちをかけるように、なんか下山するにつれてどんどん天候が回復してきます。青空が見えたと思ったら、雲一つない澄み切った空になる始末。やっぱり私にかまわずお二人には登ってほしかったなあ。
▼まあ、そんなモヤモヤが中々消化できなかった山行でしたが、さすが百名山浅間、途中撤退でもその魅力は十分に分かった気がします。平成30年中に百名山20座登頂は達成できませんでしたが、次回本当にGWにでも登る機会に恵まれるのならまた挑戦させて頂けたら幸いです。O登山隊の皆さん、本当にありがとうございました。
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