【2才11か月の娘と登山】金華山も初めて一人で登れた


- GPS
- 03:59
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 302m
- 下り
- 289m
コースタイム
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 3:57
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
次に登るなら金華山で、娘を歩かせてみようと思っていた。
菰野富士に比べたらずいぶんと高低差もあるし距離もあるのでできればパパ同行がよかったのに、3連休の天気がいい日にパパいない。行くならそのタイミングしかなかったので、仕方ないと思って2人で行ってみた。
子どもはあまり登りたくなさそうだったけど、好きなおやつを買っていいよとか山の上でだんごを食べようとか言って誘う。今回はもう使わないと決めてチャイルドキャリーも背負わず、久々に普通のデイパックを背負って子どもの手を引いて歩き出した。結局食べ物がいちばんやる気になるみたい…(そのやり方がダメだという意見も見たけどちょっと難しい)
金華山は子どもも何回も来ているので、少しはイメージがあるだろうと思ったのもトライしようと思った理由。ルートは、七曲登山道のピストンがいちばん早くてラクとは思いつつ、階段に飽きるかなという気もするので、変化のある東坂登山道からの周回にした。
妙見峠までは、けっこういいペースで登っていく。それだけでも成長したな〜と感心する。峠で最初の休憩。チョコレートパン。私は卵サンドイッチ。
次のベンチのある唐釜ルートとの分岐まで何とか行けるかなと思いつつ、途中で休憩。だんだん疲れてきたな…。でもそこそこでベンチまでたどり着けた。ここでまたしっかり休憩。青い羽根のある鳥が二羽飛んだのを近くで見てけっこうびっくり、このベンチはバードウォッチの名所だとは聞いて知っていた。
ここからがたいへん。平坦道もあるがしっかり登っていかなければならない。
難しいルートと易しいルートは(いつも私は見晴らしよく岩登りも楽しい難しいルートに行くけど)、本人にどっちに行くか聞いたら(まあ当然)左の易しいルートに行くと言う。だんだんペースが上がらなくなってきて、雲行きがあやしくなってくる。階段とかで足が止まり、道の真ん中でも座って休憩するのを何度もはさむ。本人ももう12キロあるので、私も抱っこして登るにも数分が限界。難しいところは抱えて登るけど、下ろして、歩かないなら登りたくなるまで待つしかない。
ある程度待つと、また登りだすのを繰り返して、何でもないところでもおやつを食べたりして、頻繁に休み、抱っこし、何とかして歩いてもらう。
とはいえ、もう登れないなら帰るしかないかなとも思う。本人も帰るとかいうし。どんぐりとかみたらし団子で釣るけど、「ピンクと白と緑のだんご(三色だんご)がよかった」と言う。リス園も最初から言っていたけど、時間的に「もうリスさんはおしまいじゃないかな」と話した。
ほんの何十メートルが上がれず、水平距離で10mおきに立ち止り、歩きを繰り返すけれど、辛抱強く待ったり声をかけたりして、山頂遊歩道に到着。そこからは「だんご、どこ?」と言って本人が調子よく歩道を下っていき、例のみたらし団子の売店に到着。いや〜よかったよかった。
本人が1本ぺろっと食べ、私も食べたくなりもう1本買った。
先に山上レストランに寄りたかったけど、娘が「リス!」と強く主張するので、「やってないんじゃないか」と言いながら見に行くと、意外にもまだやっていた。リス園で今日はかつてないほどフィーバー。リスもたくさんいてよく食べ、元気に走り回っていて、子どもはキャー!!!!と大喜び。何分いたんだろうか…15分以上見たと思う…。よっぽど嬉しかったみたいだ。いつもふれあい動物園は見るだけなのに、この日は少し手を出して触ろうとしていた。
困ったのは、ロープウェイに乗りたがったこと。子どもは乗り物が大好き…。
お金がかかるとかそれじゃ登山にならないとか大人の事情がある以前に、ロープウェイに乗ったら車のある岩戸公園に帰れない。こういう理由が分からないうちは乗れない理由が理解できないので、説得するも無理。
抱っこして「レストランに行こう!」と無理やり移動し、そのままレストランまでの石段を登りきった。めっちゃ疲れた…。
レストランに立ち寄るのは、来たら必ず顔を出しているだけの理由で、今日は移動中に食事も取っていたのでほんとに顔だすだけ。営業時間も過ぎてたし。と思ったらこの日はクリスマスイベントで夜に営業(コンサート)をするらしい。いつものおじさんたちは「よく来たね〜」と言いつつ大忙しで、クリスマスツリーに飾ってあったうまい棒を「好きなのいいよ!」と1本取らせてくれた。「今日はゴメンネ〜!」と言うのをこちらこそすいませんと言って、でもうまい棒もらえたし、「レストラン?えー」と反対していた娘に「寄ってよかったでしょ!」と声をかけ、七曲登山道に向かった。
トイレに寄ってロープウェイの方をなるべく見ないよう誘導して下山開始。
この時点ですでに16時。山頂に1時間ほど滞在していた…汗
いい加減疲れているし全部は歩けないだろう、いったいどれくらい時間かかるだろうと思うけど、背負子持ってきてないし、下るしかない。予想通り数段でもう休憩。早速うまい棒を食べ、これがおいしくてご満悦。
休憩休憩を繰り返し、いつまでたっても七曲峠の広場までたどり着かない。西の方は太陽も沈んじゃって、山頂方面を振り返るとギラギラと夕日で赤くなっていた。抱っこは重いのでなるべく手をつないで本人が歩くまで待つ。やっと広場に到着。
車道か山道か迷い、山道はすでに暗いし足元悪くて転んだりしてはいけないしと車道を選んだけれど失敗だったかなあ〜。ある程度進んでから地図を見て、車道の方がずいぶん距離が長いことが分かった。もうほとんど子どもは歩けなくなっていたので、抱っこの時間が長くなっていて、短期勝負の山道にしたらよかったと後悔した。
何度も車が通り、万が一車が止まってくれたらとか思うけど、止まるわけないよね〜汗 暗くなってやっと駐車場到着。最後は子どもは「楽しくなかった」とか言ってたけど、リス園であれだけはしゃいでいたし、しばらくしたら楽しかったと思うんじゃないかな! と山女の母は前向きに思う。
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