トンガリロ国立公園 タラナキ滝・タマ湖(ニュージーランド)

- GPS
- 05:57
- 距離
- 19.8km
- 登り
- 1,204m
- 下り
- 1,212m
コースタイム
- 山行
- 5:58
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:58
天候 | 曇時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス | ファカパパ村からコースが始まります。ナショナルパーク村に宿をとっていた私は、宿の車での送迎サービスを25NZDで依頼しました。下山後宿に電話すると20分で迎えに来てくれるというシステムだったので、SIMフリースマホに現地SIMを挿して使うのがいいでしょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
極めて歩きやすいコース。距離はあるものの、タマ湖ロアまでなら誰でも可。但し軽い渡渉ポイントがあるので、靴は防水が望ましい。 |
その他周辺情報 | ファカパパ村には飲食店がないに等しいので注意。事前に食料の調達が必須。 |
写真
感想
ニュージーランドといえばロード・オブ・ザ・リングの撮影地として有名です。あまりに観光地然としたホビット庄こそパスしたものの、滅びの山の脇を19.4kmに渡って縦走するトンガリロ・アルパイン・クロッシングは、登山を趣味とするものの端くれとして外せません。実際、ここへ来る人はほぼ皆それが目当てのようです。
しかし!よりによって明日は雨との予報。明日以外なら天気は問題ないそうで、宿の主人はその翌日を勧めてきます。でも公共交通の便数が極めて限られたこの国でたった一週間の旅程で旅行するには、天候の回復を待つ余裕などないのです。前半にトンガリロを持ってきていたのならまだしも、あと二日で帰国ですからね。
荒天でも行けるコースないの?と宿の主人に相談したところ、タマ湖へのピストンなら雨が激しくなければ行けるとのこと。多摩湖かぁ、日本にもあるしな、と思ったもののその後も天気予報は悪くなる一方。諦めて、スタート地点となるファカパパ村への宿の車での送迎サービスを依頼しました。私一人のために二往復してくれて良心的。
翌朝8時に村まで送ってもらってスタート。歩き始めてすぐに雨が強くなりだし、傘ではきつかったのでポンチョを着ました。しかし30分もしたら止んでしまい、霧雨こそたまにあったものの、雨具が必要になることはその後ありませんでした。うーん、このレベルならアルパイン・クロッシング行けたわ、と思ったものの、あちらは1800m以上まで登るのでもっと荒れていた可能性もあるし、ということで自ら納得。
道は徹底的に整備されていて、一部を除いてサンダルでもスニーカーでも行ける感じ。平坦路が多いこともあり極めて楽ちんでした。その割には滝は壮観で、あまり期待していなかった湖も極めて美しく、満足度の高いトレッキングでした。尾根では風が半端なく強いので、ある程度体重があったほうがいいかもしれません。
本来このコースはノーザンサーキットという三泊四日かけて巡る登山コースであり、その一部を日帰りピストンしたに過ぎません。そのため行き交う人は登山装備の人も多く、普段着に手ぶらで臨んだ私は少し浮いていましたが、少なくとも飲料と食料は持参すべきでした。こればかりは反省。
子供連れの家族や、アルパイン・クロッシングを狙っていて運悪く荒天に当たってしまった場合には、是非おすすめのコースです。
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