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Yamareco

記録ID: 169362
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

三ッ森北峰・麻生山・権現山・雨降山

2006年05月03日(水) [日帰り]
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GPS
04:50
距離
14.2km
登り
1,137m
下り
1,238m

コースタイム

杉平入口バス停 09:10
三ッ森北峰   10:55-11:00
麻生山     11:30
権現山     12:05
雨降山     12:30
二本杉     13:10
用竹バス停   13:50
ふるさと長寿館 14:00-14:55
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2006年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
(行き)
大月駅 08:38-(富士急バス)-09:10 杉平入口バス停
(帰り)
神戸バス停 15:07-(富士急バス)-15:30 上野原駅
コース状況/
危険箇所等
杉平入口バス停から三ッ森北峰に至る鋸尾根は、急登が長く続く苦しいコースです。
しかも、三ッ森北峰の手前から麻生山までの間には、険しい地形の箇所を手も使って通過するなど、やや難易度の高いコースに思われました。

麻生山からの先は、一転してなだらかな尾根歩きが続きます。権現山を越えると、あとは長い下りとなりますが、緩やかな坂がずっと最後まで続きました。
鼻歌でも歌いながら降りられるような、すこぶる快適な道だったのが、強く印象に残っています。

※デジカメを持ち歩くようになる以前のため、写真はありません。
※GPS導入前なので、ルートは推測です。

感想

大月駅から乗ったバスを杉平入口で降りて、バス停の向かいの小径に入り、まずは川まで下ります。
橋を渡った先で、集落の間を抜けていき、最後に、民家の横にある畑の中の道を入っていくと、すぐに登山道が始まりました。
ここまで、きちんと道標が設置されていて迷う心配は全くありません。

鋸尾根の登りは、延々と急登ばかりが続く苦しいコースでした。道がジグザグ状の所は少なく、傾斜が急でも構わずに直線的に登っていきます。
最も急な箇所では、普通に立って歩くにはギリギリの傾斜があって、さらに急になればもう手を使わなければ登れなくなりそうでした。

しかも途中に平坦な箇所が全くなく、どこかで休むにしても坂の途中で踏ん張りながらの小休止しか許されません。
一体いつまで続くのかと思いやられながら登っていきますが、やがて樹木の間から見える周囲の山が自分の位置よりも低くなってくると、良く目立つ百蔵山(1003m)との比較で、現在地の標高の見当が付くようになりました。
傾斜がキツイことに加えて、北峰の前と、北峰-麻生山間には、手を使わないと登れないような大きな段差や岩場なども出てきたので、やや難易度の高いコースと言えるのではないでしょう。

ところで北峰の次のピークには「麻生山」の標識(古めかしいけれど大きな物)があって、当初はこれを信じてここで休憩を入れています。正面に富士山が見えるなど、眺めの良いピークでした。
ところが5分程の所にある次のピークで、真新しい「麻生山」の標識を見ることになりました。どうやら2番目の新しい標識が正しい麻生山を示していたようです。
“ホンモノ”の麻生山以降は、急坂のほとんどない、なだらかな尾根歩きとなって、ようやく緊張から解放されました。

権現山では展望が楽しめそうでしたが、狭い頂上は多数の人で賑わっていて落ち着ける場所が無く、単に通り過ぎるのがやっとという状況です。
さっさと頂上をスルーして降りていきますが、しかし、なにやら頂上の下も騒がしかったのでした。
見ると、山頂直下の「大ムレ権現」で酒盛りが行われていて、小屋の前を通り過ぎようとした私にも、中から声がかかって呼び止められました。
話を聞くと、ちょうど今日が権現様のお祭りなのだそうで、お酒とワラビの煮物を少しずつ振る舞ってもらっています。

権現山の先でも、引き続き緩やかで気持ちの良い尾根道が続きます。
電波塔が建って景色が今ひとつだった雨降山や、きちんと標識の立っていた入山を通過したのち、ニツクラ山は山腹を巻いてしまったようです。
続く二本杉は、登山道を外れた木立の中に、標識と三等三角点があるのを確認していきました。

二本杉を過ぎると、あとはグングンと下るようになります。
木立に囲まれて景色は楽しめないものの、ジグザグ状で傾斜の緩やかな歩きやすい道がずっと続いていて、最後まで快調に下り切ることができました。
これだけの高度差を下って、膝への負担を全く感じずに、楽に歩き通せたのは特筆すべきかもしれません。
思えば、この日のルートでは、登山開始から下山まで、大ムレ権現の前に短い石段があったのを除けば、階段状の箇所を全く見なかったのでした。

用竹のバス停に着いたのは、バスの時刻の1時間以上前ですが、これは計算通り。
駅とは反対方向に歩いたところに地元の特産品などを売っている店があるということを、事前にネットで調べていたので、そちらへ向かいます。
それはバス停の数で2区間分、歩いて10分もかからないような所にあった「ふるさと長寿館」で、食堂と土産物店が併設された施設でした。
ここでゆっくりとソバを食べ、ゆずマーマレード(なかなか美味しかった)などを買って、バスが来るまでの時間を過ごしています。

詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2006_04_06/mt2006_04_06.html#20060503

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