小雪舞う早春の石老山
- GPS
- 08:00
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 562m
- 下り
- 573m
コースタイム
- 山行
- 4:08
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 6:00
10:15融合平展望台10:30⇒11:15石老山山頂(ランチ)12:15⇒
12:50大明神山⇒12:58大明神展望台13:15⇒13:50相模湖キャンプ場⇒
14:05プレジャーフォレストバス停⇒14:35相模湖林間公園駐車場
※GPS機能が山頂付近で1時間半ほど停止するトラブルがあり、
その間のログが欠落したルート表示になっています。
天候 | くもり、寒さ厳しく昼頃から小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
管理事務所で許可願いを交渉後、了承を得る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂付近に少々凍結箇所あり、 全体的には特に危険個所なし。 |
写真
感想
春から大学生になる次男坊の受験疲れのリハビリと体力チェックを兼ねて、
「富士山でも見にゆくか!」っていうことで、近場の山行を計画。
休日出勤の代休も取れ、前日の天気予報も「くもり時々晴れ」とマズマズ。
夜遅くからゴソゴソと支度して、1月初旬に単独の山行で、素晴らしい眺望に
感激した【石老山】に決定、今年初登りとなる家内も同行しての家族山行。
朝になると、前日の予報と違ってきていて「一日中曇り・・・」の予報へ変化。
しかし、折角支度したのだから雨にならなければと願いつつ出発。
8:00の開門に合わせて、相模湖公園Pに到着。
今にも泣き出しそうな重苦しい曇天、それにかなり寒い。
先ず、本来は公園利用者以外の駐車は禁止になっているので、
管理事務所で利用許可交渉、「園外活動での利用ですね・・・、」、
『あぁ、厳しいかな?』と少し間が空いて、
「気を付けて行ってらっしゃい!」と了承、感謝です。
駐車場内で、30分ほどかけて身支度と準備体操を行い、出発。
公園の斜面のジズザグ階段をゆっくり降り、R412号線を左折して歩道を進み、
「石老山入口」の交差点を左折して、緩やかな登りのアスファルト道を
のんびり、ゆっくりと前方右手に見える相模湖病院の建物を目指して歩く。
このペースが準備運動の延長になって良い感じであった。
相模湖病院の登山入口まで来ると、なんだか賑やかな話し声、
病院裏の駐車場には、マイクロバス仕立ての熟年層の男女20名ほどの
山岳会が到着して身支度を始めていた。
その横を通過して、先に山道を登り始めるも、すぐに追付かれ、
追い越されて行った。
天気の崩れを心配されて先を急がれていたのであろう。
顕鏡時での休憩を少し多めにして、一同をお見送りすることにし、
我が家は、本日のテーマである「ゆっくりと、のんびりと」、
道中にそびえ立つ岩々の解説表示に目を通しながら歩いた。
その後、下山するまでには、我々と同年くらいのご夫婦の一組と、
単独の男性の方に追い越され行ったが、結局、
この三人の方との出会いのみであった。
この時期の曇天の平日登山としては、もとよりこんな状況を想定していた。
融合平の見晴しを過ぎたころから、急激に気温が下がり始めた。
木々の間から、白いものがチラホラ降りてきた。かなり冷えてきた。
石老山山頂に着くころには視界を遮るくらいに小雪が舞うようになった。
当初、前回、迷った末に省略してしまった、山頂から高塚山までの
ピストンを予定していたのだが、この天候のため今回も回避することにした。
小雪舞う寒さの中でのランチタイム、石老山山頂には適当な数のベンチや
テーブルがあるのだが、本日は眺望も無く、富士山も居なかったので、
木陰で多少の雪をしのげそうなテーブルを選び、食卓の準備をした。
本日のメニューはカップ麺、コヒーor紅茶の温かい飲み物に、
ミニアンパンとミニチョコパン。
三人分のカップ麺と飲み物のお湯を沸かすのに、数分で沸騰させることが
可能な【ジェットボイル PCS FLASH】を利用すれば2〜3回に分けても
大して時間は掛らないものと思っていた。
早く温かいものを口にしたいと、自然に震える身体を擦りながら待つも、
容器カバーの沸騰マークが中々オレンジ色になってくれない。
ガスが無いのかと、ガスボンベを確認すると、未だ充分入っている。
寒さのせいで火力がかなり低いようだ。
ガスボンベには寒さ対策用としてオプションのゴムカバーを装着している。
が、ボンベの裏底を見たら、霜がぎっしりと張り付いていた。
これを手袋した手で擦り落としながら、相変わらず弱い火力のままで、
相当時間をかけて湯を沸かすことになり、すっかり間の抜けたランチとなった。
大げさな話しではなく、袋から顔を出していた
ミニチョコパンの表面が一瞬で凍っていた。
また、これも寒さに因るものか否か不明だが、あとで判ったことであるが、
ちょうど、山頂手前で急に冷えこんだ時刻からランチ時間を挟んで、
暫くの間(1時間半ほど)、デジカメに搭載されているGPS機能が停まっていた様子。
今回のルート表示は、その部分が抜け落ちたものになっている。
※ルートは前回の時と全く同じになったので、
前回のルート表示が正しいものです。
下山途中にある今回のお目当てだった大明神山展望台も、
やはり期待していた眺望もなかったので、残念無念。
しかし、小雪舞うハイキングも滅多に無い貴重な経験だと皆に語り、
展望台をあとにして、ねん坂をゆっくり慎重に降りて下山した。
最後に待っていた公園の駐車場までの登り階段、予想通りキツイものとなり、
息を切らしながらやっとの思いで辿りつき、今回の山行を終えた。
「受験で疲れ切っていた割には体力は残っていたみたい」という
昨年の夏まで現役高校球児だった次男坊、
「最後の岩場の下りがなかなか印象的で面白かった」という家内、
期待していた眺望は全く無かったが、
とても寒い中、久々に家族で楽しいひと時を過ごせた一日となった。
公園の管理スタッフのかたに、無事に下山したことを報告し、
「お陰様で楽しい時間を過ごすことが出来ました。」と
お礼の挨拶をして、帰宅の途についた。
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