潮騒の舞台神島と最高峰の灯明山へ しま山100選その9

2019年01月13日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 6.5km
• 登り: 222m
• 下り: 220m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:15
• 休憩: 0:45
• 合計: 3:00

8:20 神島港
8:22 8:22 時計台跡
8:23 8:23 三島由紀夫滞在家
8:31 8:33 八代神社
8:45 8:49 神島灯台
8:53 8:53 山頂分岐点
8:56 9:02 灯明山
9:05 9:05 山頂分岐点
9:10 9:14 監的哨
9:23 9:24 ニワの浜
9:29 9:30 古里の浜
9:51 9:51 神島漁港
9:59 10:01 神島漁港南堤防
10:23 10:23 神島漁港北堤防
10:53 11:18 山海荘
11:20 神島港

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

船

鳥羽駅付近のコインパーキングに駐めておいて、鳥羽市営定期線で島に渡ります。
片道730円で30分から40分で、1日4往復です。

駐車場は長時間の場合は、港に近い佐田浜駐車場よりも、鳥羽駅西駐車場の方がお得です。24時間で平日500円土日祝600円（特定日のみ2000円とか）

コース状況／危険箇所等

町中のアスファルト舗装路やコンクリート階段・丸木を埋めた階段など、全周に渡り整備の入った道を進む遊歩道です。
案内標識も多く、迷うこともまずありません。

その他周辺情報

島内には民宿が数件だけで立ち寄り湯はないようです。
鳥羽周辺も駅から少し離れたホテルの高額なものはあるようですが、一般的なものはないようです。
前日は伊勢市駅付近の昔ながらの銭湯で入浴し、下山後はそのまま帰宅しました。

写真

1/13 7:17

朝日昇る鳥羽駅西口です。

1/13 7:21

佐田浜港へ向かいます。

1/13 7:25

坂手島と安楽町から朝日が昇っています。

1/13 7:25

佐田浜港のターミナルです。

1/13 7:27

かがやき号で神島へ向かいます。
双胴船ですね。

1/13 7:27

神島港に着きました。

1/13 8:18

神島に上陸です。

1/13 8:18

定期船の待合所です。

1/13 8:20

港の側には山海荘さんです。後でお世話になります。

1/13 8:21

集落内の狭い道を歩きます。

1/13 8:22

時計台跡です。

1/13 8:23

三島由紀夫が滞在したお宅です。漁協長さんだったらしいです。

1/13 8:24

その家を後にして登ります。

1/13 8:26

眼下に町並みを見下ろします。

1/13 8:27

迂回路から神社に登ります。かなりの石段です。

1/13 8:30

石段を登り切りました。

1/13 8:31

長かったです。

1/13 8:31

階段を登り切ったところに小さな祠がありますが、本殿ではありません。

1/13 8:32

本殿です。

1/13 8:33

神宮が遙拝出来る場所のようです。

1/13 8:34

工事で迂回していましたが神社の直上で本道に戻ります。

1/13 8:34

やたら狭いコンクリート階段を登ります。

1/13 8:36

登りきるととても眺望のよい場所に出ました。
知多半島と日間賀島のようです。

1/13 8:39

渥美半島です。

1/13 8:43

大きな船が航行しています。
舷側の高さからすると、間違いなく自動車運搬船ですね。

1/13 8:43

小型なフェリーです。伊勢湾フェリーと書かれています。
昔より小型化したのでしょうか。

1/13 8:44

神島灯台に着きました。

1/13 8:45

最後に階段を登ります。

1/13 8:47

明治初期のお洒落なデザインです。

1/13 8:47

恋人の聖地との銘板もありました。

1/13 8:48

灯台の下にはカルストがあります。

1/13 8:48

縦構図で。

1/13 8:53

山頂への分岐点です。その表記はありませんが。。

1/13 8:55

山頂のすぐ手前に鉄塔施設があります。

1/13 8:56

細い道を登り、山頂に着きました。

1/13 8:56

三角点も埋められています。

1/13 8:57

山頂の標識です。クマも一緒に。

1/13 8:57

三角点上にクマ。

1/13 8:57

山頂はまったく眺望がありません。狭い山頂です。

1/13 9:02

山頂への道はこんな感じです。

1/13 9:03

鉄塔に戻りました。

1/13 9:05

山頂への分岐点に戻りました。

1/13 9:06

東屋から何も見えない太平洋です。

1/13 9:07

整備された階段を下ります。

1/13 9:10

監的哨に着きました。

1/13 9:11

コンクリート造りの見張りです。

1/13 9:11

建物内はコンクリート以外ほぼ全て無くなっています。

1/13 9:12

押し入れのようなところに扉の跡が。

1/13 9:12

屋上への階段です。

1/13 9:12

屋上からの眺めです。
水道内の弾着は全て見えると思います。

1/13 9:13

弁天岬とその先の相差方面です。

1/13 9:13

弁天岬が素晴らしい景色でした。

1/13 9:21

また階段下りです。結構急坂でした。

1/13 9:23

神島小中学校が見えました。

1/13 9:24

学校の東側にカルストの岩場があります。昔は子供の遊び場だ多ようです。

1/13 9:24

ニワ浜です。

1/13 9:26

小さい島ですが、とても綺麗な風景があります。

1/13 9:29

古里の浜には八丈岩があります。

1/13 9:30

八丈岩からしばらく浜辺が続きます。

1/13 9:30

学校とそのグラウンドです。

1/13 9:34

古里浜から弁天岬を振り返ります。

1/13 9:35

海部を飛ぶトンビです。

1/13 9:35

岩部に下りてきました。

1/13 9:38

白長大明神です。

1/13 9:41

生活道である舗装路に出ました。

1/13 9:42

道路脇には鍵付きの原付きが。

1/13 9:45

またです。

1/13 9:48

神島港が見えてきました。

1/13 9:51

原付きどころか自動二輪車も鍵が。。

1/13 9:51

神島漁港に到着しました。

1/13 9:56

南側の防波堤に向かいます。

1/13 9:59

先端からの島内の眺めです。

1/13 10:08

町中を歩いて、北側の防波堤に向かいます。

1/13 10:09

港を通り過ぎます。なにやら田舎独特の光景が。。

1/13 10:11

港の北に銅像がありました。

1/13 10:16

北の長い防波堤から神島の港を。

1/13 10:23

先端に着きました。

1/13 10:23

さっき歩いた南側の防波堤です。

1/13 10:23

漁船が帰港してきました。

1/13 10:27

北の防波堤には、分岐して港内を斜めに走る部分もあります。

1/13 10:30

海鳥がいっぱい飛び上がります。

1/13 10:32

1/13 10:32

斜めの防波堤から振り返る北側の長い長い防波堤です。とても長い。。

1/13 10:37

水深10mはあるのに底まで透き通ってとても綺麗でした。
さすが沿岸ではなく潮流に晒される離島の漁港です。

1/13 10:45

北の端にはまだ歩道が続いていました。

1/13 10:46

町へ帰ります。

1/13 10:49

港の側には公衆トイレがあります。

1/13 10:50

定期船の待合所を通り過ぎます。

1/13 10:52

待合所前です。

1/13 10:53

山海荘さんに着きました。

1/13 11:08

激美味の蛸カツバーガーを頂きました。瓶ビールと共に。
初体験の味わいでとても美味でした。

1/13 11:22

船が入って来ました。一旦鳥羽港へ戻ります。

撮影機器：

PENTAX K-3 ペンタックス

感想

エスプリ

お伊勢参りと朝熊ヶ岳登山と、お酒を飲んで手こね寿司を食べたい願望から車はアルコールが抜けないため当初は電車での日帰りを考えていましたが、寒い車中での仮眠は1人の方が無理が少ないため、それならということで車中泊の上翌日はしま山100選に入っている神島の灯明山と菅島の大山に登ることを考えました。

神島は10年以上前に渥美半島の伊良子でふぐフルコースを食べた帰りに伊勢湾フェリーから眺めたことのある島で、島の形や山が印象的だったのでいつか行ってみたいと思っていましたが、ヤマレコの山行一覧でしま山100選のことを知ったことと、上記の事情により急遽の訪問・登山となりました。


島に入ると平坦な部分が少ないため斜面に並ぶ家並みの中と神社の階段をどんどん登っていきます。その後は山中の坂道と海岸沿いの歩道道、港へ戻る車道などを経て一周しますが、小さい島ながらも三島由紀夫の小説潮騒に出てくる名所がいろいろあり、のんびりと楽しめる感じでした。

山頂への分岐点から先は細めの土道ですが、その分岐点に山頂への表記が無いので、ちょっと戸惑います。

一周4キロほどの島なので、写真撮りながらゆったりめに歩いても1時間半ちょっとで一周できてしまいます。11時20分発の鳥羽へ戻る船の前、11時に山海荘さんで蛸カツバーガーを作っておいてもらうよう予約をしていたのですが、それにも時間が余るので、防波堤の突堤まで全部歩いてしまいました。（笑）

その後時間がちょうどよくなったので、山海荘さんで蛸カツバーガーを頂きましたが、これがまさに未体験の美味でした！
半生に熱を通された大粒の蛸の足がカツの中にたくさん入っていて、食感もあっさりめの味もとても素晴らしく、お願いできて本当に良かったです。
バーガー1個を1人のために作って下さって本当に感謝でした。それだけではあまりに申し訳ないので、おもむろに瓶ビールも注文してしまいました。（笑）

一旦鳥羽に戻った後、午後からは菅島に上陸します。