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Yamareco

記録ID: 170810
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山滑走
蔵王・面白山・船形山

蔵王(刈田岳・熊野岳)

2012年02月22日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:22
距離
12.9km
登り
566m
下り
834m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:31リフトトップ-10:45刈田岳-11:32熊野岳避難小屋-11:51熊野岳-12:09熊野岳直下斜面滑走-12:48刈田岳-13:10刈田岳滑走-13:47駐車場
天候 快晴!高気圧万歳
午前中は弱風、稜線は強風
午後は弱風〜微風
気温は高め。風のないところで歩いていると汗ばむくらい。
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・すみかわスノーパークの駐車場利用。 到着時(8時30分頃)の気温マイナス6℃、帰り(14時過ぎ)の気温0℃。
・東北道は東京方面からは特に規制なし。白石ICからスキー場までは、途中から圧雪・凍結路。滑り止め必携。
・スキー場のリフト3本利用。
コース状況/
危険箇所等
・前回(2月11日)の記録も参照のこと。

<リフトトップ-刈田岳>
・今回は天候も視界も良かったため、エコーラインの途中から刈田岳までダイレクトに上がる尾根を登った。雪の状態も良く、スキー+シールで十分グリップした。念の為、スキーアイゼンを使用していればより安心感があったかもしれない。斜度は比較的緩いので、ジグザグで登る箇所はなかった。
・下りは雪質の良さそうな所を選び、重めのパウダーもあったが、風が通り抜ける箇所は軒並みシュカブラが発達していて、自分の技術では快適に滑ることができなかった。
・登ってきた方向に下る(滑る)のであれば問題ないが、この日は刈田岳山頂直下に雪庇が発達していた(刈田嶺神社を背にして右手の方向)。不用意に近づいたり乗ったりしないよう要注意。
・雪上車の通る車道は、平坦なところが多く、下りでも漕がないとスキーが滑らず進まず難儀する。

<刈田岳-熊野岳>
・午前中は強風。防寒帽風装備必須。写真撮影の際グローブを外すと、飛ばされそうになった。
・この区間は風が通り抜けるためか、雪質は硬く、つぼ足で歩いてもほとんど潜らない。
・熊野岳直下の斜面は快適そうに見えたが、今日はシュカブラだらけでまともに滑れたのは数ターンのみ。もう少し後の時期であればザラメになって快適に滑ることはできると思う。
・どちら側から歩いても最初下って最後に登るため、シールを外してしまうと最後の登りがしんどい。自分は最後の登りを板を担いで歩いた。
・熊野岳避難小屋は風雪をしのぐには十分、中にはストーブも置いてあった(燃料の有無は未確認)。ただ、小屋自体がほぼ雪に埋まっているので、視界が悪い時は見付けるのに苦労するかもしれない。

<その他>
・好天に恵まれたため、スキー場からの雪上車を利用した樹氷見学のツアーもフル回転。雪上車が通る時は登山者は端に寄って避ける。
リフトトップから
2012年02月22日 09:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 9:30
リフトトップから
道路をショートカットして森を歩く。先行者のトレースを利用する。
2012年02月22日 09:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 9:49
道路をショートカットして森を歩く。先行者のトレースを利用する。
旗竿がそこかしこに
2012年02月22日 09:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 9:58
旗竿がそこかしこに
樹氷が出てきた
2012年02月22日 10:08撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 10:08
樹氷が出てきた
雪質はかなり硬い
2012年02月22日 10:15撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 10:15
雪質はかなり硬い
樹氷が大きくなってきた
2012年02月22日 10:17撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/22 10:17
樹氷が大きくなってきた
刈田岳へダイレクトに登る。眺めは最高だが風は強い。画面左の刈田岳の肩に雪庇が発達している。
2012年02月22日 10:27撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/22 10:27
刈田岳へダイレクトに登る。眺めは最高だが風は強い。画面左の刈田岳の肩に雪庇が発達している。
登り切ったところで出迎えてくれた
2012年02月22日 10:45撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 10:45
登り切ったところで出迎えてくれた
神社の鳥居も雪まみれ
2012年02月22日 10:46撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/22 10:46
神社の鳥居も雪まみれ
稜線はシュカブラだらけ
2012年02月22日 10:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/22 10:48
稜線はシュカブラだらけ
刈田岳から一度下る
2012年02月22日 10:52撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 10:52
刈田岳から一度下る
スキー+シールでは歩きにくい
2012年02月22日 11:02撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 11:02
スキー+シールでは歩きにくい
お待ちかねのお釜
2012年02月22日 11:25撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/22 11:25
お待ちかねのお釜
熊野岳避難小屋までの最後の登り
2012年02月22日 11:30撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/22 11:30
熊野岳避難小屋までの最後の登り
避難小屋内部。ストーブが置いてあった。
2012年02月22日 11:37撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 11:37
避難小屋内部。ストーブが置いてあった。
避難小屋から刈田岳方向。春のように空が霞んで見える。
2012年02月22日 11:41撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 11:41
避難小屋から刈田岳方向。春のように空が霞んで見える。
熊野岳へ
2012年02月22日 11:49撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 11:49
熊野岳へ
熊野神社のお社もこのとおり
2012年02月22日 11:53撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/22 11:53
熊野神社のお社もこのとおり
山頂標識
2012年02月22日 11:56撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 11:56
山頂標識
熊野岳直下の斜面。滑っても全然シュプールがつかないくらいに雪が硬い。
2012年02月22日 12:13撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 12:13
熊野岳直下の斜面。滑っても全然シュプールがつかないくらいに雪が硬い。
再度刈田岳へ。最後の登りが意外としんどい。
2012年02月22日 12:48撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/22 12:48
再度刈田岳へ。最後の登りが意外としんどい。
このあたりから滑走開始。画面右方向に行くと雪庇あり。
2012年02月22日 12:58撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 12:58
このあたりから滑走開始。画面右方向に行くと雪庇あり。
このあたりは重めのパウダー
2012年02月22日 13:20撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/22 13:20
このあたりは重めのパウダー
だいぶ下ってきたところ
2012年02月22日 13:24撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 13:24
だいぶ下ってきたところ
自己満足の世界
2012年02月22日 13:27撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
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2/22 13:27
自己満足の世界
ゲレンデに下りてきた。スキー客は少なめ。
2012年02月22日 13:43撮影 by  DMC-FT3, Panasonic
2/22 13:43
ゲレンデに下りてきた。スキー客は少なめ。

感想

・前回(2月11日)と比較して、積雪はあまり変わらないものの、雪質は明らかに春の雪に変わっているように感じた。
・天気が良かったため、圧雪路はあまり歩かなかったが、ラッセルを強いられるような場面はほとんどなかった。
・登山者の数は平日とは思えないほど多かった。スノーシュー利用の人が比較的多く見られた。大きなカメラと三脚を持った人も多い。
・樹氷見学のツアーは盛況だったが、スキー場は、それに比して人が少ない。
・白河IC以北の東北道は無料化措置が取られているためか、走っているクルマの台数が多く、帰りには渋滞になっていた箇所もあった。

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コメント

はじめまして
リベンジできて良かったですね。
こちらも澄川からにするか?山形からにするか?迷ったあげくに蔵王温泉から縦走しました。
4月からは、hidekazuさんと同県人になります。きっと同じような所に行くと思いますので、記録を参考にさせていただきます。
2012/2/24 0:04
こんばんは
この日は天候に恵まれ、久々に会心の山行でした。2月11日にホワイトアウトで敗退しましたが、わずか10日後に再度挑戦ができることになるとはその時は全く思いませんでした。

この時期の蔵王縦走は憧れますが、関東方面から日帰りで狙うのはほぼ不可能ですね。自宅のある埼玉県南部からの場合、距離で往復700km弱、時間にして約10時間のドライブでした。正直、山中での行動よりも移動の方が疲れます。
2012/2/25 18:35
プロフィール画像
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