アルパインデビュー? 比良・中谷αルンゼ


- GPS
- --:--
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 886m
- 下り
- 875m
コースタイム
13:00クロトノハゲ付近で一般道と合流、下山開始(キタダカ道)
15:10志賀駅着
天候 | 曇り時々雨(雪) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
Omaeさんの所属する会の山行に、図々しく参加させて頂きました。
本当に参加してもいいのかな。
足を引っ張るのは目に見えていますが・・・。
聞けばOmaeさんが入会して最初に連れて行ってもらった場所だというので、
それならばと、意を決して参加しました。
山岳会なんて、いかにも『猛者』って人が揃っていて
怖いところかと思っていましたが、
実際に行ってみると、新人さん練習会のような雰囲気でしたのでちょっと安心しました。
取付き付近に先行パーティーが準備中・・・・
なんと知り合いのS師匠でした。こんなところでびっくりです。
S師匠との遭遇にびっくりしてしばらく気がつきませんでしたが、
最初の滝、え!これ登るの??いきなり難しそうです。
先行者の登りを頭に入れたつもりが、
いざ取り付いてみると足場を探すのに必死で、
気がついたら滝の水を頭からかぶり、シャワークライミング状態。
ん?みんなこんなに濡れてなかったぞ!!と思うもルート分からず
水を浴びながら登りました。
終始こんな調子でした。
《初体験その1 岩場でのアイゼン歩行》
今後のアイゼントレの必要性を感じました。
うまく前爪に乗れたら登山靴の時よりも、小さいスタンスが十分な足場となることに感動。
《初体験その2 ハーネス履いて、ザック背負って歩く》
ザックの腰ベルトをどこにすれば・・・。
《初体験その3 ごっつい手袋》
冬用の防水性のある手袋で岩を探ったり掴んだりするのはなかなか大変。
ほかにもたくさんあったような気がしますが、、
なにせついて行くのに必死でした。
今回は見た目は温厚な『猛者』たちのサポートを受け、
恵まれた環境でいい経験をさせていただきました。
昨日は金剛山に行く予定が雨で中止、
今日も予報は具合が悪そうでどうなるかなと思っていましたが、
山仲間が比良αルンゼに行くとの事でpadmaさんを連れて便乗させてもらう事にする。
蓋を開けてみると、始終曇ってはいたものの心配していたような降雨、降雪はなく、
迂闊にもカッパズボンを忘れてしまった自分でも快適に歩けました。
さて比良αルンゼにやって来るのは三年ぶり、
我が山岳会に入って初めて連れて行ってもらったバリエーションルートです。
前回は登りでバテた苦い思い出がありますが今回はどうなる事やら。
前回来た時とは雪の付き方が違うのか、
岩と雪の具合が全然記憶と違い、
苦戦した覚えのあるところも出てこず、
トップを行く事になって少し焦りましたが
岩登りはあっさりクリアできてしまいました。
padmaさんにはどうかな?と思っていましたが
アイゼンの前爪を使ってたりして、順調に登ってきております。
他にも二名アイゼン岩登りデビューがいたんですがいずれも難なくクリア。
後はバテずに登り切るだけ。
といっても、トレースバッチリでホイホイ登るコトが出来ました。
トレースからちょっとズレると雪を踏み抜き切ったりして油断出来ませんでしたが。
登り切れば後は一般登山道と合流、
比良の雪は健在やなぁと雪景色を楽しみながら余裕で降りました。
αルンゼの雪の景観、見上げても見下ろしても吸い込まれそうな感じが気にいってます。
また来年違う地形のαルンゼに来れるかな。
コメント
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遥か彼方の世界にしか見えないのですが、
padmaさんのチャレンジにびっくりです
Omaeさんのサポートも当然あるのでしょうが、格好良過ぎですね
こういう世界があるんだってことを教わってしまった!
でもソロで初体験とは絶対いかないですね
アルパイン?だなんて、ちょっと前の自分では想像もつきませんでしたが、なにやらこういう運びになってます
私の行きたい山というのは、特にこういう技術を必要とするワケではないのですが、、
アイゼンでもピッケルでも、慣れておくに越したことはないかな〜という感じです。
ソロで初体験はもちろん×ですが、Omaeさんと二人でもアルファルンゼは行きませんよ〜。
エキスパートがいないと無理です!!
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