ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 171676
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

九十九里浜、大原海岸、岩船地蔵尊:千葉関東ふれあいの道

2012年02月26日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:38
距離
34.9km
登り
298m
下り
288m

コースタイム

東浪見駅8:07-9:00洞庭湖-東浪見駅9:55-東浪見海岸10:15-大東漁港-雀島10:30-大東崎-11:50大東崎灯台12:05-12:40江東橋12:55-(道迷い)-和泉浦13:45-大原海岸-15:05大原駅15:22-浪花駅15:27-岩船地蔵尊16:50-16:45浪花駅17:38(電車約1時間待ち)
天候 曇天、海は波高し
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス 行き:JR外房線 東浪見駅
帰り:JR外房線 浪花駅
コース状況/
危険箇所等
道の状況は、殆ど舗装道路で九十九里浜海岸は、砂と砂に埋もれたサイクリングロード脇のコンクリート道である。案内標が、しっかり整備されているので見落とさなければ迷うことがない。今回は、江東橋を渡って和泉浦の海岸に至る道で一瞬の注意を怠り宮前の街中へ迷い込んでしまった。庭掃除中の品の良い奥さんに道を聞いて、上手に教えて頂きコースへすぐに復帰できました。本当に有難うございました。
このコースは、一部国定公園に指定されており違いが感じられるVery niceなコースの一つである。

注意:ルート図の大原駅、浪花駅の間は、JR外房線電車を利用して移動した。
出発駅は、無人駅の外房線東浪見(トラミ)駅である。普通の駅と異なったデザインであり、鉄格子の門をくぐって入出する。
出発駅は、無人駅の外房線東浪見(トラミ)駅である。普通の駅と異なったデザインであり、鉄格子の門をくぐって入出する。
この駅は、千葉県ふれあいの道コース14,15の両コースの案内板が駅広場に設置されている。内陸と海へ出るコ
ースをつなぐのが14コースである。
この駅は、千葉県ふれあいの道コース14,15の両コースの案内板が駅広場に設置されている。内陸と海へ出るコ
ースをつなぐのが14コースである。
コース14は、上総一宮駅からバスに乗って出発点へ下りる。土休日は、バス運休のため洞庭湖までピストンハイ
クした。
コース14は、上総一宮駅からバスに乗って出発点へ下りる。土休日は、バス運休のため洞庭湖までピストンハイ
クした。
東浪見駅から近くの東浪見寺の鳥居の近くの紅梅は、満開に近く雰囲気を和らげるように咲いていた。やっと咲
いたという感じする。
東浪見駅から近くの東浪見寺の鳥居の近くの紅梅は、満開に近く雰囲気を和らげるように咲いていた。やっと咲
いたという感じする。
お寺の境内へ続く階段にも紅梅が、咲いていた。
お寺の境内へ続く階段にも紅梅が、咲いていた。
軍茶利山植物群落は、古くから神域として原生林が保護され南と北の植物群が同居する貴重なものであると説明
している。
軍茶利山植物群落は、古くから神域として原生林が保護され南と北の植物群が同居する貴重なものであると説明
している。
東浪見寺の建物は、特に立派でも珍しい感じもはないが落ち着いた感じがする。
東浪見寺の建物は、特に立派でも珍しい感じもはないが落ち着いた感じがする。
お寺の手前や脇の坂道にはの脇に灌漑用の池であろうか池が掘られている。
お寺の手前や脇の坂道にはの脇に灌漑用の池であろうか池が掘られている。
このような道を約1時間進む。ハイキングコースとしては快適であるが、林の中に大型ごみ、冷蔵庫などの廃棄物が散見された。
このような道を約1時間進む。ハイキングコースとしては快適であるが、林の中に大型ごみ、冷蔵庫などの廃棄物が散見された。
コースの左側は、一宮カントリー倶楽部ゴルフ場があり、時々「ファー」という叫び声が聞こえて来る。ゴルフ場の向こうに海がある。
コースの左側は、一宮カントリー倶楽部ゴルフ場があり、時々「ファー」という叫び声が聞こえて来る。ゴルフ場の向こうに海がある。
大きな木や雑木林に囲まれた道を進み坂を下ったとこりに洞庭湖が、右手に見えてくる。景色は、冬の寒々した池である。
大きな木や雑木林に囲まれた道を進み坂を下ったとこりに洞庭湖が、右手に見えてくる。景色は、冬の寒々した池である。
道路脇の洞庭湖解説板で、ふれあいの道のCPである。江戸時代に灌漑用に作られ桜や山菜、紅葉、茸狩りが楽しめるようである。
道路脇の洞庭湖解説板で、ふれあいの道のCPである。江戸時代に灌漑用に作られ桜や山菜、紅葉、茸狩りが楽しめるようである。
コース15に入り海岸へ出る途中道路にあった津波に対する注意標識である。常に津波を意識した生活が、要求さ
れてるようである。
コース15に入り海岸へ出る途中道路にあった津波に対する注意標識である。常に津波を意識した生活が、要求さ
れてるようである。
東浪見海岸へは、人工岬作成中で通行不能であった。浜からきた地元の方から、この先道路を左折し海岸へ出ら
れるとお聞きした。
東浪見海岸へは、人工岬作成中で通行不能であった。浜からきた地元の方から、この先道路を左折し海岸へ出ら
れるとお聞きした。
海岸へ出るために左折した地点である。両側に枯れススキなどがはえている細い道を歩くと林の先に海岸が見え
てくる。
海岸へ出るために左折した地点である。両側に枯れススキなどがはえている細い道を歩くと林の先に海岸が見え
てくる。
人工の岬工事をしている場所の境界地が、ありここから右はコンクリートの砂浜沿いの道が大東漁港まで続いて
いる。
人工の岬工事をしている場所の境界地が、ありここから右はコンクリートの砂浜沿いの道が大東漁港まで続いて
いる。
海岸は、この日波が高く白波が浜めがけて押し寄せていた。また、大東漁港の方は、大波が岸や防波堤で砕けもやのように霞んでいた。
1
海岸は、この日波が高く白波が浜めがけて押し寄せていた。また、大東漁港の方は、大波が岸や防波堤で砕けもやのように霞んでいた。
このBig Waveの到来を絶好の機会ととらえて多くの黒
スーツのサーファーが大波の砕ける中、波乗りを楽しんでいた。
このBig Waveの到来を絶好の機会ととらえて多くの黒
スーツのサーファーが大波の砕ける中、波乗りを楽しんでいた。
女性サーファーが、ストレッチで準備運動をしていた。断って後ろ姿を撮させてもらい礼を言って離れた。顔から、余裕と緊張が伺えた。
女性サーファーが、ストレッチで準備運動をしていた。断って後ろ姿を撮させてもらい礼を言って離れた。顔から、余裕と緊張が伺えた。
ここにも津波に対する注意を促す看板がある。高台へ逃げるルートも用意されていた。
ここにも津波に対する注意を促す看板がある。高台へ逃げるルートも用意されていた。
こじんまりした大東漁港の船だまりの様子である。今日は、波が高いのか休日だからか船は陸揚げされていた。
こじんまりした大東漁港の船だまりの様子である。今日は、波が高いのか休日だからか船は陸揚げされていた。
漁港近くの展望台から見た大東漁港と歩いてきた東浪見海岸の遠景である。白い帯状の波が、岸めがけて押し寄せている様子である。
漁港近くの展望台から見た大東漁港と歩いてきた東浪見海岸の遠景である。白い帯状の波が、岸めがけて押し寄せている様子である。
展望台を下りて大東崎方面へ歩いて行くと6人ほどのシニアーのグループでふれあいの道を歩いている人達にお会いし、親しみを感じた。
展望台を下りて大東崎方面へ歩いて行くと6人ほどのシニアーのグループでふれあいの道を歩いている人達にお会いし、親しみを感じた。
この付近の山の一部が、焼けている場所があった。野焼きではない様子で火事だったのであろう。
この付近の山の一部が、焼けている場所があった。野焼きではない様子で火事だったのであろう。
浜の近くに立つ岩の様子で波が削って作ったのであろう。見事な自然の造形である。
浜の近くに立つ岩の様子で波が削って作ったのであろう。見事な自然の造形である。
大東崎灯台への登り口にあった南房総国定公園の案内板である。本コースは、千葉ふれあいの道の中で秀逸なコ
ースのひとつである。
大東崎灯台への登り口にあった南房総国定公園の案内板である。本コースは、千葉ふれあいの道の中で秀逸なコ
ースのひとつである。
灯台へ登る道脇にあった桃色、黄色が、目立つ紅梅と夏ミカンの木である。ここは、もう少しで春という感じが
した。
 
2
灯台へ登る道脇にあった桃色、黄色が、目立つ紅梅と夏ミカンの木である。ここは、もう少しで春という感じが
した。
 
海岸が眺められる展望台から見た大東崎灯台付近である。太平洋から吹いてくる風は、冷く眼下に夷隅川、田園風景が見える。
海岸が眺められる展望台から見た大東崎灯台付近である。太平洋から吹いてくる風は、冷く眼下に夷隅川、田園風景が見える。
灯台から下って大東海浜植物群落地へ行く道に咲いていた黄色水仙のである。柔らかなで優しい感じがしてシャ
ッタを切ってみた。
灯台から下って大東海浜植物群落地へ行く道に咲いていた黄色水仙のである。柔らかなで優しい感じがしてシャ
ッタを切ってみた。
海岸へ出てみると荒波が岩に乗り上げて白いしぶきが、飛び散っていた。太平洋から打ち寄せた荒波である。
海岸へ出てみると荒波が岩に乗り上げて白いしぶきが、飛び散っていた。太平洋から打ち寄せた荒波である。
大正9年に国が指定した天然記念物の海浜植物の群落地の説明板ある。季節によっていろいろの植物が咲くようである。
大正9年に国が指定した天然記念物の海浜植物の群落地の説明板ある。季節によっていろいろの植物が咲くようである。
群落地の向こうに大東崎灯台が小さく見える。群落地は、50種以上の植物を観察できるようであるが今の時期はその姿が、少ない。
群落地の向こうに大東崎灯台が小さく見える。群落地は、50種以上の植物を観察できるようであるが今の時期はその姿が、少ない。
植物群落地を経てコース15の終点に近い夷隅川の河口の様子である。対岸では、スズキの子フッコ釣りを楽しんでいる人が数人いた。
植物群落地を経てコース15の終点に近い夷隅川の河口の様子である。対岸では、スズキの子フッコ釣りを楽しんでいる人が数人いた。
コース15,16の境界にある江東橋で、夷隅川岸を経由して和泉浦海岸へ進む。油断して道間違いをし宮前町をし
ばらく漂いさまよう。
コース15,16の境界にある江東橋で、夷隅川岸を経由して和泉浦海岸へ進む。油断して道間違いをし宮前町をし
ばらく漂いさまよう。
和泉浦付近の浜とコース道反対側にある湿地帯である。様々な野鳥が、餌をついばんだり羽を休めている姿が見
える野鳥観察地である。
1
和泉浦付近の浜とコース道反対側にある湿地帯である。様々な野鳥が、餌をついばんだり羽を休めている姿が見
える野鳥観察地である。
海岸沿いのサイクリング道のコンクリート境界を大原駅近くまで歩く。海岸に大波が、ドドーンと音を立てて打
ち寄せる中を歩く。
海岸沿いのサイクリング道のコンクリート境界を大原駅近くまで歩く。海岸に大波が、ドドーンと音を立てて打
ち寄せる中を歩く。
浜にウミガメが産卵にくるらしくその保護を訴える看板である。
浜にウミガメが産卵にくるらしくその保護を訴える看板である。
道の表面で見つけた風と砂が、作成した風紋である。このようなちょっとした事もハイカーを楽しませてくれた。
道の表面で見つけた風と砂が、作成した風紋である。このようなちょっとした事もハイカーを楽しませてくれた。
山本有三「真実一路」の碑である。偽りのない真心をもって一筋に進むこと意味しており好きな言葉の一つである。
山本有三「真実一路」の碑である。偽りのない真心をもって一筋に進むこと意味しており好きな言葉の一つである。
浪花駅から30分くらいの所にある岩船地蔵尊の遠景であり、小さな漁港の先に突き出した岩場の上に立つ。堂の中の像は運慶作らしい。
1
浪花駅から30分くらいの所にある岩船地蔵尊の遠景であり、小さな漁港の先に突き出した岩場の上に立つ。堂の中の像は運慶作らしい。
地蔵の解説板である。
地蔵の解説板である。
地蔵堂の傍らに立つお地蔵さんもかわいくて和ませてくれる。こじんまりした、地蔵堂であるが滋味が感じられ
る。
地蔵堂の傍らに立つお地蔵さんもかわいくて和ませてくれる。こじんまりした、地蔵堂であるが滋味が感じられ
る。
地蔵尊からこの先、コースは、太平洋の荒波に浸食された釣師海岸一帯の海蝕崖の景観を経て御宿海岸へ至る。
2
地蔵尊からこの先、コースは、太平洋の荒波に浸食された釣師海岸一帯の海蝕崖の景観を経て御宿海岸へ至る。
波花駅から岩船地蔵へ行く道の脇にある、光明寺の遠景である。青い屋根の鐘突き堂、お寺の門など構成の美し
さが感じられた。
波花駅から岩船地蔵へ行く道の脇にある、光明寺の遠景である。青い屋根の鐘突き堂、お寺の門など構成の美し
さが感じられた。
JR浪花駅は、無人駅であり1時間に上下線とも1本の列車が止まる。帰りは、17時38分まで約1時間待ち上総一宮駅で快速に乗り換え帰宅。
JR浪花駅は、無人駅であり1時間に上下線とも1本の列車が止まる。帰りは、17時38分まで約1時間待ち上総一宮駅で快速に乗り換え帰宅。
撮影機器:

感想

関東ふれあいの道 千葉県コースの内陸から九十九里浜の経て御宿海岸近くまでを歩いたハイキングの記録である。この日は、あいにくの曇りで海は白波を立てたbig waveが海岸に打ちつけており、大東漁港の堤防では砕けた波であたりが霧のように霞んで見えた。こんな中で多くのサーファーが、押しかけて大波を楽しんでいた。荒波乗りの前にストレッチ体操で準備している女性サーファーに出逢った。慣れた余裕の中にも大波に緊張した感じが、私にも伝わってきていた。

 また、九十九里浜の長い海岸を歩いている時は、岩や防波堤、テトラポットなどに打ち寄せる大波の音をドーン ドドーン、ドドーンと聞きながら歩いてきた。荒れた曇りの海岸は、晴れた日に味わえない豪快で荒々しい景色を見せてくれた。今まで内陸のふれあいの道で味わえなかった魅力を十二分に感じて帰ってきた。
 海岸コンクリートの道の表面には、風と砂が共同して作るのか面白い砂の風紋があり楽しませてくれた。

九十九里浜海岸や海岸から入った場所には、所どころに津波注意の立て看板が立てられていたり、夷隅川の堤防でスズキの子供のフッコを釣っている人が震災で河口が埋め立てられて浅くなり、それ以来釣果がさっぱりなどと話していた。
 私は、このコースは千葉県ふれあいの道のコースの中で上位に位置づけられるコースという感想を持った。

今年の冬は、寒い日が多く梅の開花が遅れていたが、ここへきてやっと紅梅などが咲き始めている風景に出逢うことができた。大原駅で出会った福岡から飛行機で水戸の梅を見にきた人は、まだ水戸の偕楽園の梅が咲いていなかったので千葉の方へ予定を変更してきたと話していた。

ヤマレコに掲載する写真には各種スナップ写真が、混じることがあり肖像権への配慮が必要になる。CP+カメラ写真展示会のセミナーで紹介された日本写真協会編:スナップ写真のルールとマナー 朝日出版 720円+税は、肖像権に関する問題を66のQ&Aで判り易く解説してくれている。一読をお勧めしたい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2631人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 房総・三浦 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら